【ゴールデンカムイ】アニメ第2期　17・18話あらすじ・感想(ネタバレあり)

まずは15・16話を振り返り！

杉元に裏切りがバレるのを恐れた白石が土方の元を逃げ出し、第七師団に捕まってしまう事態となりました。

土方とキロランケは渓谷”カムイコタン”で白石の救出を試みますが、失敗。

第七師団本部に連行された白石を救うべく、杉元たちは脱獄囚の一人で変装の名人・鈴川聖弘の手を借りることに。

また、ついに杉元は白石が土方と内通していたことを知りました。

最後は、網走監獄の典獄・犬童に扮した鈴川と覆面をかぶった杉元が第七師団本部に現れ...というシーンで終わりました。

 

続きの17・18話で、白石の救出作戦は成功するのか！？

また、杉元は白石の裏切りを許すのでしょうか！？

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【ゴールデンカムイ】アニメ第2期　17・18話あらすじ(ネタバレなし)

第十七話 腹の中
第七師団の本部に潜入した杉元と犬童典獄に変装した鈴川は、淀川中佐との面会を果たす。淀川中佐の前に出世につながる手柄をちらつかせ、鈴川は白石を渡すよう迫るが、そこに鶴見中尉の命を受けた鯉登少尉が現れた。

第十八話 阿仁根っ子
杉元たちが大雪山を下山している頃、谷垣の一行は電報を受け取る。フチが死装束を用意していると知り、改めてアシ(リ)パを連れ帰る役目を谷垣は心に刻むが、その時、役目を欲していた過去の自身の姿が脳裏をよぎる。

引用元：U-NEXT

 

【ゴールデンカムイ】アニメ第2期　17・18話あらすじ※ネタバレあり

第17話「腹の中」

救出成功

第七師団本部に潜入した鈴川と杉元。

鈴川は犬童天獄、杉元は看守に扮し、淀川中佐と面会します。

鈴川は出世につながる手柄をちらつかせて淀川中佐を誘惑し、白石との交換を迫ります。

しかしそこに鶴見中尉の命令を受けた鯉登少尉が登場。

犬童天獄が本物かどうか疑う鯉登少尉は、犬童天獄が話せるという薩摩弁で会話を仕掛け、鈴川を試します。

対する鈴川は見事な受け答えを披露し、天才詐欺師としての本領を発揮。

しかし、一瞬の間違いを見逃さなかった鯉登少尉は、2人に向けて瞬時に発砲！

鈴川は即死し、杉元も撃たれますが、「俺は不死身の杉元だ！」と自身を奮い立たせ、白石を連れて外へ脱出します。

その後、尾形と合流し、3人は気球隊の試作機を乗っ取り逃亡を図ります。

追ってきた鯉登少尉を、アシリパの援護もあり、何とか撃退することに成功するのでした。

元の自分

「お前、土方と内通してたな？」

飛行船で移動中、白石に土方とのことを問いただす杉元。

しかし、札幌で白石が牛山に手渡した辺見和雄の入れ墨の写しは偽物だったとして、「白石は俺たちを裏切ってなかった」と笑顔に。

その後、飛行船のエンジンが故障してしまい、歩いて前進する杉元たち。

ところが、第七師団の追っ手に見つかってしまいます。

杉元たちは大雪山を越えて逃げるしかない状況に陥り、さらには急激な悪天候にも見舞われます。

杉元たちは鹿の死体の中に入り、寒さをしのぐことに。

同じ鹿の体内に入った杉元とアシリパ。

杉元は、鈴川の死に同情するアシリパに対し、悪人への同情は無用だと告げます。

戦場では自分を壊して、別の人間にならないと戦えないという。

杉元の好きな食べ物が”干し柿”だと知ったアシリパは「杉元も干し柿を食べたら、戦争へ行く前の杉元に戻れるのかな」と告げます。

干し柿を食べ、明るく笑っていた過去の自分を思い出す杉元。

そんな杉元に、アシリパは「全てが終わったら、杉元の故郷へ連れていけ。私も干し柿を食べてみたい」と告げるのでした...。

第18話「阿仁根っ子」

衝撃の電報

杉元たちが大雪山を下山している頃、とある町でアシリパの叔父からの電報を受け取った谷垣の一行。

内容は”フチが死装束を作っている”という内容でした...！

インカラマッ曰く、死期が近づくのを意識したアイヌの老人は家族に隠れて自分の死装束を用意するという。

「フチに死んでほしくない」と心配するチカバシに、谷垣は「必ず無事にアシリパを連れて帰って、フチを元気にさせる。それが俺の役目なんだ」と声をかけます。

改めて決意を心に刻んだ谷垣の脳裏には、自分の役目を探していた過去の自分がよぎるのでした...。

自分の役目

数か月前。

鶴見中尉に身の上話を話し始める谷垣。

マタギだった頃の谷垣には、青山賢吉（あおやま けんきち）という同じマタギの親友がいました。

妹フミが賢吉に嫁いだことにより、谷垣と賢吉は義理の兄弟に。

しかし、幸せな日々に突然悲劇が...！

谷垣は、焼け落ちた賢吉とフミの家の中で、フミの遺体を発見したのです。

その胸には刺し傷があり、付近で見つかったのは、行方不明となった賢吉の刀...！

復讐の鬼と化した谷垣は、賢吉の噂を頼りに第七師団へ入隊します。

賢吉の消息がなかなか掴めませんでしたが、出征先の旅順でついに彼を発見。

ところが、すでに瀕死の状態となっていました。

そして賢吉から思いもよらない事実が語られることに。

賢吉はフミと2人で静かに暮らしていたある日、フミが疱瘡（ほうそう）にかかったという。

”自分を殺して村を離れてほしい”とフミに懇願され、意を決した賢吉。

彼女を殺すと、指示どおり小屋に火をつけ、村を立ち去ったのでした。

賢吉は今日までフミを殺した罪悪感を抱えて過ごしてきたという。

妹フミの死の真相を知り、やり場のない虚しさに襲われた谷垣。

話を終えた谷垣は、鶴見中尉に「賢吉は、自分の役目を見つけて命を使いました。私の生まれてきた役目は何だろうと毎日考えています」と告げます。

すると鶴見中尉は「谷垣。私にはお前が必要だ」と声をかけるのでした。

時は現在。

過去と決別し、旅路を急ぐ谷垣。

すると、釧路付近の湿地帯で、杉元やアシリパたちを発見します。

アシリパたちの方へ歩いていく谷垣の顔は、憑き物が落ちたように晴れやかなのでした。

【ゴールデンカムイ】アニメ第2期　17・18話感想

白石は杉元たちを裏切っていなくてよかったです！

杉元の方も自分に何かあったらアシリパのことを白石に頼むなど、互いに信頼関係が生まれている様子！

 

初登場した鯉登少尉の超高速の薩摩弁には大爆笑しました！

また、鶴見中尉にぞっこんだったりと、このキャラクターもクセが強い！

今後も厄介な敵として杉元たちの前に登場しそうです！

 

印象的だったのは、鹿の腹の中での杉元とアシリパの会話。

自分を壊して戦場を生き抜いた杉元の心の闇が明かされましたね。

戦場に行く前の杉元はあんなに温かく笑う青年だったとは！

もう戻れない幸せな日々を思い出し、涙をこらえているような様子に胸が痛くなりました...。

また、戦争が終結しても簡単に人を殺し続けている尾形や鶴見もいまだ戦場に魂が囚われているままだと考えると、とても悲しいです。

杉元が故郷に帰ってアシリパと一緒に干し柿を食べ、少しでも元の自分を取り戻せる未来が見てみたくなりました！

 

一方、谷垣が語った妹の死の真相も衝撃的なエピソードでした。

谷垣がこんな重い過去を背負っていたとは...。

”何のために命を使うのか？”

谷垣が思い悩んだテーマにはとても考えさせられました。

アシリパたちと出会ったことで、”自分の生まれてきた役目”を悟った谷垣がかっこいいです！

 

最後は、谷垣の一行が杉元たちと再会！

フチの元へ帰るのか、それともやはりのっぺら坊に会いに行くのか。

アシリパはどんな選択をするのでしょうか！？

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【ゴールデンカムイ】アニメ第2期　19・20話あらすじ・感想(ネタバレあり)

まずは17・18話を振り返り！ 第七師団に潜入した杉元と鈴川でしたが、鯉登少尉に偽物だと見破られ、鈴川が犠牲となりました。 杉元は白石を救出し、何とか逃亡に成功。 その後、寒さをしのぐため入った鹿の体 ...

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