14話では、ムン兄弟の母親を殺したのが自身の母親だと知ったムニョンの悲しみに暮れる様子が描かれました。
また、師長パク・ヘンジャがムニョンの母親ト・ヒジェだと判明。
そして、真相を知ってもなお、ガンテはムニョンのそばにいることを宣言しました。
最後は、サンテを拉致したヘンジャとガンテが顔を合わせ...というシーンで終わりました。
続きの15話では、ムニョンはガンテの危機に間に合うのでしょうか。
また、ソファに横たわったサンテは無事なのでしょうか!
目次
『サイコだけど大丈夫』15話あらすじ(ネタバレなし)
不穏な電話を受け取ったガンテ(キム・スヒョン)は、屋敷へと急ぐ。その後、ムニョン(ソ・イェジ)はガンテとサンテ(オ・ジョンセ)に出ていくよう告げるが、2人は聞き入れず屋敷にとどまる。
引用元:Netflix
『サイコだけど大丈夫』15話あらすじ※ネタバレあり
15話の登場人物
- ムン・ガンテ(キム・スヒョン)
- コ・ムニョン(ソ・イェジ)
- ムン・サンテ(オ・ジョンセ)
- ナム・ジュリ(パク・ギュヨン)
- チョ・ジェス(カン・ギドゥン)
- イ・サンイン(キム・ジュホン)
- ユ・スンジェ(パク・チンジュ)
- オ・ジワン(キム・チャンワン)
- カン・スンドク(キム・ミギョン)
- パク・ヘンジャ(チャン・ヨンナム)
- ソン・ビョル(チャン・ギュリ)
- グォン・ミンスク(ソジュン)
- オ・チャヨン(チェ・オソン)
- コ・デファン(イ・オル)
- カン・ピドン(キム・ギチョン)
- チュ・ジョンテ(チョン・ジェグァン)
- イ・アルム(チ・ヘウォン)
- パク・オンナン(カン・ジウン)
- ユ・ソネ(チュ・イニョン)
- カン・ウンジャ(ペ・ヘソン)
詳しいキャスト・相関図はこちら⇒【サイコだけど大丈夫】キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
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【サイコだけど大丈夫】キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
こんにちは、リズです。 韓国だけでなく日本や東南アジアでも人気の韓国ドラマ『サイコだけど大丈夫』。 韓国では「最高の癒しドラマ」と称賛され、幅広い年齢層の視聴者の心をくぎ付けにしました。 ここでは異色 ...
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ガンテとヘンジャ
ムニョン(ソ・イェジ)の屋敷へサンテ(オ・ジョンセ)を連れてきたヘンジャ(チャン・ヨンナム)。
サンテを安定剤で眠らせ、ガンテ(キム・スヒョン)に電話します。
ガンテが到着すると、サンテがソファの上に倒れていました。
ヘンジャは「残念だわ。お兄さんとムニョンの二択をさせたかったのに。逃がしたの?」と問います。
こんなことをする理由をガンテが尋ねると、ヘンジャは「私の娘を壊したからよ。私の最高傑作にあなたが余計な手を加えた」と返答。
ガンテが「娘は”作品”なのか?」と聞くと、ヘンジャは「顔、体、魂まで私が丹精込めて作り上げた作品なの」と答えました。
ガンテは「ムニョンはあなたの”作品”じゃない。人間なんだ!」と叫びます。
するとヘンジャは怒りを露わにし、「これだからあの子がダメになってくのよ!」と叫び返しました。
そして、「失敗作は廃棄しないと。だけどもったいなくてそれは私もイヤ。その代わり、お兄さんと遠くへ逃げて。なるべく娘から離れて」と告げます。
「絶対にそんなことはしない」と断るガンテ。
ヘンジャは「そう言うと思ったわ。じゃあ別のチャンスをあげる。私を殺して。母親の復讐ができるわよ。ムニョンはショックで元の性格に戻り、あなたたちは悪縁に縛られたまま」と告げます。
ガンテが「それがあなたの望む結末だと?」と問うと、ヘンジャは「そうよ。皆がハッピーに。みんなハッピーエンド!」と大声を出し、不気味に笑いました。
サンテが二人を救う
ガンテは「諦めろ。あなたが望む結末には絶対にならない。僕がムニョンを諦めないからだ」と力強く主張。
するとヘンジャは、ガンテの母親を殺した経緯を話し始めます。
屋敷に家政婦として雇われたガンテの母親。
ガンテの母は、幼いムニョンが飛べない鳥に対して「殺すべきだよね」と発言したことから、ムニョンには精神に問題があるのではと疑います。
ガンテの母はヒジェにサンテが通う病院を紹介しようとしますが、ヒジェは気を悪くします。
そして、ヒジェはガンテの母親の命を奪ったのでした。
話を聞かされたガンテは、涙目で声を震わせて「たかがそんな理由で殺したのか?」と問います。
ヘンジャは「娘を病人扱いしたのよ。偉そうに」と告げ、笑みを見せました。
するとガンテはヘンジャに飛びかかり首を絞め始めます。
「そうよ殺しなさい」と煽るヘンジャ。
しかしガンテは”母さんは母さんだから”と言った以前のムニョンの言葉を思い出し、手を緩めます。
その隙にヘンジャは注射器を取り出し、ガンテの腹に突き刺しました。
ガンテはひざまずきます。
そこへムニョンが駆けつけました。
興奮状態のムニョンは「私はあなたみたいな怪物じゃない」と告げてヘンジャに向かってペンを振り下ろします。
しかし、間に入ったガンテによって止められます。
ガンテはふらふらになりながら「殺さないと、僕と約束しただろ?」と告げて、その場に倒れました。
ムニョンは気を失ったガンテを支え、必死に彼の名を叫びます。
ヘンジャはムニョンの髪を掴み、「あなたが逆らうからいけないのよ」と告げてムニョンを殺そうとします。
その瞬間、目を覚ましたサンテが重たい本でヘンジャの頭に一撃を食らわせました。
サンテは「僕の弟と妹だ。いじめたら許さない!」と叫びました。
その後、ヘンジャは警察に連行されます。
駆けつけた院長(キム・チャンワン)が失踪したパク・オンナン(カン・ジウン)のことを尋ねると、ヘンジャは「彼女は演技が上手ね」と告げました。
ヘンジャは”病室前の廊下で歌を歌いながら歩く”や”ト・ヒジェ先生の城へ行きムニョンの誕生日を祝う”などのメモ書きをオンナン持参の『西の魔女の殺人』に挟み込み、オンナンはそのメモ通りに行動を起こしていたのでした。
院長がオンナンの居場所を尋ねると、「公演も済んだし、退場してもらわないと。また別の舞台に立ってるかもね」と意味深な発言をしました。
ムニョンの決意
ムニョンは、意識不明のガンテに付き添います。
院長はガンテを診断し、安定剤を打たれただけで数時間後には目覚めるとムニョンに伝えます。
ムニョンはガンテの手を握り、涙を流しながら「私のせいでケガばかりね。ごめんなさい。私といると不幸になる。ごめんなさい」と謝罪の言葉を繰り返しました。
その後、ガンテが目を覚まします。
ムニョンはガンテに「話があるの」と言い、ヘンジャと争った1階の現場へガンテを連れていきます。
ムニョンは「ここで起こった悲劇を一生忘れられない。あなたも私といるときっと辛くなる」と告げ、ガンテにこの家から出ていくよう命じます。
ガンテは「忘れずに乗り越えよう。全ては長い悪夢だったと思うことにしよう」と返しますが、ムニョンは「演技しないで。痛くないふりとか、辛くないふりをする演技。これからは私の前でするはず。あなたの”仮面”を見て、私はだんだん萎縮し、苦しみながら暮らすと思う」と自身の思いを打ち明けました。
その場を去ろうとするムニョンの腕を掴んだガンテは「それは本心か?」と質問。
ムニョンは「ええ。今まで通り一人で暮らすわ」と答えました。
自室に戻ったムニョンは「これでいいの、これで」と呟くのでした。
サンテの思い
翌朝、ガンテはサンテを起こします。
ガンテはサンテを抱き締め「僕たちを助けてくれてありがとう」と感謝を伝えました。
その後、ガンテは朝食の準備をしながら、「もしもムニョンが出て行けと言ったら?」とサンテに尋ねてみます。
サンテは「ムニョンを連れて出ていく。ムニョンが独りになっちゃうからだ」と返答。
ガンテが続けて「それでも僕たちだけ出て行けと言ったら?」と尋ねると、サンテは「”勝手に言ってろ”そう言えば必ず勝てる。”腹でも刺すがいい””出ていくもんか”」と答えました。
ガンテはサンテの返答に笑い、心が和みました。
その後、ガンテは病院へ向かいます。
起きてきたムニョンは「ガンテが戻ったらこの家から出て行って。私との契約は破棄よ」とサンテに伝えます。
サンテは「勝手に言ってろ。絶対に出ていかないからな」と反抗するのでした。
退職届を出すガンテ
OK精神病院を訪れたガンテは、院長に退職届を提出。
休みたい意向を伝えると、院長は笑い「気が合うな」と告げました。
院長は、自身も辞めて遊ぶつもりであることをガンテに伝えます。
ガンテが「もしかして今回の件で引責辞職を?」と尋ねると、院長は「20年も騙された男が患者の心を読めるはずがない」と返答。
そんな院長に、ガンテは最後の面談を頼みました。
ガンテは「ムニョンに、頑張れば乗り越えられると嘘をついたんです。でも、ムニョンが騙されてくれない」と院長に相談します。
院長は「一緒にいると死ぬほど辛いし、別れたら死ぬほど辛くなる。どっちも辛いなら一緒にいなさい」と助言。
面談を終えたガンテは、病院の花壇に苗木を植えさせてほしいと院長にお願いするのでした。
絶筆宣言するムニョン
ムニョンの屋敷をサンイン(キム・ジュホン)とスンジェ(パク・チンジュ)が訪れます。
「もう童話は書かない」と告げるムニョン。
サンインとスンジェは説得を試みますが、ムニョンは「絶筆するわ。もう書かない」と強く宣言。
なおも説得しようとするサンインに対し、ムニョンは「私には書きたい童話がないの」と言い、屋敷も売却することを伝えます。
ムニョンがその場を去ると、サンインはスンジェに「ムニョンにとって童話は世間とつながるための窓で、命みたいに大事だった。それを捨てるということは死ぬと言ってるようなものだ」と嘆きました。
仲のいい兄弟
ガンテが屋敷に戻ると、ムニョンが悪夢にうなされていました。
ガンテはムニョンの手にマンテを握らせます。
気がついたムニョンは「早く出て行って。今日中に。マンテで十分よ。ガンテは必要ないわ」と告げます。
ガンテは「もう一人は無理だ。人の温かさや満幅の幸せを知ったから。だから、もう認めろ。愛情に飢えてる子供だってことを」と返しました。
ところが、ムニョンは布団に潜り込み「出て行って」と言います。
ガンテは”仲のいい兄弟”についての昔話を語り始めました。
語り終えたガンテは「この童話の教訓は、”仲のいい兄弟は一緒に暮らせば無駄足を踏まない”。面白いだろ」と告げ、サンテの解釈であることを伝えます。
そして、「君は、僕たちが嫌い?好きなくせに。無駄足を踏むようなマネはやめよう。どこでもいい。一緒にいよう」と布団にくるまったムニョンに声をかけるのでした。
ムニョンに食事を
ムニョンにジュリ(パク・ギュヨン)から着信が入ります。
母スンドク(キム・ミギョン)の具合が悪いため看病してほしいという内容の電話でした。
「何で私が」と不満を言いながらもムニョンは出かけます。
ジュリの家に到着したムニョンですが、スンドクはいたって健康のように見えました。
実は、食事をしようとしないムニョンを心配したガンテがサンインに連絡し、協力を求めていたのです。
集まったサンインやジュリたちが話し合い、ムニョンに食事をとらせようと作戦を立てたのでした。
ムニョンはスンドクの作った料理を食べます。
「なぜみんな私に親切なんですか?」とムニョンが尋ねると、スンドクは「かわいいから。ガンテみたいな優しい人を愛してくれてかわいいからよ」と返答。
ムニョンの目に涙が浮かびました。
母さんの木
その頃、ガンテとサンテはOK精神病院の庭にいました。
ガンテは苗木を植え、”母さんの木”と名付けます。
その木にガンテ、サンテ、ムニョンが写った家族写真を飾りました。
ガンテとサンテは母親に語りかけるように”母さんの木”に話しかけます。
ガンテは「母さん。僕立派に育っただろ?僕が兄さんのことをしっかり守るよ」と宣言。
するとサンテが「守ろうなんて思わなくても大丈夫。面倒を見させるために産んだわけじゃない。そんなつもりで産んだわけじゃないと思う。兄が弟を守るものだ」と返しました。
幸せそうなガンテの表情
ムニョンが屋敷に帰ると、階段でうずくまって眠っているサンテを発見。
起きたサンテは、宿題だった表情の絵をチェックしてほしいとムニョンに頼みます。
ムニョンは最初は断るも、”挿絵画家になりたい”というサンテの思いを受け、絵を見てあげます。
サンテが渡した一枚には、幸せそうに眠るガンテの絵が描かれていました。
サンテは「ガンテの本当に幸せそうな表情。こういう顔は初めて見た」と告げます。
ムニョンはその絵をじっと見つめ、目に涙を浮かべます。
サンテはその絵をムニョンにプレゼント。
サンテは「お母さんに自慢したいから挿絵作家になりたい」と告げて、OK精神病院にある”母さんの木”の存在をムニョンに教えました。
大声で愛を告白するガンテ
翌日、ムニョンはOK精神病院を訪れます。
ムニョンは庭に植えられた”母さんの木”の前で、「申し訳ありません」と謝罪。
その横にガンテが現れます。
ガンテはムニョンを尾行していました。
ガンテは「努力するよ。僕が必ず乗り越えて、受け止めるよ。だから僕を遠ざけないでくれ。一緒にいよう」とムニョンに告げます。
しかし、ムニョンは無言のままその場を立ち去ります。
するとガンテはムニョンの背中に向かって「愛してる」と叫びました。
ムニョンは一度振り向きますが、再び背を向けて歩き出します。
ガンテはむきになって「愛してるんだ。聞いてるか?ものすごく愛してる!告白してるのに逃げるのか?愛してるって言ってるのに!」と大声で叫びました。
その後、帰宅しても「愛してる」と言い続けるガンテ。
ムニョンが「”愛してる”なんて言ったら、その口を...」と言いかけてその場を去ろうとすると、ガンテはムニョンの腕を掴みます。
「どうする気だ」と言い、ムニョンにキスをするのでした。
『サイコだけど大丈夫』15話感想
15話では、ついにパク・ヘンジャことト・ヒジェが捕まりました!
冒頭のガンテとヘンジャのシーンには手に汗握る緊張感が漂っていて、引き込まれました。
ヘンジャは娘ムニョンを作品扱いしたり、ガンテに自分を殺させようとしたり、どこまでもサイコパスで怖かったですね...。
些細な理由で殺害されたガンテ達の母親が可哀想でした。
ともあれ、ヘンジャが逮捕されてひと安心です!
また、ムニョンとガンテの危機を救ったサンテはとてもかっこよかったですね!
「僕の弟と妹だ」と叫んで怒りを露わにするサンテには、兄としてのたくましさが感じられました。
病院の庭に植えられた”母さんの木”に向かって「兄が弟を守るものだ」と告げる姿にも頼もしさがありましたね。
天国から母親がサンテの成長を見守ってくれているといいですね!
母ト・ヒジェの悪行を受けて、ムニョンがガンテを遠ざけようとする姿はとても切なかったです...。
そんなムニョンのそばを頑なに離れようとしないガンテは素敵でしたね!
ムニョンは実の母親に殺されそうになりましたが、このまま終わってしまうのは何だか悲しいです。
いつか母と娘が分かり合える日が来ることを願いたいです!
一方、ずっと謎だったパク・オンナンについても明かされましたね。
彼女がヘンジャのメモ書き通りに演じていたのには驚きました!
しかし、オンナンの失踪後の行方についてヘンジャは”退場”や”別の舞台”といった表現をしていましたね。
どういう意味なのか気になりました!
最後は、ガンテがむきになってムニョンに愛を告白しました。
ムニョンがガンテに愛の言葉を繰り返した4話を彷彿とさせるシーンだったので面白かったです!
今回は構図が逆で、まさかガンテがムニョンにここまで夢中になるとは当初想像していなかったので、ガンテの大きな変化を感じました。
ガンテがムニョンにキスを迫って終わった15話。
いよいよ次回が最終話です!
ガンテとムニョンの関係はどうなるのでしょうか。
また、サンテを含めた三人にハッピーエンドは訪れるのでしょうか!
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