12話では、JMのICへの投資が実はデヒの策略によるものだったことが判明。ICは損害を被る羽目になりました。
また、グンスの仕業によりヒョニがトランスジェンダーであることが公に知れ渡ることになりました。
そして、ヒョニが自らカミングアウトする...というシーンで終わりました。
続きの13話では、果たしてヒョニは優勝を勝ち取ることができるのか。ICはキムさんから投資を受けることができるのでしょうか!
目次
『梨泰院(イテウォン)クラス』13話あらすじ(ネタバレなし)
自らの野望を実現するため、着実に計画を進めていくグンス(キム・ドンヒ)。目標を高く掲げるセロイ(パク・ソジュン)たちは、ビジネスを次の段階へと進化させる。
引用元:Netflix
『梨泰院(イテウォン)クラス』13話あらすじ※ネタバレあり
13話の登場人物
- パク・セロイ(パク・ソジュン)
- チョ・イソ(キム・ダミ)
- チャン・グンス(キム・ドンヒ)
- オ・スア(クォン・ナラ)
- チャン・デヒ(ユ・ジェミョン)
- チャン・グンウォン(アン・ボヒョン)
- チェ・スングォン(リュ・ギョンス)
- マ・ヒョニ(イ・ジュヨン)
- キム・トニー(クリス・ライアン)
- イ・ホジン(イ・デビッド)
- キム・スルレ(キム・ミギョン)
詳しいキャスト・相関図はこちら⇒『梨泰院(イテウォン)クラス』キャスト・登場人物・相関図の紹介
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【梨泰院(イテウォン)クラス】 キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
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タンバムが優勝する
「最強の居酒屋」決勝戦が始まりました。
料理を作り終えたヒョニ(イ・ジュヨン)に、司会者が意気込みを尋ねると、ヒョニは「今日、個人的なことが不本意ながら公になりました」と切り出し、「私は、トランスジェンダーです」と告白。
そして「私が私であることに、他人の理解は不要です」と堂々と言いました。
この舞台に立っている理由を聞かれたヒョニは「私を強くしてくれる仲間に、おいしい料理で恩返しをしたくて、この場にいます」と答えました。
皆が緊張の面持ちで見守る中、優勝者が発表されました。
呼ばれたのは、ヒョニ。
タンバムが優勝を果たしました。
ヒョニは涙を流し、セロイ(パク・ソジュン)に抱きつきます。
会場は大歓声に包まれ、セロイ、ヒョニ、スングォン(リュ・ギョンス)、トニー(クリス・ライアン)の4人は抱き合って喜びを分かち合うのでした。
イソがグンスの愛を拒否
優勝を逃したスア(クォン・ナラ)とグンス(キム・ドンヒ)は、会長室でデヒ(ユ・ジェミョン)に叱責されます。
しかし、グンスが長家(チャンガ)のやり方を倣ってヒョニがトランスジェンダーであることを暴露したと知ったデヒは、その点については褒めるのでした。
デヒは、グンスが退出したあと、グンスは後継者の器かどうかスアに尋ねます。
スアは「会長と似てますね」と答えるのでした。
イソ(キム・ダミ)は長家(チャンガ)本社を尋ね、グンスを待ち伏せていました。
グンスが姿を現すと、彼に近づき頬に平手打ちをします。
そして「ヒョニの記事を出したのはあなたね?」と問いました。
グンスは開き直った表情で「僕がやった。悪いか?競争に勝つためだ」と返答。
グンスは「お前に言われた。どうしようもなく欲が出たら、チャンガを継げと」とイソに言います。
するとイソは「こうも言ったわ。”冗談よ”って」と答えました。
その言葉に反応したグンスは「ふざけるな。諦めてばかりの俺が初めて自分で決意した。お前の一言に全てを懸けたんだ。なのにあんまりだ」と心の内を吐露。
イソがセロイの話を持ち出すと「社長の話はうんざりだ!」とグンスは怒鳴ります。
そして「お前が、どうしようもなく好きだ」と告白。
しかしイソは「悪いけど、受け入れられない」と拒否し、長家(チャンガ)を去っていきました。
セロイを潰そうと考えるグンス
スアは、一人社内に残っているグンスを見かけ、声をかけます。
ヒョニの情報を流したのが自分だとイソにバレたことをスアに告げます。
スアは「セロイが知ったらどう思うかな。”お前が何をしようが、俺は揺るがない”。そう言うわ」とグンスに言います。
するとグンスは「僕が何をしても揺るがない?それを聞いて何を考えたと思います?」とスアに問い、歩み寄りながら「どうやったら、セロイさんを潰せるか」と冷たい表情で告げるのでした。
キムさんがICに投資
約束通り「最強の居酒屋」で優勝を果たしたセロイたちは、キムさん(キム・ミギョン)から投資を受けられることに。
キムさんは投資契約書にサインし、セロイを激励。
セロイも、約束通り韓国のトップになることを改めて誓うのでした。
夜。
タンバムの皆は、番組での優勝とキムさんからの投資をお祝いして飲んでいました。
半分酔い潰れている状態のセロイは「お前らがいるから、俺が勝つ。俺は誰の息子だ?父は俺を誇りに思ってた。チャン会長?長家(チャンガ)?かかってこい。勝ってみせるさ」と決意を新たにしました。
他の皆が帰り、イソは、一人テーブルに酔い潰れているセロイのそばに座ります。
そして、「まだ、苦いんですね」と呟くのでした。
グンスが後継者候補に
デヒとグンスは会長室で囲碁を打っていました。
会議の時間になると、デヒはグンスに同席するよう言います。
会議室に入ったデヒは皆にグンスを紹介。
「後継者として考えている」と告げ、グンスやスアを含めて皆が驚きの表情を見せました。
グンスは「企画チームのチャン・グンスです。頑張ります」と皆に挨拶。
皆は戸惑いながらも拍手で迎えるのでした。
セロイが世界進出を目標に掲げる
セロイとイソ、ホジン(イ・デビッド)の3人は今後について話をしていました。
「最強の居酒屋」での優勝により、フランチャイズの問い合わせが殺到。
イソとホジンは全国展開を見据えます。
ホジンは「おめでとう。夢を叶えたな」とセロイに祝福の言葉をかけます。
セロイは「漁船や肉体労働を通して1億を貯めるのはしんどかった。でも1億を10億にするのは簡単だった」と言い、中国でエキスポが開かれることを二人に告げました。
そして「全国じゃなく、中国から世界へ。100億を1000億にしよう」と今後の大きな目標を口にし、イソとホジンはあっけにとられます。
セロイは「俺の夢は、長家(チャンガ)を抜いて韓国でトップ。それを目指す。これからだ」と意気込むのでした。
4年後
4年が経ち、ICはソウルの自社ビルに本社を構え、世界市場にも進出するなど急成長を遂げていました。
「人と信頼」という経営理念の下、セロイは代表取締役、イソやスングォン、ヒョニらは幹部としてICの経営に尽力していました。
セロイの忙しいスケジュールをスングォンは心配しますが、セロイは業界トップには未だに長家(チャンガ)が君臨していることを指摘し、「俺は1位を目指す」と意気込みました。
一方、長家(チャンガ)の海外支社での勤務を終えたグンスが韓国に帰国。
常務となったグンスは、通りを再生する革新的なプロジェクトを会議で発表するなど、ますますデヒ会長から信頼される存在に成長していました。
デヒはセロイとICが相当成長していることを認め、「いつかは挑んでくる。油断するな」とグンスに警告します。
変わらないイソの気持ち
イソがセロイのオフィスでパソコンからアクセサリーを見ていると、セロイがやって来ます。
イソは、アクセサリーを買ってほしいとセロイに言います。
そして「私は代表が好きすぎておかしくなりそう」といつものように愛を告白し、セロイは困惑。
イソは「なぜ悩むんですか?方法なら1つある。私を受け入れて」とセロイに告げるのでした。
デヒが倒れる
自宅で食事をとっていたデヒ。
しかし、顔色が悪く、めまいを起こし倒れてしまいます。
グンスとキム室長が慌てて駆け寄り、デヒは病院に運び込まれます。
デヒは末期のすい臓がんであると判明し、余命半年だと医師から宣告されました。
グンウォンが出所
出所したグンウォン(アン・ボヒョン)がデヒの病室を尋ねます。
「俺を恨んだだろう。謝ってほしいか?」と問うデヒに、グンウォンは「4年ぶりだよ。それが息子に言うこと?」と怒りを滲ませます。
そこへグンスが入室し、グンウォンと再会。
グンスはデヒに「体調がいいうちに次期会長を決めるべきです」と主張。
グンウォンはグンスの胸ぐらを掴み、「随分変わったな」と言い、グンスは「相変わらずだね」とグンウォンに返しました。
グンスが退室すると、グンウォンはデヒに「まるで父さんのコピーだ」とグンスの印象を述べると、「だから、この座に就く資格があるんだ」とデヒは告げました。
そして、「言っておくが、あの日のことは後悔していない。全ては、長家(チャンガ)のためだった」とグンウォンを切り捨てた日のことを話します。
グンウォンは声を震わせて「変わってないね。何でも”チャンガ”。何のためなのか。お大事に」と言い、最後に「父さんの大事な長家(チャンガ)を守ってあげます」と宣言し、部屋を後にするのでした。
余裕なイソと不安なスア
セロイとスアが梨泰院を歩いていると、ホジンからセロイに電話がかかってきました。
セロイはスアと別れ、ホジンの元へ行きます。
セロイとスアが一緒にいたところを、たまたまイソが見ていました。
イソとスアはカフェで話します。
イソは「いつ代表を手放してくれるかな」とスアに言うと、「セロイに言ってよ。貧しい男は嫌いだと言ったら”金持ちになるって”。長家(チャンガ)を潰して解き放ってくれるって言ってくれた。私が苦しまないように」とスアは昔セロイから言われたことを自慢げに語りました。
そんなスアの様子を察したイソは「どうしたの?”彼は私が好きだ”って余裕だったのに。こんな不安げな姿は初めてよ」とスアに言い、「怖いのね。私に奪われるかと」と冷笑を浮かべながら告げました。
動揺するスア。
さらにイソは「金持ちになってこい、私を苦しめるチャンガを潰せ。全部自分中心ね。当の本人は何もしないでお願いばかりしてる」とスアを非難します。
スアは「何も知らないくせに」と言い返しますが、イソは「少なくとも、1つは知ってる。誰が代表をより深く愛してるか。金持ちには私がしてあげる。代表を苦しめる長家(チャンガ)は私が潰す」と自信たっぷりに告げるのでした。
セロイがデヒの病気を知る
ホジンに呼び出されたセロイ。
ホジンは、グンウォンが出所し、彼と遭遇したことをセロイに話します。
「それで?何かあった?」と聞くセロイに、「俺を覚えてもいなかった。俺は忘れられないのに。笑えるよな。俺は変わり、やつは全てを失ったのに」とホジンは苦笑しながら言いました。
セロイはホジンの肩に手を添え慰めます。
ホジンは話を変え、長家(チャンガ)の後継者はグンスだろうと予想します。
何の話か分からないセロイは「後継者?」とホジンに聞き返しました。
ホジンは、デヒが余命宣告を受けたことをセロイに伝えます。
セロイは一瞬呆然となり、「何だと?」とホジンに問うのでした。
デヒの最後の楽しみ
デヒの元にある人物から電話がかかってきます。
電話の相手はセロイでした。
用件を尋ねるデヒに、すい臓がんを患ったことを知ったと告げ、「死ぬんですか?」と問います。
そして「そんなに、あっけなく死ぬのは卑怯です。天罰?冗談じゃない。罰は僕が下す」と宣言し、「まだ死ぬな」と訴えました。
その言葉を聞いたデヒは心の中で”俺の生存を望む唯一の人が、君とは”と呟き、「面白い。ああ、俺の最後の楽しみは君だ」と不敵な笑みを浮かべながらセロイに言いました。
セロイは「近々伺います」と告げると、デヒは「長くは待てない。急ぐんだな」と忠告するのでした。
『梨泰院(イテウォン)クラス』13話感想
13話では、物語は4年後へ移行しました!
ICは急成長を遂げ、代表となったセロイは、世界進出という目標を実現させていました!
自分の店を持つ、店をフランチャイズ化させる、そして世界進出する。
これまで常に自分の目標を口にして、実現させてきたセロイは本当にかっこいいですね!
また、イソやヒョニ、スングォンらも役職につき、セロイを支えている姿はとても頼もしかったです。
イソのセロイへの愛も相変わらずで、可愛いですね!
セロイに対して受け身なスアと主体的なイソ。
未だにイソに恋愛感情を抱かないセロイの気持ちを、イソが変える日が訪れるのか、要注目ですね!
一方で、4年の間に海外支社勤務も経験して常務となった長家(チャンガ)のグンス。
企画力が磨かれ、デヒからも信頼を置かれるほどに成長していました。
グンスの成長には嬉しさを感じると同時に、人や情より「チャンガ」を優先するデヒにますます似てきたのは複雑ですね...。
また、出所したグンウォンが何かを企んでいる様子でした。
彼の動向にも注目です!
そして、何より衝撃的だったのがデヒの病気。
余命わずかと宣告され、その事実を知ったセロイは「罰は俺が下す」と宣言しました。
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【梨泰院(イテウォン)クラス】14話あらすじ・感想(ネタバレあり)
13話では、4年後に舞台が移りました。 ICは世界進出し、長家(チャンガ)に次いで国内シェア2位になるなど急成長を遂げていました。 一方で、長家(チャンガ)の会長デヒはすい臓がんを患い、余命半年と宣告 ...
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【梨泰院(イテウォン)クラス】12話あらすじ・感想(ネタバレあり)
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