11話では、サンテとガンテが初めて喧嘩をしました。
また、ガンテとムニョンの濃厚なキスシーンも描かれ、ガンテはムニョンにそばにいてほしいと告白。
そして、ガンテの幸せに気付いたサンテはムニョンを受け入れ、仲間として認めました。
最後は、蝶のブローチを付けた女性が登場し、蝶がガンテとムニョンに迫り...という恐ろしいシーンで終わりました。
続きの12話では、ガンテとムニョンの身に危険が迫るのでしょうか。また、失踪したパク・オンナンの行方が判明するのでしょうか!
目次
『サイコだけど大丈夫』12話あらすじ(ネタバレなし)
トラウマを乗り越えるため、辛すぎる過去の記憶を打ち明けるサンテ(オ・ジョンセ)。残酷な運命のいたずらが、ガンテ(キム・スヒョン)がようやくつかんだ幸せを脅かす。
引用元:Netflix
『サイコだけど大丈夫』12話あらすじ※ネタバレあり
12話の登場人物
- ムン・ガンテ(キム・スヒョン)
- コ・ムニョン(ソ・イェジ)
- ムン・サンテ(オ・ジョンセ)
- ナム・ジュリ(パク・ギュヨン)
- チョ・ジェス(カン・ギドゥン)
- イ・サンイン(キム・ジュホン)
- ユ・スンジェ(パク・チンジュ)
- オ・ジワン(キム・チャンワン)
- カン・スンドク(キム・ミギョン)
- パク・ヘンジャ(チャン・ヨンナム)
- ソン・ビョル(チャン・ギュリ)
- グォン・ミンスク(ソジュン)
- オ・チャヨン(チェ・オソン)
- コ・デファン(イ・オル)
- カン・ピドン(キム・ギチョン)
- チュ・ジョンテ(チョン・ジェグァン)
- イ・アルム(チ・ヘウォン)
- パク・オンナン(カン・ジウン)
- ユ・ソネ(チュ・イニョン)
- カン・ウンジャ(ペ・ヘソン)
詳しいキャスト・相関図はこちら⇒【サイコだけど大丈夫】キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
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【サイコだけど大丈夫】キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
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次回作
ぐっすり眠っていたガンテ(キム・スヒョン)が起床すると、サンテ(オ・ジョンセ)とムニョン(ソ・イェジ)はすでに食事中でした。
ガンテは二人に「ドライブでもしないか?」と誘いますが、それを無視してサンテとムニョンは次回作について激論を交わします。
二人の間に入れないガンテはその場を離れ、ジェス(カン・ギドゥン)に連絡。
ガンテはジェスのピザ店へ向かいます。
店内では、ガンテのイケメンぶりが騒ぎになっていました。
ジェスはその様子を撮影し、写真を添えてムニョンに報告。
連絡を受け激怒したムニョンは、車を飛ばしてピザ店へ向かいます。
到着したムニョンは、ガンテに見とれている周りの女性陣を威嚇。
ガンテに「早く食べてアリの巣を出るわよ」と告げました。
ピザ店をあとにし、車の中でガンテは次回作についてムニョンに尋ねます。
現在取りかかっている次回作は、”自我を失った少年”と”感情のない空き缶娘”、そして”箱にこもるおじさん”の3人が旅に出るという話でした。
ムニョンは「自分たちより奇妙で何かが欠落した人々に出会う」とストーリーを少しだけ話します。
ガンテが微笑みながら「今回はハッピーエンドだといいな」と告げると、ムニョンも「同感よ」と微笑みました。
蝶は治癒の象徴
一方、サンテはOK精神病院へ向かい、院長室を訪れます。
院長(キム・チャンワン)が「サンテ君に、蝶から逃げてほしくないんだ」と告げると、サンテは「蝶は怖いから嫌いだ」と返しました。
すると院長は「古代ギリシャ語で蝶は”プシュケー”で、”治癒”の象徴だ」と教えます。
そして、「この世には治癒を象徴する蝶の方が断然多い。だからあまり慌てず、ゆっくりと一緒に努力しないか?」とサンテに提案。
サンテは何度も”治癒”という言葉を呟きました。
蝶とメモ
ムニョンとガンテはスーパーに寄って帰宅します。
その後サンテも帰宅。
サンテは、院長から教えてもらった”蝶は治癒の象徴”であることをガンテに伝えます。
その後、ガンテはムニョンの部屋へ行き、一緒にお酒を飲みます。
酔っぱらったムニョンはガンテに抱きつき「あなたとサンテさんがうちに来てくれて、ものすごく嬉しい」と呟きました。
ガンテはムニョンをベッドに寝かせ、手にマンテを持たせます。
その後、買ってきた文房具類をガンテが書斎に並べていると、不審な封筒を発見。
中身を確認すると、蝶の亡骸と”もうすぐ行くから”と書かれたメモが入っていました。
その封筒は、パク・オンナン(カン・ジウン)がムニョンの屋敷を訪れた際に置いていったものでした。
ガンテは驚愕し、蝶を握りつぶします。
サンテがピドンを救う
翌日。
サンテは面談のためOK精神病院へ向かいます。
バスの中で、許可をもらって外出中の患者ピドン(キム・ギチョン)と遭遇。
サンテが「蝶を描かないから院長が報酬をくれない」と話すと、ピドンは「蝶を描けばいい」と提案します。
「蝶が怖い」と理由を説明するサンテに、ピドンは「過去にとらわれちゃダメだ。俺みたいになる。俺は社会に出られないまま病院に閉じこもってる」と告げました。
二人は和やかに話しますが、バスが工事現場に近づくと、ドリルの音を聞いたピドンが突然パニック状態に陥ります。
耳を塞いで苦しむピドン。
サンテは急いで上着を頭からピドンに被せ抱き締めると、「大丈夫大丈夫。落ち着いてください」と優しく声をかけ続けました。
サンテがあの日のことを話す
その後、ピドンはOK精神病院へ運ばれます。
ピドンは20歳の頃、ベトナムで戦争を体験。
罪のない命をたくさん奪った経験からトラウマに苦しんでいたのです。
ピドンを救ったサンテは院長と面談を行い、ガンテも同席します。
サンテはピドンの助言を思い出し「これからはもう逃げない。逃げないことにした」と決意を表明しました。
ガンテはそんなサンテの姿に微笑みます。
そして、サンテは母親が殺された日のことを話し始めました。
サンテと母親が夜の道を歩いていると、サンテは猫を捕まえるためその場を離れます。
サンテが母親の元へ戻ると、トンネル内で母親が謎の女性に首を刺されて倒れていました。
女性は恐怖で怯えるサンテの方へ歩み寄り、「ここで見聞きしたことは誰にも話さないで。話したら殺すからね。どこへ逃げようと私が必ず追い詰めて、殺すから」と脅します。
サンテは女性の服に蝶のブローチが着けられているのを見ました。
院長から蝶の特徴を聞かれたサンテは「母親の蝶の背中に子供の蝶がおんぶされていた」と返答。
サンテが告げた蝶の特徴にガンテは驚愕します。
それは、デファン(イ・オル)の部屋で見つけた家族写真に写るムニョンの母親がその通りの蝶のブローチを身に着けていたからです。
その後、怒りがこみ上げたガンテは一人壁を殴り続けました。
ムニョンに怒鳴るガンテ
ムニョンはサンテとガンテを迎えに病院を訪問。
ムニョンは更衣室にいるガンテの所へ向かいます。
手に包帯を巻いているガンテを心配しますが、ガンテは冷たい態度で応えました。
ガンテは「兄さんと帰って」とムニョンに告げます。
ムニョンは「明日3人で家族写真を撮ろう。素敵なスタジオを予約したの」と誘いますが、ガンテは「また今度。別の日にしよう。キャンセルを」と力なく答えました。
ムニョンが「イヤよ。もう決めたの。家族写真を撮ったら家族になれる」と告げると、ガンテは「帰れ!」と大声で怒鳴ります。
ガンテの「頼むから帰ってくれ」という言葉を受け、ムニョンは黙って帰っていきました。
帰宅したムニョンは、ガンテの急な態度の変化に頭を悩ませます。
ムニョンはジェスにピザを配達させ、ガンテが怒った理由を尋ねました。
ガンテの親友であるジェスは「ガンテは自分の気持ちを隠そうとします。無理にこじ開けて暴こうとしてもいいことはない。ただ隣で静かに慰めるだけ。いつも俺はそうしてます。あいつは我慢して生きて、突然大人になった。でも心は幼いままだ。読むのは難しい」とムニョンに助言しました。
泣き崩れるガンテ
ガンテは、文芸クラスの教室に”ロミオとジュリエット”と書かれた文字を発見。
ムニョンが以前「私たちは運命」と言っていたことを思い出します。
ガンテの異変に気付いた院長が教室に入ってきます。
ガンテは院長に「母親を殺した蝶は、ムニョンの母親かと」と打ち明けました。
「確かめるのが怖いです。残酷すぎます。やっと呼吸が楽になったのに。これからは平凡な生活を送りたかったのに。ムカつく蝶のせいで今までずっと這うように生きてきた。そのうえ蝶が彼女の母親だったら...。見つけたら殺してやりたかったのに、もうできない。母さんと兄さんにどう謝ればいいか」と苦しい胸中を告白して涙を流すガンテ。
「こんなひどい人生から、逃げてしまいたい」と泣き崩れるガンテに、院長は歩み寄り、彼の肩を優しく叩いてあげます。
ガンテは「ムニョンには知ってほしくない。傷つけたくない。人の気持ちなんて気にしなくていい中身が空っぽの空き缶であってほしい」と告げるのでした。
家族写真
翌朝。
サンテとムニョンは、起きてこないガンテを置いて二人で写真を撮りに出かけます。
ガンテが目覚めると、スーツとスタジオの住所を書いたメモが用意されていました。
スタジオに着いたサンテとムニョンが撮影に入ろうとした瞬間、スーツを着たガンテが登場。
ガンテは歩み寄り「撮影に間に合った?」と尋ねると、ムニョンとサンテは最高の笑顔を見せて出迎えました。
その後、3人で家族写真を撮るのでした。
『サイコだけど大丈夫』12話感想
12話では、サンテがついにあの日の出来事を打ち明けました!
衝撃的なシーンに震えました...。
蝶のブローチを付け、「話したら殺すからね」とサンテを脅した女性は、本当にムニョンの母親なのでしょうか。
やっとガンテが幸せな表情を見せるようになったのも束の間、ムニョンの母親が自分の母親を殺した犯人かもしれないと分かったガンテの苦しみは計り知れないですね...。
ムニョンに冷たく当たる一方で、彼女には真実を知ってほしくないと考えるガンテの複雑な胸中を思うと、とても悲しい気持ちになります。
また、院長から”蝶は治癒の象徴だ”と教えられ、前向きに蝶を捉え始めたサンテの姿も描かれました。
トラウマに真正面から向き合う覚悟を決めたサンテはかっこよかったですね!
バスの中で発作を起こしたピドンを必死に慰めようとした行動にも感動しました。
ガンテがいつも自分にしてくれるのと同様の方法でピドンを慰める姿はとても頼もしかったですね!
ガンテが発見した蝶の亡骸と”もうすぐ行くから”と書かれたメモは恐ろしかったですね。
パク・オンナンは何の目的で置いていったのか気になります!
やはりオンナンがムニョンの母親なのでしょうか。
ムニョンがサンテと協力して取り組み始めた絵本の次回作も気になりますね!
ガンテ、サンテ、ムニョンの3人をモチーフにした旅の物語がどんな作品に仕上がるのか楽しみです。
ハッピーエンドであってほしいですね!
最後は、ムニョンとサンテが写真を撮ろうとしたところへガンテが現れました。
笑顔で家族写真を撮った3人。
3人の笑顔が美しく、流れる曲も相まってとても素敵なシーンでしたね!
ガンテは気持ちの整理ができたのでしょうか。
残すところあと4話。
次回ムン兄弟の母親を殺した犯人である蝶のブローチを付けた女性の正体が暴かれるのでしょうか!
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12話では、ついにサンテが母親が殺された日のことを話しました。 ガンテは、母親を殺した犯人がムニョンの母親である可能性が浮上し苦しみました。 また、ガンテは蝶の亡骸やメモが入った謎の封筒を発見。 そし ...
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