【ゴールデンカムイ】アニメ第3期　31・32話あらすじ・感想(ネタバレあり)

まずは29・30話を振り返り！

遊牧民族「ウイルタ」と接触し、彼らに変装してロシアへの密入国を図ったキロランケの一行。

しかしロシア領に入った瞬間、国境守備隊に狙撃される事態に。

尾形は守備隊の一人ヴァシリと一騎打ちとなり、長い膠着状態の末仕留めることに成功しました。

また、キロランケの正体は、ロシアの皇帝を暗殺した実行犯であることが判明。

キロランケを危険視する白石は一度は一行から離れたものの、杉元からアシリパを託されたことを思い出し、戻ることを決意しました。

最後は、骨の割れ目占いが”凶”に変わり...というシーンで終わりました。

 

続きの31・32話で、アシリパは暗号を解くカギを思い出すことになるのか？

また、白石が再合流したことにより、何か不吉な出来事が起きてしまうのか！？

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【ゴールデンカムイ】アニメ第3期　31・32話あらすじ(ネタバレなし)

第三十一話 メコオヤシ
激しい風雪の中、2台の犬ぞりに分かれて移動する杉元たち。だが、そりを引いていたリュウが列を外れたため、杉元のグループがはぐれてしまう。月島たちはその場で待つのは危険だと判断し、近くの建物へ避難する。

第三十二話 人斬り
杉元たちがキロランケらを追って亜港監獄を目指している頃、北海道では土方の一味が新たな刺青人皮の手掛かりを追っていた。彼らの標的は、幕末に「人斬り用一郎」と呼ばれた元殺し屋・土井新蔵である。

引用元：U-NEXT

 

【ゴールデンカムイ】アニメ第3期　31・32話あらすじ※ネタバレあり

第31話「メコオヤシ」

灯台の明かり

激しい風雪の中、2台の犬ぞりに分かれて進む杉元たち。

しかし、そりを引いていたリュウが列を外れたことで、杉元・谷垣・チカパシを乗せたそりがはぐれてしまいます。

その場で待つのは危険だと判断した月島軍曹と鯉登少尉は、近くの建物へ避難。

住人の老人に事情を説明し、灯台に明かりをつけてもらうことに。

一方、杉元たちは地面を掘り、犬たちを掛け布団代わりにするなどして寒さをしのごうとします。

杉元は朦朧とする意識の中で、寅次、戦場で大勢を殺した記憶、そしてアシリパの姿を思い浮かべます。

体力の限界が近づきつつあったその時、杉元たちは吹雪の先に光を発見。

それは灯台の明かりでした...！

消息不明の娘

灯台の明かりを頼りに、急いで月島たちのいる建物までたどり着いた杉元たち。

翌朝、老夫婦に食事をふるまわれ、温かな時間を過ごします。

そんな中、老夫婦の娘が消息不明であることを知ることに。

老夫婦と娘は家族3人で、日露戦争前から灯台守として穏やかに暮らしてきたという。

ところがある日、ロシア軍の脱走兵が現れ、しばらくこの灯台に居ついたのち、大切な一人娘を連れ去ったのでした。

老夫婦はあちこち捜し回ったものの消息をつかめず、娘の帰りをずっと待っているという。

そういった経緯のおかげで命を救われたと感じる杉元。

老夫婦の娘スヴェトラーナの写真を借り、旅先で娘を捜すと約束します。

老夫婦と別れた杉元たちは、さらに北を目指し、国境まで残り140キロの距離に位置する樺太アイヌの集落に滞在するのでした。

一方、亜港付近に到達していたキロランケの一行。

道中、キロランケは皇帝暗殺の首謀者ソフィア・ゴールデンハンドについて話します。

ウイルクやキロランケにとって憧れの存在だったというその女性に興味を抱くアシリパ。

一行は、ソフィアが収容されているアレクサンドロフスカヤ監獄（亜港監獄）を目指すことに。

その頃、収監中のソフィアの元に、一通の手紙が届きます。

手紙に隠されたメッセージから、ソフィアはキロランケが樺太に戻ってきたことを知るのでした。

第32話「人斬り」

人斬り用一郎

北海道で新たな刺青人皮の手がかりを追う土方一味。

標的は、脱獄囚の一人・土井新蔵（どい しんぞう）でした。

しかしその名は偽名で、新蔵の正体は”人斬り用一郎”。

幕末に、要人など何人もの暗殺を行った殺し屋でした。

網走監獄の隠し部屋で見つけたエトゥピリカのくちばしが新蔵の所有物だと突き止めた土方たちは、その鳥が生息するという”根室”へ向かいます。

同地で出会ったアイヌコタンの村長から、新蔵は網走を脱獄後に病床の妻を看取り、今は漁場で働いているとの情報を入手するのでした。

用一郎と土方

高齢で認知症も患っているため、漁場では役立たず扱いの新蔵。

そんな彼の前に、恨みを抱く刺客が部下を引き連れ現れます。

刺客に刃物を突きつけられたその瞬間、新蔵は殺し屋として恐れられた”人斬り用一郎”に豹変！

一瞬で刺客たちに重傷を負わせます。

そこに土方一味も参戦し、共に刺客たちを一掃しました。

その後、過去を回想する用一郎。

勤皇主義を信じて汚れ仕事を請け負ってきたにもかかわらず、道具として使い捨てられたことに悔し涙を流します。

用一郎に歩み寄った土方は「北海道を独立させ、海外から移民を募り、多民族国家を築く。俺はまだ日本のために戦うぞ」と決意を表明。

弱々しく「俺は疲れたよ。長く生きすぎた」と答えた用一郎は土方の一太刀を浴び、血を流して倒れました。

用一郎にエトゥピリカのくちばしを渡す土方。

それは”根室を忘れないように”と亡き妻がくれたものでした。

土方は介錯しようとしますが、用一郎は拒みます。

この手で奪った大勢の命を思い、「楽に死ぬのは申し訳ない」と告げる用一郎。

そして、亡き妻の幻影を見ながら、息絶えるのでした...。

キロランケの計画

その頃、狩猟をして食事をとるキロランケの一行。

キロランケの今後の計画は、ソフィアを逃がすため、亜港監獄の囚人250人を脱獄させるというものでした。

方法は、監獄の複数個所の外壁を同時に爆破するというもの。

近くの灯台には爆薬が支給されていたのです。

そしてキロランケは「あとは待つ。”あれ”が来れば条件が調う」と告げるのでした。

【ゴールデンカムイ】アニメ第3期　31・32話感想

人斬り用一郎の哀愁漂う物語には引き込まれました！

理想の国を目指して殺人を重ねた末、指導者に裏切られるという過去が悲しすぎる...。

人斬りとしてのスイッチが入った用一郎が敵を瞬殺する殺陣シーンは圧巻でした！

 

一方、”北海道を独立させ、多民族国家を築く”という土方の壮大な野望が明らかに！

生ける屍となってしまった用一郎と、日本の未来のために未だ戦うことを止めない土方。

同じ時代を生きた2人の侍の対照的な”今の姿”が深く心に残りました！

 

気になるのは、尾形の変化。

初めて「ヒンナ」と呟くなど、アシリパと行動を共にすることで少しずつその人間性に変化が現れているような気がします！

山猫に銃を構えたのも、”山猫”と揶揄された過去の自分を払拭したかったから...？

 

皇帝暗殺の首謀者ソフィアはオーラのある女性ですね！

今後物語にどう絡んでいくのか楽しみです！

 

命を救われた恩返しから、老夫婦の娘スヴェトラーナの捜索を買って出た杉元。

そのスヴェトラーナが、ソフィアと共に監獄にいたことが気になる！

どういう訳で捕まっているのでしょうか...？

 

最後は、キロランケの大掛かりな計画が判明！

ソフィアを含む亜港監獄の囚人250人を脱獄させることなど本当に可能なのか？

また、キロランケの待つ”あれ”とは...？

一方、杉元は刺青の暗号について何かに気付いたようです！

一体何に気付いたのか！？

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【ゴールデンカムイ】アニメ第3期　33・34話あらすじ・感想(ネタバレあり)

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