1話では、造幣局の強盗事件から2年半後が描かれ、強盗団はそれぞれの地で自由を満喫していました。
しかし、トーキョーとリオの通信がユーロポールに傍受され、居場所を突き止められたリオは警察に捕まってしまうことに。
教授はデンバーら仲間を招集し、リオを救出することを決意。
元警部ラケルら新たな仲間も加え、再始動しました。
まずは、入れば脱出不可能という「スペイン銀行」の金を盗むことに。
最後は、強盗団が飛行船から大量の紙幣をばらまき...というシーンで終わりました。
続きの2話で、強盗団はどんな計画を実行するつもりなのでしょうか?
また、リオを無事に助け出すことができるのか!?
目次
『ペーパー・ハウス シーズン3』2話あらすじ(ネタバレなし)
アイキドー
マルティンを仲間に加え、兄の計画を実行に移す教授。一団はスペイン銀行に狙いを定め、まず始めに、混乱(カオス)を招く作戦に出る。引用元:Netflix
\ペーパー・ハウス人物相関図/
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『ペーパー・ハウス シーズン3』2話あらすじ※ネタバレあり
作戦開始
マドリードにて、ついに強盗団の作戦が開始されます。
突如現れた飛行船から投下された1億4000万ユーロもの札束。
強盗団は、前回の強盗の最終手段であった”チェルノブイリ作戦”を実行し、街に混乱を引き起こしました。
札束の雨に民衆が歓喜していると、突如街頭のビジョンに仮面をつけた人物が登場。
「この声明を、この面が”抵抗の象徴”だと信じる者へ送る」と切り出すと、「皆が必要だ。国は我々に対し宣戦布告した。我々は抵抗する」と国民を扇動します。
仮面の正体は、教授でした。
素顔をさらした教授は、仲間の一人が不法拘留され、拷問を受けていると国民に伝えます。
そして、「国は戦争を始めた、逃げずに我々は戦う。今回は、より大物を狙う」と宣言するのでした。
マルティンと教授
作戦開始まで2ヵ月。
イタリア・パレルモで、古い友人マルティンのもとを訪れた教授。
マルティンは「建物の中で、仲間の3分の1が死んだ。その間、あんたは何もしていない」などと教授を非難し、怒りを爆発させます。
また、「俺が加わってれば、アンドレを助けてた!彼を死なせたりしない!」とベルリンの死を悔しがります。
マルティンにとってベルリンは親友で、なくてはならない分身のような存在だったのです。
「兄の死は想定してない。一度たりとも」と弁明する教授。
マルティンは涙目で教授を抱きしめ、「ごめん。あんたは悪くない」と謝罪。
2人は、改めて久しぶりの再会を喜び合います。
そして教授は、新たな強盗計画の仲間にマルティンを誘うのでした。
モニカの覚悟
作戦開始まで3日。
夜中に言い争うデンバーとモニカ。
「君には強盗をしてほしくない。子供がいるのに」と作戦への参加を辞退するよう懇願するデンバーに対し、モニカは「私は行く覚悟ができてる」と告げます。
2人の子供であるシンシナティは修道院に預けるという。
モニカは「私は母で、あなたの妻。強盗もする。秘書はもういない。モニカ・ガスタンビデもよ」と強い覚悟を表明するのでした。
抵抗のシンボル
スペイン銀行周辺は、SNSを通してデモを計画したデモ隊であふれていました。
軍隊や警察が出動する事態になり、強盗団はこの状況を利用して銀行内に侵入することに。
共同で仕事を開始する教授とラケル。
事前にチャットアプリから情報局と警察の携帯に侵入しており、マイク、カメラ、GPSを作動させ、1時間足らずで敵の通信を乗っ取ることに成功します。
情報を得た教授はメンバーに連絡。
強盗団は”第1部隊 第6旅団 BRIPAC”に扮し、出動します。
部隊をののしる群衆の間を進んでいく強盗団。
ダリの仮面はいつからか、強盗団のシンボルになっていました。
世界各地で発生した民衆の反対運動でダリの仮面が使われるほど、そのシンボルは抵抗する者たちを奮い立たせていたのです。
事前の講義で教授は「我々に鼓舞され、戦う者が世界中にいる。彼らも今や仲間だ。忘れるな」とメンバーに告げていました。
面を着け、声明を送った教授に応えた全てのダリたちの姿に、トーキョーは車内で微笑むのでした。
アイキドー
スペイン銀行の強盗計画について会議をする教授とメンバー。
パレルモ(マルティン)によれば、銀行の地下48mの所に金庫室があるという。
浸水から守るため金庫室は完全に密閉されており、強盗の実行は不可能に思えました。
しかし、才能と科学を駆使すれば侵入は可能だという。
ベルリンやパレルモのアイデアは、混乱から人々を救う側である”治安警備隊”に扮すること。
教授は”アイキドー(合気道)”だとメンバーに説明します。
敵の力を利用する術だという。
つまり、国軍と警備員も使える”治安警備隊”の力を借りることを意味していました。
スペイン銀行に侵入
スペイン銀行に到着し、群衆を落ち着かせる強盗団。
本物の護衛隊が来る前に銀行に突入する必要がありました。
大尉を名乗ったパレルモは、銀行の入口で待機する別の治安警備隊の中尉に「建物の保護に来た」と告げます。
群衆を退け、(強盗団の乗る)護衛隊が入れるよう裏口を開けるよう要請しますが、中尉に拒否されます。
そこで教授は無線を使い、中尉に命令。
パレルモら強盗団は中に通されることに。
また、ナイロビらの乗る護衛隊の車も進入を許されます。
ついにスペイン銀行内に入った強盗団。
中にいる人数は367人と判明します。
パレルモは従業員と客を全員集め、2グループに分けます。
そして、一方のグループを避難させると、セットしていた爆弾を爆破!
教授は「もう戻れない」とつぶやくのでした...。
『ペーパー・ハウス シーズン3』2話感想
冒頭で教授が国民に姿をさらし、声明を送るシーンが印象的でした!
強盗団の着けるダリの仮面が政策やルールに抵抗する者たちにとってシンボルとなり、強盗団がいまや”義賊”のような存在に!
警察と強盗団の関係を”善悪”とは簡単に捉えられない点が面白いです!
新キャラクター・パレルモ(マルティン)は頼もしい存在!
てきぱきと仲間に指示を出す姿がベルリンを彷彿とさせました!
パレルモが新たなリーダーなのでしょうか?
もう一人印象的だったキャラクターはモニカ!
過去の自分を捨て、自ら戦いに身を投じようとする強い覚悟に胸を打たれました!
現場で積極的に動く姿を見て、か弱い印象から逞しい印象に!
”ストックホルム”としての今後の活躍に、ますます期待が高まりますね!
ただ、デンバーとのギクシャクした関係が計画に支障をきたさないか不安です...。
教授とラケルの協力プレイが熱い!
パート2まで互いに敵として通信していた2人が、いまや仲間とは!
裏で計画を管理する役が一人増え、教授にとっても安心感につながりそう!
ラケルの今後の活躍が楽しみです!
2話のタイトルにもなっている”アイキドー”は、やはり日本の”合気道”でした!
”敵の力を利用する術”という意味合いで使われていたのが印象的!
日本の要素が入っていて嬉しいですね!
ついにスペイン銀行に侵入した強盗団。
完全に密閉されているという金庫室にどうやって入ろうというのか!?
\シーズン3第3話はコチラ/
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