造幣局に立てこもった強盗団を描き、世界中で大ヒットを記録したスペイン発ドラマ『ペーパー・ハウス』。
前代未聞の強盗計画の行方や複雑に絡み合う人間関係、大迫力のアクションシーンなど、本作にドハマリした人は多いのではないでしょうか?
また、本作は撮影場所もスケールが大きい!
パート2まではスペインのマドリードが主な撮影場所でしたが、Netflixにより製作・配信されたパート3以降は規模が拡大し、パナマやタイ、イタリア、デンマーク、ポルトガルなど世界中でロケが行われました!
各シーンがどこで撮影されたのか気になりますよね?
という事で「【ペーパー・ハウス】のロケ地は?造幣局や銀行・アジトなど気になる撮影場所を調査!」と題して、世界的大ヒットドラマ『ペーパー・ハウス』のロケ地についてご紹介します!
目次
【ペーパー・ハウス】のロケ地は?シーズン1・2造幣局編
まずはシーズン1・2造幣局編のロケ地について紹介します!
造幣局
メインの舞台となるスペイン王立造幣局の外観として撮影された場所は、スペインの国立研究所「CSIC(Spanish National Research Council)」。
国内で最大の研究専門機関であり、ヨーロッパでは3番目に大きい機関だそうです!
地下鉄6号線Republica Argentina駅から徒歩8分ほどの場所にあるとのこと。
アジト
強盗団が計画の準備に励んだアジトは、マドリードのTorrelodonesにある農場「Finca El Gasco」で撮影されました。
自然公園に囲まれており、広大な庭園が特徴的!
お祝いやイベントの開催に最適で、結婚式場としても利用されているそうです!
教授とラケルが再会した場所
パート2のラストで教授とラケルが感動的な再会を果たした場所は、実は全部マドリード!
設定ではフィリピンのパラワン島でしたが、実はCG加工されているそうです!
【ペーパー・ハウス】のロケ地は?シーズン3・4・5スペイン銀行編
続いてシーズン3・4・5スペイン銀行編のロケ地について紹介します!
トーキョーとリオの潜伏場所
造幣局を脱出したあとトーキョーとリオが潜伏していた場所の撮影は、パナマの「サンブラス諸島」で行われました。
サンブラス諸島は大小350以上の島々からなり、青い空やヤシの木、白い砂浜などが特徴的。
その美しさから”カリブの宝石”とも呼ばれているそうです!
スペイン銀行
”スペイン銀行”として撮影された場所は、スペイン・マドリードの中心部にある政府の複合施設「Nuevos Ministerios」です。
完成は1942年!
開発や労働、社会保障など、いくつかの政府部門があります。
巨大で迫力があり、壮大な物語にふさわしいロケ地ですね!
修道院
リオを救出するため強盗団が再集結し、スペイン銀行強盗計画の準備をした修道院は、スペインのCarrascal del Rioにある古い修道院「Ermita de San Frutos」で撮影されました!
何だか神秘的なロケーション!
造幣局から船で逃亡した海上
造幣局を脱出後、強盗団が船で逃亡するシーンは、タイのプーケットで撮影されました。
本編では寒い北大西洋が舞台でしたが、実際の気温は40度以上!
湿度もかなり高く、俳優たちにとっては拷問のようだったそうです...。
スペイン銀行の金庫室
金塊が隠されている金庫室は、実はイギリスの「パインウッド・スタジオ」で撮影されました!
マドリードのセットを全て移動し、水上に設置して、セット全体をプールに入れたそうです!
金塊が浮いてしまったり、セットが錆びついたりと、撮影には大変苦労したそうです...。
苦労のかいあって本編では美しい映像美になっていましたね!
ベルリンたちがポンプを盗んだ場所
過去シーンでベルリンたちがポンプを盗むため”ノルウェーの石油採掘場”を訪れましたが、実際の撮影場所は「カナリア諸島」にある採掘場!
カナリア諸島は、7つの島からなるスペイン領の群島です。
最適な撮影場所がなかなか見つけられず、製作陣は苦労したそうです。
本編でベルリンたちは防寒していましたが、実際の気温は何と33℃!
猛暑の中、厚着をさせられた役者たちは我慢して寒いフリをしていたそうです...。
トーキョーと教授が再会した場所
トーキョーと教授が再会した寺院は、タイの寺院を貸し切って撮影が行われました!
また、教授とトーキョーが夕暮れ時に海辺で話すシーンは、タイのリゾート地「クラビ」で撮影されました!
当日はタイのロケ最終日で、日没までの時間が迫るなか撮影されたそうです!
【ペーパー・ハウス】のロケ地まとめ
今回は、「【ペーパー・ハウス】のロケ地は?造幣局や銀行・アジトなど気になる撮影場所を調査!」と題して、世界的大ヒットドラマ『ペーパー・ハウス』のロケ地について紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
紹介したロケ地をまとめます!
- 造幣局:国立研究所「CSIC(Spanish National Research Council)」(スペイン・マドリード)
- アジト:農場「Finca El Gasco」(スペイン・マドリードのTorrelodones)
- 教授とラケルが再会した場所:スペイン・マドリード
- トーキョーとリオの潜伏場所:パナマ・サンブラス諸島
- スペイン銀行:政府の複合施設「Nuevos Ministerios」(スペイン・マドリード)
- 修道院:修道院「Ermita de San Frutos」(スペインのCarrascal del Rio)
- 造幣局から船で逃亡した海上:タイ・プーケット
- スペイン銀行の金庫室:パインウッド・スタジオ(イギリス)
- ベルリンたちがポンプを盗んだ場所:カナリア諸島にある採掘場
- トーキョーと教授が再会した場所:タイの寺院、クラビ
実際の撮影場所が本編で設定されている場所と違っていたりと、興味深かったです!
特に、猛暑の地で寒いシーンの撮影をしていたことにびっくり!
製作陣が場所に徹底的にこだわっていたのがよく分かりますね!