【ゴールデンカムイ】アニメ第3期　29・30話あらすじ・感想(ネタバレあり)

まずは27・28話を振り返り！

人殺しの父親を殺し、駆け落ちを約束した女性の生死に翻弄され続けた月島軍曹の過去が明かされました。

豊原で曲馬団「ヤマダ一座」と出会った杉元の一行は、自身の生存をアシリパに知らせたいという杉元の案で、ヤマダ一座の樺太公演に出演することに。

公演当日、ショーは大成功となるも、終盤にロシア人たちが乱入し、座長の山田はスパイだったことが明らかに。

最後は、杉元たちがキロランケたちの目的地を”アレクサンドロフスカヤ監獄”だと突き止め...というシーンで終わりました。

 

続きの29・30話で、杉元たちはアレクサンドロフスカヤ監獄でアシリパたちと再会することになるのか？

ついにウイルクの真相が明かされるのか！？

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【ゴールデンカムイ】アニメ第3期　29・30話あらすじ(ネタバレなし)

第二十九話 国境
キロランケたちはすでに国境近くの町・敷香まで北上していた。ロシアへの入国を目指すキロランケたちだが、正規の手続きは望めないため、遊牧民族であるウイルタに接触し、彼らに成り済まして密入国を図る。

第三十話 悪兆
膠着状態にあった尾形とヴァシリの一騎打ちは、夜が明けてついに決着の時を迎える。ウイルタ民族が天葬のため樹上に置いた棺桶に尾形が潜んでいると見て、ヴァシリは先に引き金を引くが、それは尾形のわなだった。

引用元：U-NEXT

 

【ゴールデンカムイ】アニメ第3期　29・30話あらすじ※ネタバレあり

第29話「国境」

キロランケの正体

杉元の予想を大きく外れ、すでに国境近くの町「敷香（しすか）」まで北上していたキロランケの一行。

遊牧民族「ウイルタ」と接触し、ロシアへの入国を目指します。

国境を自由に行き来することが黙認されているウイルタに変装し、ロシアに密入国するという作戦でした。

一方、小樽の鶴見中尉。

すでにキロランケの正体をつかんでおり、情報をロシアに流していました。

キロランケは、ロシアの皇帝アレクサンドル2世を暗殺した実行犯、反体制過激派組織”人民の意志”の一員で、指名手配中の身だったのです...。

尾形vsヴァシリ

ウイルタのそりで、ついにロシア領に入ったキロランケたち。

しかしその瞬間、ウイルタの一人が何者かに狙撃され、キロランケたちは身動きがとれない状態に！

尾形は、遠距離から正確に狙撃されたことから、相手は手練れの狙撃手だと確信します。

ウイルタの一人を撃った人物の名はヴァシリ。

鶴見中尉から情報を得ていたロシアの国境守備隊の一人でした。

その後、キロランケは危険を顧みず倒れたウイルタの男に歩み寄ります。

何を思ったのか、ヴァシリはキロランケを撃たず。

しかし直後に、尾形の一撃が守備隊の一人に命中！

その隙に、アシリパたちは森の中へ避難します。

守備隊の一人が狙撃されことで、ヴァシリもまた相手側に百戦錬磨の狙撃手がいることを察知。

撃たれた仲間に感情を乱されることなく、標的の追跡を開始します。

手練れの狙撃手同士による一騎打ちでは、仕留め損ないは命取りになると認識している尾形とヴァシリ。

2人は一撃を必殺にするべく、慎重に互いの動きを読み合います。

そんな中、ヴァシリは木の陰から銃を構える尾形らしき影を捉えます。

狙いを定めますが、尾形は不自然にもピクリとも動かないのでした...。

第30話「悪兆」

罪悪感

尾形がヴァシリを相手にしている間、アシリパと白石に自身のことを打ち明けるキロランケ。

15歳の時ロシアのサンクトペテルブルクで反体制過激派組織と知り合い、ウイルクと共に皇帝を暗殺したことが明らかに...。

一方、長い膠着状態が続く尾形とヴァシリの一騎打ち。

夜が明けると、尾形がウイルタ民族の棺桶に潜んでいると考えたヴァシリが先に引き金を引きますが、それは尾形の罠でした。

ヴァシリの居場所を把握した尾形は一撃でヴァシリを仕留めることに成功。

しかし、無茶をして気配を消していたため、高熱を出してしまいます。

その後、アシリパらの治療を受ける尾形。

朦朧とする意識の中で、異母兄弟の弟・勇作にまつわる過去が脳裏に蘇ります...。

軍で再会した尾形と勇作。

尾形は、旗手に選ばれた品行方正な勇作をたらし込もうと画策します。

しかし女遊びの誘いは断られる結果に。

その後、ロシア兵の捕虜の前に勇作を連れてきた尾形。

戦場で一度も人を殺したことのない勇作に手を汚させようとします。

しかし、人を殺すことで罪悪感が生じると父親から教わっていた勇作は断固として拒否しました。

そんな勇作に、「罪悪感？そんなもの、みんなありませんよ。みんな俺と同じはずだ」と無表情で告げる尾形。

勇作はすすり泣きながら尾形を抱きしめると、「兄様は決してそんな人じゃない」と思いを吐露します。

しかし、勇作の考えが理解できない尾形は後日、戦場で勇作の後頭部を背後から撃ち抜くのでした...。

杉元の言葉

キロランケが危険人物だと知った白石。

アシリパに一緒に逃げようと持ちかけますが、アシリパはこのまま旅を続けることを選択します。

そこへキロランケが現れます。

自身やウイルクには樺太アイヌの血が混じっていること、自分たちが殺したロシアの皇帝は樺太・千島交換条約を結んだ張本人であることを告白。

そして「俺たちは極東の少数民族独立のために戦っていた」と告げます。

父ウイルクの人物像や、彼がのっぺら坊になった経緯などについて「もっと知りたい」と希望するアシリパ。

同時に、金塊は本当に見つけるべきか否か、考え始めてもいました...。

後日。

尾形が回復し、ウイルタ民族たちと別れたキロランケの一行。

すると、キロランケは「お前ともここで別れよう」と白石に声をかけます。

自分といれば危険が伴うという配慮からでした。

一度はキロランケたちと別れた白石でしたが、脳裏に浮かんだのは杉元の言葉。

”アシリパさんを頼むぞ、白石”

託された思いを胸に、白石は急いでアシリパたちの元へ戻るのでした。

【ゴールデンカムイ】アニメ第3期　29・30話感想

キロランケがロシアの皇帝殺しの実行犯だったとは...！

彼にも”極東の少数民族独立のため”という正義があることを知り、ただの危険人物ではない印象に変わりました！

 

また、ウイルクが皇帝殺しの共犯だったことも衝撃的...！

なぜキロランケは戦友のような存在であるウイルクを網走で殺害させたのかますます気になります！

 

手に汗握ったのは、尾形とヴァシリの狙撃手対決！

互いに認め合い、”自分が相手ならどうする？”と思考し合う心理戦には引き込まれました！

顎を撃たれたヴァシリの生死は！？

今後も再登場してほしいキャラクターです！

 

再び尾形の過去が描かれましたが、今回も彼の歪んだ心が浮き彫りに...。

戦場で弟・勇作を射殺したのは、彼との間に兄弟の絆はないと結論づけたからか、それとも両親に愛された彼への嫉妬からか...？

 

キロランケとの旅を通し、父ウイルクに関して初耳の話を聞く機会が増えているアシリパ。

キロランケの狙い通り、アシリパが金塊につながるカギを思い出す日は近いのでしょうか！？

 

印象的だったのは、ラストシーンで白石がアシリパたちの元に戻ったこと！

仁義に厚い性格ではないと思いますが、杉元に対してはやはり特別な感情があるのでしょうか？

しかし、白石が再び合流したことで、骨の割れ目占いが”凶”に変化...！

今後何かよからぬことが起きるのか！？

＼第3期31・32話あらすじ・感想／

【ゴールデンカムイ】アニメ第3期　31・32話あらすじ・感想(ネタバレあり)

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