9話では、ギョンジャがヴィンチェンツォを捨てる直前にがんを宣告されていたことが判明しました。
バベルのジュヌは南東部地検の検事部長を殺害し、地検長を脅迫することで検察を味方につけることに成功。
一方、クムガ・プラザの入居者たちは協力し合って金塊を探すことに。
バベルの影のボスを突き止めようと作戦を企てたヴィンチェンツォたち。
しかし最後は、キル院長が殺害され、バベル化学の被害者遺族も集団自殺を図り...という衝撃のシーンで終わりました。
続きの10話では、どんな展開が描かれるのか?
被害者遺族は本当に自殺したのでしょうか?
ヴィンチェンツォたちはバベルの影のボスの正体に辿り着けるのでしょうか!
目次
『ヴィンチェンツォ』第10話あらすじ(ネタバレなし)
さらに多くの無実の人がバベルの犠牲になる。その罪を命で償わせる決意をしたヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)は、自分をおとりにして会長をおびき寄せようとする。
引用元:Netflix
『ヴィンチェンツォ』第10話あらすじ※ネタバレあり
ヴィンチェンツォとチャヨンの決意
車内で集団自殺を図り死亡したバベル化学の被害者遺族。
現場に到着したヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)とチャヨン(チョン・ヨビン)はその光景に絶句します。
実は、バベルとウサンの仕業でした。
以前発生したバベル製薬の貯蔵庫爆破にバベル化学の被害者遺族が加担したことを知ったジュヌ(オク・テギョン)は、キル院長を含め、彼らを始末することにしたのでした。
彼らの自殺を疑うチャヨンは、令状を申請して解剖と捜査をするよう警察に訴えますが、担当刑事たちは全く聞く耳を持たず。
悔しさで涙を流すチャヨンに、ヴィンチェンツォは「裁きは俺が下す。必ずツケをを払わせる」と宣言します。
バベルの本当のボスを突き止める意欲をさらに高めたチャヨンたち。
ヴィンチェンツォは「見つけた瞬間、その場で殺す」と宣言し、チャヨンも「止めるつもりはない」と同調するのでした。
事件の真相
バベル化学の被害者遺族4人が死亡した事件。
実は、担当刑事たちがウサンから賄賂をもらい、鑑識の記録を細工していたことが明らかに。
ヴィンチェンツォとチャヨンは刑事たちを拉致して脅迫し、事件の記録を手にすることに成功します。
防犯カメラの映像を確認すると、謎の黒い車が遺族4人が乗る車を尾行し、彼らを失神させた後、車に練炭を置いたことが判明するのでした。
暗躍するチョ社長
一方、早く金塊を掘り出したいチョ社長(チェ・ヨンジュン)。
バベルとの闘いに時間を取られるヴィンチェンツォからは「もう少し辛抱を」と言われ、不満が爆発します。
業を煮やしたチョ社長は、寺を移転させて金塊を取り出すため、寺の不正を告発する偽の記事を書くのでした。
ヴィンチェンツォたちの挑発
バベルの真のボスを誘き出すため、敵を公に揶揄する作戦を実行するヴィンチェンツォたち。
協力を願い出たクムガ・プラザの入居者たちの力を借り、皆で協力して”暴露TV”と題した映像を制作し、放送します。
映像はバベル・グループとウサン法律事務所を批判する内容でした。
一方、映像を見たジュヌは、本当の会長を誘き出すための釣りであることを察知し、「誰も裏切らなければ、絶対に俺の存在がバレることはない」と自信満々な様子。
次にヴィンチェンツォたちは、スンヒョク(チョ・ハンチョル)やミョンヒ(キム・ヨジン)、ハンソ(クァク・ドンヨン)の脅迫に移ります。
スンヒョクの部屋の机にはナイフが突き立てられ、ミョンヒはコンランドリーでゾンビに襲われ、ハンソは爆弾のような装置を搭載したラジコンカーに脅されることに。
そして現場には共通して”C”の血文字が。
それは、殺す直前に警告として残す”カサノ”の頭文字でした。
イタリアに派遣していた手下からヴィンチェンツォがどのマフィアからも認められ恐れられる”コンシリエーレ”であることを知ったジュヌ。
「あいつを見誤ってた。世界王者だ」と称え、「殺される前に殺す」と宣言するのでした。
意外な救世主
ジュヌの指示により、クムガ・プラザを解体しにプロのチンピラが現れます。
入居者たちは暴力を振るわれ、ピンチに。
するとそこへ、入居者の一人でクリーニング店の社長(チェ・ドムクン)がハサミで敵を次々となぎ倒していきました。
「のどを割かれる前に去れ」と脅し、チンピラたちはやむなく退散。
他の入居者たちは驚きの表情で社長を見つめるのでした。
正体を突き止める
事務長(ユン・ビョンヒ)に配信させ、被害者遺族が襲われたトンネルへ向かっていることをバベル側に知らせたヴィンチェンツォ。
殺し屋たちをトンネルへと誘導し、単身トンネルへ向かいます。
そして殺し屋たちと激しい銃撃戦に。
勝利したヴィンチェンツォは、殺し屋の一人に、バベルの本当のボスの正体を吐かせようとします。
その時、チャヨンらを乗せたジュヌの車も到着。
チャヨンは急いでヴィンチェンツォに走り寄りました、
抱きつき、「心配させないで。パートナーなら危険も共有するべきでしょ」と告げます。
ヴィンチェンツォは「バベルの真のボスが分かった」と報告し、ジュヌの方を見つめるのでした...。
『ヴィンチェンツォ』第10話感想
やはり被害者遺族は自殺ではなく、バベルとウサンによって命を奪われたことが明らかに!
裁判に勝利し、みんなで楽しく旅行に出かけたのに、悲惨すぎる最期...。
だからこそ、ヴィンチェンツォらがお面を被ってバベルとウサンをあざ笑う映像は痛快でした!
また、スンヒョクやミョンヒらを恐怖で怯えさせ、さらにはヴィンチェンツォがマフィアのコンシリエーレであることを彼らに暴露!
一方、ヴィンチェンツォの正体を知ったジュヌは「殺される前に殺す」と対抗心を露わに。
”悪党が悪党を倒す”闘いの行方がますます楽しみになってきました!
邪魔者を殺害していくジュヌのやり方に恐怖するスンヒョクは、ハンソに「バベルの会長はあなた一人で十分かと」とジュヌを裏切る伏線のような発言!
ハンソも兄ジュヌへの不満が溜まっている様子なので、スンヒョクと結託する展開になるのでしょうか?
仰天だったのは、クリーニング店の社長の秘められた戦闘力!
ヴィンチェンツォらにとって頼もしい存在になりそう!
もしや、クムガ・プラザの他の入居者たちも驚くべき特技を隠しているのかもしれませんね!
ヴィンチェンツォの家にとどまり続けるチャヨンが面白かったです!
殺し屋と戦い終えたヴィンチェンツォに抱きついたチャヨンですが、心底心配でたまらなそうな様子からは、仕事のパートナー以上の感情を感じました!
最後は、ヴィンチェンツォがバベルの真のボスの正体を知ることに。
ヴィンチェンツォはついにその正体がジュヌだと分かったのでしょうか?
これで物語の前半が終了!後半戦も楽しみです!
\ヴィンチェンツォ第11話はコチラ/
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