17話では、母を殺されたヴィンチェンツォはハンソクらを容赦なく潰す決意を新たにしました。
共に闘う覚悟を決めたプラザの入居者たちの協力を得て、バベル・タワーの建設計画を潰すことに成功。
一方、バベルサイドでは、次期大統領候補パク・スンジュンの登場により、権力構造に変化が。
スンヒョクが南東部地検長に就任し、ハンソがバベルの会長の座に返り咲くことに。
最後は、インターポールに取り囲まれたヴィンチェンツォにハンソが発砲し...というシーンで終わりました。
続きの18話では、どんな展開が描かれるのか?
血だらけで倒れたヴィンチェンツォの命は!?
また、タワーの建設を白紙にされたハンソクはどんな反撃に出るのでしょうか!
目次
『ヴィンチェンツォ』第18話あらすじ(ネタバレなし)
命の危険を感じたハンソク(オク・テギョン)は身の安全を確保するため刑務所に入る。イタリアからやってきた男から、すぐに帰国してほしいと頼まれるヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)。
引用元:Netflix
『ヴィンチェンツォ』第18話あらすじ※ネタバレあり
巧みな演技
腕を負傷し、病室で事の顛末をハンソク(オク・テギョン)らに語るハンソ(クァク・ドンヨン)。
しかし、内容は全て嘘でした。
時は少し遡り、インターポールに取り囲まれたヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)。
ハンソに撃たれ、胸から流血して倒れます。
ところが、近づいてきた一人の捜査官の銃を瞬時に奪い、立ち上がりました。
実は全て、ヴィンチェンツォとハンソの演技だったのです。
パオロが議員らに賄賂を贈った証拠などを渡し、ヴィンチェンツォは国際警察から上手く逃れることに成功。
その後、ハンソは身内に怪しまれないようヴィンチェンツォに左腕を撃つようお願いするのでした。
消されていく駒
ハンソクの駒を始末する作戦を実行するヴィンチェンツォたち。
ヴィンチェンツォはハンソクになりすまし、政財界のトップたちをカフェに集めます。
そして、対外安保情報院のテ局長が潜入して入手した、ハンソクから賄賂を受け取る現場音声を流します。
自らの悪事が世間に知れ渡ることを恐れた権力者たちは、続々とハンソクの元を離れていきました。
また、ヴィンチェンツォとチャヨン(チョン・ヨビン)は、バベル・タワーの訴訟のため裁判所へと向かうのでした。
我慢の限界
バベルから離れた政財界のトップたちの手下に命を狙われるハンソク。
スンヒョク(チョ・ハンチョル)の提案で、保護を目的に拘置所へ入ることに。
過剰に嫌がるハンソクに、ミョンヒ(キム・ヨジン)は「認めましょう。ヴィンチェンツォは手に負えません」と説得します。
翌日。
脱税の容疑で逮捕されるハンソク。
「1分だけ弟と話を」と言い、ハンソと2人に。
ハンソクは「留守の間にバベル・バイオを立ち上げろ」と指示しますが、ハンソは「保留にしました」と返答。
ハンソクに「おい、死にたいのか?」と脅されたハンソは「もう限界だ。死んでたまるか。兄さんのためだぞ」と対抗するのでした。
ビン兄貴
会食をするヴィンチェンツォとハンソ。
ヴィンチェンツォが「なぜ会長の座を断って俺を手伝うんだ?」と問うと、ハンソは「あなたは、兄貴みたい。不思議なんだ。怒られても嬉しいし、酒を酌み交わすのも気楽だ。そんな感じです」と嬉しそうに答えます。
ハンソに「2人の時は”兄貴”と呼んでも?」と許可を求められたヴィンチェンツォは「マナーを守るなら別にいい」と渋々承諾。
ハンソは照れくさそうに「ビン兄貴」と呼ぶのでした。
満腹のネコ
拘置所にいるハンソクの面会に訪れたヴィンチェンツォ。
「塀の中で安心してるだろ?全てお前らの計画通りだと思うか?」と尋ねます。
実は、ヴィンチェンツォがスンヒョクに、ハンソクを拘置所に入れるよう命令していたのです。
ハンソクは苛立ちながら「さっさと殺せ。俺を生かす理由は?」と質問。
するとヴィンチェンツォは「マフィアの世界で俺は何て呼ばれてると?”満腹のネコ”。満腹のネコは、捕まえたネズミをもてあそぶんだ」と挑発します。
「すぐに出られる」と自信を見せるハンソクに、ヴィンチェンツォはペーパー・カンパニーの会計記録のコピーを見せ、「これがあれば1ヵ月は出られない」と告げました。
そして、最後に「せいぜい楽しめ。バベル・タワーが崩れるのを」と言い残し、その場をあとに。
ハンソクは激昂するのでした。
しばしの別れ
カサノ家の仲間ルカがヴィンチェンツォに会いに事務所を訪れます。
いま、カサノ家が全滅の窮地に陥っているという。
助けを求められたヴィンチェンツォは、少しの間韓国を離れることに。
空港までヴィンチェンツォを見送ったチャヨン。
イタリア語で「仲間とは、2つの体の中に1つの魂が宿るもの」と告げ、「私も傷つくの。だから無事でいて」と声をかけます。
2人は握手をして別れるのでした。
ヴィンチェンツォ現る
ピアノを弾いているところを突然見知らぬ男たちに捕らえられたソ・ミリ(キム・ユネ)。
金塊とギロチン・ファイルを取り出したいキム室長がチョ社長(チェ・ヨンジュン)に、当時稼働していたハッカーたちの調査を強要させたところ、密室を開けられる有力な人物としてソ・ミリが浮上したのです。
ミリは寺に連行され、そこには怪我をしたチョ社長や僧侶たちの姿が。
キム室長はミリを脅して、密室を開けさせます。
しかし、地下には何一つ置かれていませんでした。
キム室長は怒りを露わに。
すると、ミリは隙をついて逃走。
騒ぎ声を聞きつけたチャヨンは、ミリを庇うと「私は彼女の弁護人です!」と強気な態度を見せます。
悪党たちがチャヨンに襲いかかった瞬間、現れたのはまさかのヴィンチェンツォ。
イタリアへ戻ったはずでしたが、問題は他の方法で解決したという。
ヴィンチェンツォは「5分で片づけてやる」と相手を挑発し、戦闘態勢に入るのでした。
『ヴィンチェンツォ』第18話感想
ヴィンチェンツォを裏切ったかに見えたハンソでしたが、まさか演技だったとは!
会長の座は関係なく、ただ純粋にヴィンチェンツォに惚れこんでいる姿が素敵でした!
登場当初と比べると、態度や表情からハンソの成長が感じられます!
特に、ヴィンチェンツォのことを”兄貴”と呼ぶシーンは心温まりました。
一方で、初めてハンソクに反抗的な態度を!
ハンソクに命を狙われはしないかと心配になってきました...。
ヴィンチェンツォたちはハンソクの駒を次々と消し、ハンソクを拘置所へ巧みに誘導することにも成功!
怒涛の攻めが痛快でした!
一方で、圧倒的劣勢に立たされたハンソクですがこのまま黙っているようには思えません!
”満腹のネコ”ヴィンチェンツォと”サイコパス”ハンソクの闘いは一瞬たりとも気が抜けない!
印象的だったのは、イタリアへ旅立つヴィンチェンツォを、入居者たちが漬物やお守りを渡して見送るシーン。
物語序盤は互いに距離のあった両者ですが、いまとなっては、”家族”のような温かみが画面越しから伝わってきます!
また、チャヨンの「仲間とは、2つの体の中に1つの魂が宿るもの」という台詞にもグッときました!
ヴィンチェンツォとチャヨンの固い信頼関係を象徴していますよね!
そして気になったのは、消えた金塊の行方。
一体いつ誰が持ち去ったのでしょうか?
最後はチャヨンらの危機にヴィンチェンツォが駆けつけました!
イタリアでの問題をどうやって解決したのでしょうか?
\ヴィンチェンツォ第19話はコチラ/
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【ヴィンチェンツォ】第19話あらすじ・感想(ネタバレあり)
18話では、ヴィンチェンツォがハンソとの巧みな演技で国際警察から上手く逃れました。 また、ヴィンチェンツォたちはハンソクの駒を次々と片付けていき、ハンソクを拘置所へ入れることにも成功。 イタリアでカサ ...
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\ヴィンチェンツォ第17話はコチラ/
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【ヴィンチェンツォ】第17話あらすじ・感想(ネタバレあり)
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