2話では、ヴィンチェンツォとユチャンがバベル・グループに立ち向かうため一致団結し、心を通わせました。
クムガ・プラザの取り壊しが決定しますが、ヴィンチェンツォはワイン・パーティーを開催することでこのピンチを回避。
一方、バベル製薬では研究員の一人が逃げ出す事態が発生しました。
そして最後は、パーティー会場でヴィンチェンツォとチャヨンが見つめ合い...というシーンで終わりました。
続きの3話では、どんな展開が描かれるのか?
ヴィンチェンツォの次なる作戦は?
チャヨンはヴィンチェンツォたちと対立し続けるのでしょうか!
目次
『ヴィンチェンツォ』第3話あらすじ(ネタバレなし)
怒りに燃えるユチャン(ユ・ジェミョン)に、新薬の危険性と、その新薬の開発にあたる製薬会社について警告するヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)。恐ろしい本性を現すチェ・ミョンヒ(キム・ヨジン)。
引用元:Netflix
『ヴィンチェンツォ』第3話あらすじ※ネタバレあり
アン・ギソク
対外安保情報院、イタリア組織犯罪対策チーム長のアン・ギソク(イム・チョルス)。
ヴィンチェンツォ(ソン・ジュンギ)に近づくため、クムガ・プラザのイタリア料理店に弟子入りします。
ヴィンチェンツォの監視を開始しますが、お寺のカーペットを直したり、学生にタバコを注意したりする彼の姿を見て困惑するのでした。
RDU-90
バベル製薬の新薬「RDU-90」の主成分が”麻薬性”であることを突き止めたヴィンチェンツォ。
ユチャン(ユ・ジェミョン)らにも教えます。
専門家の資料によると、”一般の鎮痛剤の成分”と書かれていましたが、実はバベル側が組織ぐるみでウソの報告をしていたのです。
ヴィンチェンツォたちは、もしRDU-90が販売されたら多くの麻薬依存者が出ることを危惧。
「絶対に阻止せねば」と意気込むユチャンですが、実は新薬のことを以前から知っていました。
先日、バベル製薬から逃げ出した研究員ミンチョルと密会したユチャン。
ミンチョルら研究員たちは、RDU-90を被験者に限りなく投与し、限界量を調べるよう上の者に指示されていたのです。
実験に反対したら家族を殺すと脅されていたことも発覚。
ユチャンは”リスクを負うのは私1人で十分だ”と1人で闘うことを決意したのでした。
母子
オ・ギョンジャ(ユン・ボクイン)が倒れたと連絡を受けたユチャン。
ヴィンチェンツォも誘って病院へ向かいます。
ギョンジャは無事でした。
ヴィンチェンツォは彼女と会うことをためらうも、ユチャンに紹介されます。
しかし、すぐに病室を出ていくのでした。
その夜、ユチャンの家に招かれたヴィンチェンツォ。
ユチャンから、ギョンジャは余命半年だと聞かされます。
実は、ユチャンは彼女がヴィンチェンツォの母親であることに気付いていました。
5年前、ギョンジャの裁判にて、怒り震えるヴィンチェンツォを見たユチャン。
その態度から、彼がギョンジャの”家族”だと気付いたのです。
ユチャンは「お母さんを訪ねる気はないんですか?強要はしないし、お母さんを許せとも言わない。その代わり、恋しさが後悔とならないように」とヴィンチェンツォに助言するのでした。
ユチャンの強い覚悟
バベル製薬の新薬開発チームを隔離していた別荘にて、ガスの爆発事故が発生。
14人全員が死亡し、ユチャンは怒りを露わに。
事故現場に到着しますが、警察に止められます。
ヴィンチェンツォは「怒り、嘆き悲しむのは弁護士の仕事ではありません」とユチャンを説得しますが、ユチャンは「彼らを罰せられれば。命も惜しくない」と強い覚悟を表明。
「なぜ無謀なことを?」と必死に止めようとするヴィンチェンツォに対し、ユチャンは「運命だからだ。勝ち目のない勝負でも全力を尽くすのが、私の運命だ」と返すのでした。
次なる策
バベル建設のナ・チーム長と会ったヴィンチェンツォ。
この先2か月クムガ・プラザを取り壊さないこと、解体業者はヴィンチェンツォの知り合いに頼むことを要求します。
そして、ナ・チーム長が賄賂をもらった不動産業者のリストや不倫現場の写真などを渡して脅迫し、要求を呑ませることに成功しました。
後日。
クムガ・プラザの取り壊しを確実に阻止したいヴィンチェンツォは、住居者たちを集めます。
そして、隣の商業ビルを1つ買い、彼らにそのビルに移ってもらうことを提案。
住居者たちは、無料でビルを与えるというのヴィンチェンツォの言葉を疑いつつも、ワイン・パーティーが成功した件で彼に信頼を寄せ始めていたこともあり、ひとまず信じることにするのでした。
チャヨンの怒り
バベル製薬の訴訟事件の担当を外されたチャヨン(チョン・ヨビン)。
ユチャンの事務所を訪れ、「私の邪魔をしないで!」と怒りをぶちまけます。
言い合いになるチャヨンとユチャン。
怒りが頂点に達したチャヨンは、「正義の味方なら、なぜ母さんを死なせたの?」と尋ねます。
「その話はよせ」と制止するユチャン。
しかしチャヨンは「父さんが無実の人を何千人救ったとしても、母さんへの罪は絶対許されないわ」と告げて去っていくのでした。
刻々と近づく危機
法廷で事実を証言することを決意したミンチョル。
ところが、殺し屋たちに命を狙われます。
ユチャンに電話するも、応答はなく。
同じ頃、ヴィンチェンツォとユチャンは行きつけの店で飲み交わしていました。
ユチャンは「怒鳴り合う仲でも、私には大事な娘」と、娘チャヨンへの想いを打ち明けます。
ユチャンがミンチョルからの電話に気付いた時、1台のトラックが店に突っ込んできました。
ヴィンチェンツォとユチャンは激しい勢いで吹き飛ばされます。
ヴィンチェンツォは朦朧とする意識の中で、血だらけで倒れるユチャンを見つめるのでした...。
『ヴィンチェンツォ』第3話感想
オ・ギョンジャとヴィンチェンツォが親子だと判明しました!
ユチャンが2人の関係に以前から気付いていたことも驚きでしたね!
ギョンジャがヴィンチェンツォを捨てた理由が気になります!
余命わずかな母ギョンジャに、ヴィンチェンツォは今後どう向き合っていくのでしょうか?
人体実験のように被験者を扱うなど、人命を軽視したバベル製薬の実態には身の毛がよだちました!
爆破で研究チーム全員を殺害したシーンも衝撃的...。
チャヨンとユチャンの喧嘩から、チャヨンの母の話が出ましたね!
チャヨンは母の死に対して父ユチャンを責めていましたが、その真相は?
早く韓国を離れたいと願うヴィンチェンツォですが、少年にタバコを注意したりするなど、おせっかいを焼く姿が印象的でした。
韓国で過ごすうちに、少しずつ心境に変化が現れているのでしょうか?
そんなヴィンチェンツォを密かに監視するギソクの行動も面白かったです!
バベル製薬の新薬が”麻薬性”であることを事前に把握しておきながら、自ら孤軍奮闘を選んで立ち向かおうとするユチャン。
彼の強い正義感に胸を打たれました!
特に印象的だったのは、ヴィンチェンツォに止められるも「勝ち目のない勝負でも全力を尽くすのが、私の運命だ」と告げるシーン。
ユチャンの弁護士としての生き様を感じる台詞に、しびれました!
最後は、ヴィンチェンツォとユチャンに向かってトラックが突進!
衝撃のラストシーンに凍りつきました...。
2人は果たして無事なのでしょうか?
また、逃げ出した研究員ミンチョルにも魔の手が...。
続きが気になる!
\ヴィンチェンツォ第4話はコチラ/
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【ヴィンチェンツォ】第4話あらすじ・感想(ネタバレあり)
3話では、オ・ギョンジャがヴィンチェンツォの母親だと判明しました。 また、バベル製薬の新薬「RDU-90」が”麻薬性”であることが判明し、被験者の命を軽視したバベル製薬の実態が明らかに。 バベル製薬の ...
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\ヴィンチェンツォ第2話はコチラ/
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【ヴィンチェンツォ】第2話あらすじ・感想(ネタバレあり)
1話では、イタリアマフィアの顧問弁護士ヴィンチェンツォ・カサノと、クムガ・プラザの個性的な面々との出会いが描かれました。 ヴィンチェンツォの目的はクムガ・プラザを壊し、地下に眠る金塊を回収することでし ...
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