12話では、ついにサンテが母親が殺された日のことを話しました。
ガンテは、母親を殺した犯人がムニョンの母親である可能性が浮上し苦しみました。
また、ガンテは蝶の亡骸やメモが入った謎の封筒を発見。
そして最後は、ムニョンとサンテが写真を撮ろうとしたところへガンテが登場し、3人で家族写真を撮影...というシーンで終わりました。
続きの13話では、ムン兄弟の母親を殺したのがムニョンの母親だと判明するのでしょうか。また、パク・オンナンの謎が明かされるのでしょうか!
目次
『サイコだけど大丈夫』13話あらすじ(ネタバレなし)
今まで怖くてたまらなかったはずのものを描く練習を始めたサンテ(オ・ジョンセ)は、その絵をガンテ(キム・スヒョン)に見せる。父親の容体が悪化していることを聞かされるムニョン(ソ・イェジ)。
引用元:Netflix
『サイコだけど大丈夫』13話あらすじ※ネタバレあり
13話の登場人物
- ムン・ガンテ(キム・スヒョン)
- コ・ムニョン(ソ・イェジ)
- ムン・サンテ(オ・ジョンセ)
- ナム・ジュリ(パク・ギュヨン)
- チョ・ジェス(カン・ギドゥン)
- イ・サンイン(キム・ジュホン)
- ユ・スンジェ(パク・チンジュ)
- オ・ジワン(キム・チャンワン)
- カン・スンドク(キム・ミギョン)
- パク・ヘンジャ(チャン・ヨンナム)
- ソン・ビョル(チャン・ギュリ)
- グォン・ミンスク(ソジュン)
- オ・チャヨン(チェ・オソン)
- コ・デファン(イ・オル)
- カン・ピドン(キム・ギチョン)
- チュ・ジョンテ(チョン・ジェグァン)
- イ・アルム(チ・ヘウォン)
- パク・オンナン(カン・ジウン)
- ユ・ソネ(チュ・イニョン)
- カン・ウンジャ(ペ・ヘソン)
詳しいキャスト・相関図はこちら⇒【サイコだけど大丈夫】キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
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【サイコだけど大丈夫】キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
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ガンテの決意
ムニョン(ソ・イェジ)とサンテ(オ・ジョンセ)が写真を撮りに先に出かけると、ガンテ(キム・スヒョン)は起き上がります。
ガンテはスーツの中にマンテを発見。
マンテには手紙が携えられており、そこにはムニョンの字で”マンテのおかげで私は悪夢を見なくなった。あなたと、サンテさんと、マンテ。私に家族が出来てすごく嬉しい”と書かれていました。
手紙を読んだガンテはムニョンとサンテの元へ行くことを決意し、スーツに着替えます。
ガンテがスタジオに到着すると、ムニョンとサンテは喜びいっぱいの笑顔を見せました。
その後、3人で家族写真を撮影。
撮影を終えた3人は、美術図書館へ向かいます。
サンテが次回作の参考にするためでした。
美術図書館でスンジェ(パク・チンジュ)が出迎えます。
ムニョンは、怒った理由を知りたくてジェス(カン・ギドゥン)に会ったことをガンテに話します。
「心を読むなって言われた。だから諦めた。もう気にしない」と告げるムニョンに、ガンテは「僕は誰かを守ることに、もう疲れ果ててしまった。これからは、使命ではなく、目標にしたい。誰にも絶対に手出しはさせない。僕が必ず守り抜いてみせる」と宣言。
ムニョンが「その”家族”に、私も入ってる?」と尋ねると、ガンテはムニョンの手を握り、「写真を撮ったら...家族だ」と微笑みました。
失敗するサンイン
一方、月1回のお見合いのため帰省していたサンイン(キム・ジュホン)がジュリ(パク・ギュヨン)の家に戻ってきます。
サンインは、スンジェに”お見合いはどうだったか?”とジュリに聞かれるまでは自分からお見合いの話はしないよう念押しされます。
サンインがジュリの部屋に入ると、ジュリは勉強中で態度も素っ気ないものでした。
サンインは思わず自らお見合いの話を振ってしまい、気まずい雰囲気となってしまいました。
その夜、スンドク(キム・ミギョン)がサンインの部屋に食事を持ってきます。
スンドクはジュリについて「母親より父親が好きで、心の支えにしてた。そんな父親を亡くし、しっかり者でいようと頑張り続けたせいで頼り方を知らない子なの。つらい時、心の支えになってあげられる人。それで十分では?」とサンインに助言するのでした。
内部犯の可能性
帰宅したガンテ達。
インテリアの話になると、ガンテはムニョンにこの屋敷を出て別の場所で暮らすことを提案します。
蝶から逃げる時期が近づいたからだと悟ったムニョンは「私が退治してあげる」と答えますが、「違うんだ」とガンテは否定して、ムニョンを抱き締めました。
ガンテは「もしも蝶が現れても絶対に殺すな」とムニョンにお願いします。
ムニョンは従うと約束。
指切りをして、ハンコ代わりにムニョンはガンテにキスをしました。
翌日。
ガンテは、書斎で発見した不審なメモを院長(キム・チャンワン)に見せます。
院長は「きっとト・ヒジェだな。このメモは蝶からの警告だ」と告げました。
ガンテは、テーブルに並べたパク・オンナン持参の大量のメモ書きについて「未使用の紙は私物の中に無し。つまり、他の誰かからもらったメモかと」と推測。
院長は「だとしたら、病院内の人間は誰も信じるな。私も含めてだ」と警告するのでした。
表情が描けないサンテ
サンテが帰宅すると、ムニョンに呼ばれます。
サンテのスケッチブックを確認していたムニョンは、彼が描いた次回作のキャラクターの下絵に”表情”がないことを指摘。
ムニョンに描き直しを命じられたサンテは「表情を描くことが僕には難しい」と答えます。
ムニョンは「じゃあ勉強して。弟の顔だけじゃなくて他人の表情も観察するの」と告げ、独自の表情カードを作ることをサンテに勧めました。
サンテは、ジェスやスンジェに手伝ってもらって表情を描く練習を始めます。
薔花紅蓮伝
一方、ムニョンの父コ・デファン(イ・オル)の容体が急変します。
ここ数日が峠だというデファン。
帰宅したガンテは、ムニョンにデファンの容体を伝えようとすると、ムニョンは院長から聞いて知っていました。
院長から「意識があるうちに会え」と言われたムニョンですが、「親は死期が迫ると免罪符がもらえるの?」と告げます。
ガンテが「後悔しない?お父さんと話せる最後のチャンスなんだぞ。いいのか?」と問うと、ムニョンは「かまわないわ。別に後悔なんかしない」と答えました。
ムニョンは「子供の頃、嫌いな童話があった。その父親が嫌いだった」と告げ、童話『薔花紅蓮伝』について話し始めます。
ムニョンは父デファンと重ね合わせ、「娘の薔花と紅蓮が継母に虐待されていても、父親は傍観してた。いじめる人より、傍観して放置する人の方が悪い。姉妹が死んだのは、父親のせいだわ」と告げました。
ユ・ソネと父
ガンテがムニョンに電話していると、入院患者ユ・ソネ(チュ・イニョン)が小学生のような口調で話しかけてきます。
ソネは、複数の人格が現れる解離性同一性障害を患っていたのです。
彼女は子供の頃に虐待された過去を持っており、自己防衛のため別人格が現れるようになりました。
そんなソネを、親は霊が取りついたと言って霊媒師に売ったのでした。
客として行った院長が偶然気付いてOK精神病院へ入院させたという経緯があったのでした。
後日、ソネの父親がOK精神病院に乗り込んできて、騒ぎになります。
肝臓移植が必要な父親は娘のソネにドナーになってほしいと必死に頼みますが、ソネは拒否。
その後、ガンテとソネがベンチに腰かけていると、ソネの父親が近付いてきます。
ソネはガンテの後ろに隠れながら「お父さん嫌い。お母さんが私をぶっても見ないふりして行っちゃった。守ってくれなかった。私を殴ったお母さんよりお父さんの方が憎い。お父さんなんか大嫌い」と泣き叫びました。
ソネの思いを聞いた父親は放心状態になってその場を去っていきます。
ガンテはソネを優しく抱き締めました。
デファンの過去
余命わずかとなったデファン。
ヘンジャ師長(チャン・ヨンナム)がそばで話しかけると、デファンは「私は大きな罪を犯しました。私は妻を殺したんです。彼女は人を殺しても、鼻歌を歌ってた」と告白。
そして、妻ト・ヒジェのことを回想します。
40代女性が殺害された事件を伝えるニュースを聞いたデファンは、妻を疑います。
ヒジェに「昨日雇った家政婦さんは?」と質問すると、ヒジェは「もう来ないわ」と返答して不気味な笑顔を見せました。
デファンが「君が彼女を殺したな!」と叫ぶと、ヒジェは「心配ないわ。誰も知らないから」と何の罪の意識も感じていない様子。
ヒジェの体を掴んだデファンは「私が死んだらムニョンがどう育つか心配だ。怪物になってしまう」と告げます。
笑い声をあげるヒジェ。
デファンは「死ね。怪物!」と叫んでヒジェを1階へ突き落としました。
話の途中でガンテが入室。
デファンは「私が妻を殺すのをムニョンが全部見たんです」と告白します。
デファンは、頭から血を流すヒジェの体を地下室へ運び、貯水池へ捨てに行きました。
デファンが戻ると、ムニョンが階段に座っていました。
「ムニョンは全部知ってる」と告げるデファン。
ガンテが「だから娘も殺そうと?」と尋ねると、デファンは「違う。ムニョンも母親みたいな怪物になるんだろうと思った。だから殺そうと思った。あの子は何も悪くない。悪いのは私なんだ」と涙ながらに答えるのでした。
ムニョンとジュリが話す
ムニョンは、自分の話を聞いてもらいたくてジュリを誘います。
ジュリは屋敷を訪れ、一緒にお酒を飲みます。
ムニョンは「私は、母がすごく怖かった。だからいい子になろうと努力した。誰も助けに来なかったわ。ある人以外は」と告げて幼き頃のガンテを回想。
「一緒に逃げたかったけど、母のせいでできなかった」と告げるムニョンに、ジュリは「お父さんはそばにいなかったの?」と尋ねます。
ムニョンは「母が身勝手な育児をしてる間、父は何もしなかった。たった一度、童話を読んでくれただけ。だけどね、そのたった一度の記憶が消えないの」と告げました。
屋敷の売却を考えるムニョン
翌日、コ・デファンが息を引き取ります。
納骨を終えて帰るムニョン、ガンテ、サンテの3人。
ムニョンはデファンが自分に童話を読んで聞かせてくれた記憶を回想します。
その記憶には、デファンが楽しそうにムニョンに童話を読み聞かせ、笑顔でムニョンを抱き締める姿がありました。
3人は屋敷に戻ります。
ムニョンは「この屋敷売ろうかな」と告げます。
ガンテが理由を問うと、ムニョンは「なんか、全部やり直したくて」と答えました。
ガンテが微笑を浮かべて「悪くないね」と返すと、ムニョンも微笑み「売ったお金で代表に出版社を構えさせて、残りでキャンピングカーを買う」と告げます。
「あなたも病院を辞めて、3人で気ままに遊び回ろう」と提案するムニョンに、ガンテは笑顔で「ああ、そうしよう」と答えました。
ムニョンがガンテに将来の望みを尋ねると、ガンテは「僕は学校に通いたい。夜間でもいいから」と返答。
しかしムニョンは「女が寄ってくるからダメ。通うなら通信制の大学に」と告げます。
笑って呆れるガンテが童話作家になった理由をムニョンに尋ねると、ムニョンは「童話の世界を私が一番よく知ってるから。父が建ててくれたこの城では私は本物のお姫様だった。お姫様の人生っていうのはどれも辛いものなの。最後だけが幸せ」と答えました。
ガンテは「大丈夫。”終わりよければ全てよし”だから」と告げ、二人は笑い合いました。
壁画に描かれた蝶
ガンテ、サンテ、ムニョンの3人は揃ってOK精神病院に向かいます。
病院に入ると、ピドン(キム・ギチョン)が笑顔でサンテに「扉を見つけたな」と声をかけてきました。
何のことか分からないサンテが壁画を見に行くと、壁画には大きな蝶が描かれていたのです。
「あれは僕が描いた絵じゃないのに」と動揺するサンテ。
サンテは「あれは、殺したおばさんの服に付いてた蝶だ。あの時の蝶だ」と言い、パニック状態に陥ります。
顔色が変わったムニョンは、母の言葉を思い出しました。
ト・ヒジェは「蝶は古代ギリシャ語で”PSYCHEプシュケー”なの。語源は、”PSYCHOサイコ”」と幼きムニョンに教えます。
そして、蝶のブローチを服に付けました。
その蝶は、壁画に描かれていた蝶だったのです。
「あの蝶は母さんを殺したんだ」と告げるサンテ。
ムニョンは、自分の母親がガンテ達の母親を殺した犯人であることに気付きました。
ムニョンは「違うわ」と呟いてその場を離れようとします。
ガンテが追いかけ、ムニョンの腕を掴みました。
声を震わせて「違うわよね。答えて。違うでしょ?」と尋ねるムニョン。
「お願いだ、ムニョン」と答えられないガンテ。
ムニョンは涙目で「違うと言ってよ!」と叫んで病院を出ていくのでした。
ヘンジャの正体
その頃、ある人物が車を運転していました。
車を運転していたのは、OK精神病院の師長パク・ヘンジャでした。
派手なメイクに、例の蝶のブローチを付けたヘンジャは、クレメンタインの歌を歌いながら車を走らせるのでした。
『サイコだけど大丈夫』13話感想
13話は、なんと言ってもラストシーンが怖すぎて、まさかの展開に背筋が凍りました...。
蝶のブローチを付けて登場したOK精神病院の師長パク・ヘンジャが本当にムニョンの母ト・ヒジェなのでしょうか。
もう一度最初からヘンジャの言動を見直したくなりました!
家族写真の撮影シーンは素敵でしたね。
ムニョンに隠し事があるガンテは苦しい心境ながらも、ムニョンの手紙を読んで彼女を家族として守り抜くと決意した姿はかっこよかったです!
また、解離性同一性障害を患う患者ユ・ソネと父親の話は悲しい内容でしたね。
”殴った母よりも見て見ぬふりをした父の方が嫌い”というソネの言葉が印象的でした。
ムニョンも同様な形で父デファンのことを嫌っていたことも判明し、デファンと最後の会話のチャンスでさえ拒否したムニョン。
しかし、ムニョンは幼い頃デファンが一度だけ童話を読み聞かせてくれたことは覚えていましたね。
たった一度でも、二人の間に温かい思い出があったことに感動しました!
一方、サンインのジュリへのアプローチのシーンはコミカルで面白いですね!
失敗続きのサンインですが、ジュリの方もサンインからの連絡を待ったり、彼のお見合い相手のことが気になったりと、少しずつ彼のことを意識し始めているような気がしますね!
スンドクからジュリにとって”心の支えになってあげられる人”になることを助言されたサンインですが、二人の関係がどのような着地を迎えるのか楽しみです!
そして、ついにデファンが妻ヒジェを殺害した過去が描かれました。
家政婦として雇ったガンテ達の母親をヒジェが殺害したことも判明。
罪の意識を感じす不気味な笑みで笑い声をあげるヒジェの姿にはゾッとしました...。
デファンによって貯水池へ投げ込まれたヒジェがどうやって脱出できたのでしょうか。
ト・ヒジェとパク・ヘンジャは果たして同一人物なのかどうか気になりますね!
最後は、蝶のブローチを付けて車を運転するパク・ヘンジャが登場。
壁画に何者かの手で描かれた蝶を見て、パニックに陥るサンテ。
サンテから「あの蝶が母を殺した」と言われ、全てを悟ったムニョン。
ムニョンの涙の問いに答えられないガンテ。
衝撃の大きいラストに言葉を失いました!
蝶を描いた犯人は、パク・ヘンジャなのでしょうか。
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