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【ペーパー・ハウス シーズン5】10話(最終話)あらすじ・感想(ネタバレあり)

【ペーパー・ハウス シーズン5】10話あらすじ・感想(ネタバレあり)

9では、教授らが盗まれた金塊を奪い返そうと追跡を開始しました。

しかし発見できず、盗んだのはベルリンの元妻タティアナと息子ラファエルであることが明らかに。

一方、サガスタと密かに作戦を進めていた警察は、特殊部隊を突入させ、ついに強盗団を降伏させることに成功。

教授は自首を決意すると共に、一縷の望みをかけ、シエラに金塊を見つけ出すよう頼みました。

最後は、教授がスペイン銀行に姿を現し...というシーンで終わりました。

 

ついにシリーズ最終話!

シエラたちは金塊を取り戻すことができるのか?

教授にはまだ隠された作戦があるのか!?

史上空前の強盗事件の果てに待つ結末とは!!

マックス
今回は10話(最終話)のあらすじと感想です。ネタバレありなのでご注意ください!

『ペーパー・ハウス シーズン5』10話(最終話)あらすじ(ネタバレなし)

家族の伝統
たくさんの命が危険にさらされ、スペイン経済が崩壊の危機に直面するなか、教授は玉淀の最終決戦に挑む。

引用元:Netflix

\ペーパー・ハウス人物相関図/

【ペーパー・ハウス】キャスト・登場人物・相関図(日本語) の紹介~シーズン3・4・5スペイン銀行編~
【ペーパー・ハウス】キャスト・登場人物・相関図(日本語) の紹介~シーズン3・4・5スペイン銀行編~

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『ペーパー・ハウス シーズン5』10話(最終話)あらすじ※ネタバレあり

ゲームの始まり

ついにスペイン銀行の中に入った教授。

手錠をかけられるも、「金は戻らない。これはゲームの終わりではなく、始まりに過ぎない」とタマヨに堂々と宣言します。

その後、テントに戻ったタマヨ。

すると突如、強盗団による金の出し方の解説動画が流れます。

狙いは、スペインの国庫が盗まれたことを世間に知らせ、スペイン経済を破綻に追い込むこと。

この崩壊を止められるのは、強盗団が金を返すことだけでした。

しかし、タマヨは銀行に戻ると、教授に向かって、自身には財政危機を防ぐ力があると主張。

そして、一人ずつ尋問を開始すると告げます。

まずは、教授への不信感から怒りをあらわにするデンバーから尋問が始まります。

家族と一緒に新生活が送れると提案され、心が揺らぐデンバーでしたが、口を閉ざすことを選択。

その後、テントへと連行されるのでした...

家族の伝統

5年前。

造幣局のそばで座るセルギオ(教授)、アンドレ(ベルリン)、ラファエルの3人。

アンドレ曰く、強盗は家族の伝統だという。

ラファエルに「おじいさんの死をどこで知った?」と聞かれたセルギオは、兄アンドレも知らなかった真実を話し始めます。

父親が亡くなった日、病院の外に父親の姿が見え、自転車で後を追いかけたセルギオ。

銀行から出てきた父親と目が合い、ひざまずけという警察の命令を聞かなかった父親は、セルギオの目の前で射殺されました。

目に涙を浮かべながら語ったセルギオ。

初耳だったアンドレも瞳を潤ませるのでした。

プロポーズ

他からの支援もなく、崩壊の危機に直面するスペイン経済。

タマヨは憤り、別室で吊り上げられた教授とリスボンのもとへ向かうと、教授の顔面を殴打します。

金の在りかを吐き出させようとしますが、教授は「方法は1つしかない。共に勝つか、共に負けるかだ」と迫りました。

そして「金は外にある。移動中だ」と告白。

しかしタマヨは信じようとせず...

その後、教授とリスボンは2人きりに。

教授が王立造幣局を脱出した後、すぐに今回の強盗計画を開始したことに気付いていたリスボン。

教授は強盗をやめたくないのだと告げ、微笑みながら「父親のためでも、兄のためでもない。自分のためだわ。そろそろ本当の姿を現すべきよ」と助言します。

すると教授はとっさに「結婚してくれ」とプロポーズ!

リスボンは驚きつつも満面の笑みを浮かべ「イエス。結婚する」と答え、2人は熱くキスを交わすのでした。

親指トム作戦

一方、捜索する方向が間違っていたことに気付き、ついに本当の貯留槽に到着したアンヘル。

しかし、すでに金塊はなく、証拠も燃やされていました。

その後、トラックの痕跡を追い、漁船に荷を積む男たちを突き止めたアンヘルですが、積み荷が海に捨てられたことが判明。

タマヨは海底の大捜索を指示します。

しかし、これらは全て、警察をかく乱させるためのマルセイユらによる親指トム作戦だったのでした...

金の在りか

教授から金の捜索を託されたものの、手がかりがなく、途方に暮れるシエラやベンジャミンたち。

必死に考えを巡らし、強盗開始後の5日間で購入された土地を捜すことに。

その後、銃を持って不動産登記所に現れます。

スタッフの一人を銃で脅して調べさせ、タティアナたちが金塊を埋めた敷地にたどり着きました。

調べると、家や庭は作り物だと判明。

するとそこへ、タティアナとラファエルが大勢の仲間を引き連れ戻ってきます。

銃を向け合い、一触即発となる両陣営。

するとシエラは、教授の甥であるラファエルに声をかけ、教授から預かったメモを渡すのでした。

隠されていた作戦

解説動画の続きがアップされ、ポンプで金を外に出す方法が大々的に宣伝されます。

いよいよ崩壊へと向かうスペイン経済。

危機感を覚えたタマヨは銀行に戻り、教授から計画を聞くことに。

教授は、警察の捜索により金を発見したと公表するよう提案します。

しかし、賛成できないタマヨは、無線でスアレスに命令し、パレルモら強盗団に銃を向けさせます。

そして「私をだまそうとしたら全員を処刑する」と教授に警告。

教授から手順を説明された後、記者会見を開くタマヨ。

指示どおり、「スペイン銀行の金塊を載せたトラックを押収しました」と発表します。

すると、本当に金塊がスペイン銀行に戻り、タマヨは困惑。

リスボンも状況がつかめず、動揺します。

実は、警察が押収したのは金ではなく、真鍮。

教授が唯一パレルモにだけ教えていた、金と真鍮をすり替える作戦だったのです...

カウントダウン

銀行に戻ったのは本物の金ではないことを知ったタマヨ。

すぐに銀行に戻ると、「警告したはずだ」と告げ、再び強盗団の処刑準備に入ります。

教授が「真鍮だけが債務危機を止められる!」と必死に説得すると、タマヨはショックを受けたように「国庫の金を盗むのか?」と質問。

すると教授は「私は強盗だ。強盗の息子。強盗の弟。いつか強盗の父になる」と宣言します。

タマヨは怒り、強盗団処刑までのカウントダウンを開始!

狙いを定められた強盗団は恐怖に怯えます。

そして、教授が「撃てば国庫の事実を暴露する!そうなると財政破綻は避けられない。真鍮が最善策だ!」と叫ぶと、銀行内に銃声がとどろくのでした...

強盗事件の終結

再び記者会見を開くタマヨ。

「強盗事件は終結しました。人質は無事解放され、強盗団は銃弾に倒れました」と発表します。

遺体袋に入れられ、一人ひとり外に運び出される強盗団。

デモ隊には悲しみが広がり、テントにいたデンバーは絶叫します。

しかし、実は強盗団は生きていました!

車内で袋から出て、歓喜する強盗団。

最大の国家機密を暴露されたくなければ、強盗団を永遠に追跡しないこと

教授は本物の金を人質にとったのでした。

一方、金が掘り起こされた敷地で佇むタティアナとラファエル。

ラファエルはメモを手に、「彼もこれを望んでる。家族の絆だから」と微笑むのでした。

手にしたもの

24時間後。

ある倉庫に集められた強盗団。

教授は一同に、感極まった様子で、「理想通りとはいかなかった。全員はいない。しかし、我々はやり遂げた」と告げ、皆で円陣を組みました。

その後、シエラが到着。

シエラは教授とハグし、リスボンとも固く握手を交わしました。

そして、教授から新しい身分証をもらいます。

奪い返した金はポルトガルにあり、ベンジャミンらによってトラックで運ばれていました。

強盗団には今後、軍の精鋭部隊が極秘任務として護衛につくことに。

彼らは誰にも知られずに新生活と自由、そして大量の金を手にしたのでした。

『ペーパー・ハウス シーズン5』10話(最終話)感想

感動のフィナーレ!

最後、強盗団が円陣を組むシーンに涙が溢れました!

赤いつなぎから着替えた皆の姿を見て、全てが終わったのだと寂しい気持ちに...

 

最終話では、スペイン経済を破綻に追い込むという壮大な展開に引き込まれました!

まさか盗んだ金を返さず、真鍮とすり替えるとは!

強盗に始まり、強盗に終わる、ペーパーハウスらしいラストでした!

新たな人生と金を手に入れた強盗団のその後が気になる!

 

教授が父親が殺された日の出来事を語り、思いをはせるシーンにも号泣!

また、本当の自分を受け入れた教授が、タマヨに向かって「私は強盗だ。強盗の息子」と堂々と宣言するシーンはかっこよかったです!

 

教授のプロポーズシーンも素敵でしたね!

計画は完璧でも、告白のタイミングは下手なところがギャップ!

 

続いて、全5シーズンを振り返っての感想を書いていきます!

 

何より毎回ワクワクさせられたのが、教授の知略に富んだ作戦の数々!

警察を翻弄する頭脳戦が痛快でした!

 

しかしどれほど完璧な計画でも、実際は上手く事が運ばない!

仲間割れが起きたり、警察に対抗されたり、人質の逆襲にあったり...

二転三転する予測不可能なストーリー展開にハラハラドキドキしました!

大切な仲間が死亡する展開はとてもショッキング...

 

また、問題行動を起こしがちなトーキョーや、冷徹だが愛に生きるベルリンなど、強盗団のメンバーが個性豊かである点も面白い!

彼らが衝突を繰り返しながら協力して計画を進めていく様には人間味があり、感情移入できました!

都市名で呼び合う設定も斬新でした!

 

さらに、教授とベルリンの兄弟愛、モスクワとデンバーの親子愛など、人間ドラマも見応え十分!

トーキョーとリオ、教授とリスボン、デンバーとストックホルムなど、強盗団の恋模様にも最後まで目が離せなかった!

 

また、シーズン1で警官だったリスボンがシーズン3から強盗団の仲間に加わったり、シーズン3から警官として登場したシエラが最後は教授に手を貸すなど、熱い展開にも胸が躍りました!

 

本作はアクションシーンにも注目!

人質との銃撃戦や軍隊との全面戦争など、ハリウッド映画さながらの迫力に圧倒されます!

 

強盗団がただの強盗で終始するのではなく、権力に対する抵抗組織の象徴となっていった点もテーマ性があり、考えさせられました!

 

韓国でもリメイクが予定されているスペイン発ドラマ『ペーパー・ハウス』。

マックス
気になった人はぜひ視聴してみてください!

\シーズン5第9話はコチラ

【ペーパー・ハウス シーズン5】9話あらすじ・感想ネタバレあり
【ペーパー・ハウス シーズン5】9話あらすじ・感想ネタバレあり

8話では、ベルリンがタティアナに別れを切り出され、彼女の新たな恋の相手が息子ラファエルだったことが描かれました。 金を最後まで流し終えた強盗団は乾杯するなど、束の間の休憩に。 一方、金が流されたことに ...

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