”韓国のゴールデン・グローブ賞”と呼ばれる百想芸術大賞。
その56回目の百想芸術大賞で、日本でも大ヒットした『梨泰院クラス』や『愛の不時着』を抑え、TV部門の最高賞・大賞を受賞した作品をご存じでしょうか。
その作品の名は『椿の花咲く頃』。
KBS演技大賞でも、主演のコン・ヒョジンが大賞を受賞するなど、12冠を達成しました!
韓国では最高視聴率23.8%の大ヒットを記録!
コロナ禍の中、疲弊した心を癒してくれる温かなドラマとしてハマる人が続出しています!
主演には『最高の愛』や『大丈夫、愛だ』などで知られるコン・ヒョジン。
韓流の”ラブコメ女王”と言われる彼女にとって今作が3年ぶりの主演ドラマです!
また、共演には今作が除隊後復帰作であるカン・ハヌル。
小さな町を舞台にした心温まる韓国ドラマ『椿の花咲く頃』は一体どんなドラマなんでしょうか?
1話ずつ紹介したいと思います!
目次
『椿の花咲く頃』1話あらすじ(ネタバレなし)
小さな町で”カメリア”というバーを開き、近所のウワサの的となるシングルマザーのドンベク(コン・ヒョジン)。数年後、ファン・ヨンシク(カン・ハヌル)に運命の出会いが訪れる。
引用元:Netflix
『椿の花咲く頃』1話あらすじ※ネタバレあり
1話の登場人物
- オ・ドンベク(コン・ヒョジン)
- ファン・ヨンシク(カン・ハヌル)
- カン・ジョンニョル(キム・ジソク)
- ジェシカ(チ・イス)
- ノ・ギュテ(オ・ジョンセ)
- ホン・ジャヨン(ヨム・ヘラン)
- ヒャンミ(ソン・ダムビ)
- ピルグ(キム・ガンフン)
- クァク・トクスン(コ・ドゥシム)
- ピョン所長(チョン・ペス)
詳しいキャスト・相関図はこちら⇒【椿の花咲く頃】キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
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【椿の花咲く頃】キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
こんにちは、リズです。 地上波ドラマとして2019年史上最高の大ヒットとなった韓国ドラマ『椿の花咲く頃』。 日本でも大ヒットした『愛の不時着』や『梨泰院クラス』を抑え、第56回百想芸術大賞TV部門大賞 ...
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モノローグ
雨が降り注ぐ中、ゆっくりと人混みの中を進んでいく、警察の制服を着た男。
殺人事件が発生し、女性らしき遺体が貯水池で発見されます。
遺体の腕には、ゲルマニウムのブレスレットが着けられていました。
オ・ドンベク
町全体が1つの家族のような町、オンサン。
ある日、オ・ドンベク(コン・ヒョジン)というシングルマザーが赤ん坊を連れて引っ越してきます。
スラリとしたスタイルと美貌を併せ持つドンベクに町民は釘付けに。
ドンベクは「カメリア」という名前のスナック店を経営し始めます。
月日が経ち、6年の歳月が流れます。
カメリアはドンベクの美貌に魅了された男たちのたまり場となり、大繁盛していました。
息子ピルグ(キム・ガンフン)も小学1年生になり、母を守ろうとする勝気な少年へと成長。
経営は順調だったものの、ドンベクは彼女に嫉妬する近所の女性たちから批判の目を向けられていました。
ファン・ヨンシク
一方、ファン・ヨンシク(カン・ハヌル)は、高校生の頃から人一倍正義感が強く、正義のためなら危険をも顧みず悪人に立ち向かっていく性格でした。
あらゆる善行を行い、犯人を捕まえる度に賞を貰ったヨンシクは特別採用で警察官になります。
ところがある日、仕事でトラブルを起こしてしまったヨンシクはソウルの勤務先からオンサンへ左遷されてしまいます。
ヨンシクは生まれ故郷オンサンに赴任することとなりました。
ジョンニョルとジェシカ
人気野球選手カン・ジョンニョル(キム・ジソク)とパワーブロガーのジェシカ(チ・イス)は子供と一緒にテレビ出演するなど、仲睦まじい夫婦として知られていました。
しかし実は2人は別居中で、裏ではすぐに口げんかする仮面夫婦の仲だったのです。
ジェシカは、まだ乳飲み子である娘の世話を夫ジョンニョルに任せっきりでした。
ジョンニョルは「生きるのは辛いな...」とため息をつくのでした。
ドンベクとヨンシクの出会い
オンサンではかつて連続殺人事件が起き、世の中を震撼させた過去がありました。
「ふざけるな」と書かれたメモを殺害現場に残す”ジョーカー”と呼ばれる犯人は未だに逮捕されていないものの、ここ5年間は何事も起こっていませんでした。
ジョーカー逮捕に意欲を燃やすヨンシクが書店で犯罪心理学についての本を読んでいると、スラリとした髪の長い美人に出会い、ひと目ぼれ。
その女性は、ドンベクでした。
ヨンシクはドンベクに話しかけますが、変人扱いされます。
書店を出たドンベクの後をヨンシクが追うと、彼女は弁護士事務所へと入っていきました。
ある弁護士事務所を訪れたドンベク。
カメリアの場所のオーナーであるノ・ギュテ(オ・ジョンセ)のツケを払ってもらいたく、相談に訪れたのでした。
弁護士の女性ホン・ジャヨン(ヨム・ヘラン)はギュテの妻でした。
ジャヨンはギュテの携帯電話の発信履歴から、夫がドンベクに入れ揚げていることを知っていました。
膨れ上がるヨンシクの想い
ギュテがヨンシクの歓迎会をカメリアで開きます。
「ダサい店だな」と呟くヨンシクでしたが、その店の店主が自身が書店でひと目ぼれしたドンベクだと知り驚きの表情に。
ドンベクが弁護士ではないと知ったヨンシクですが”でも僕は気付いた。知性は関係なかった。心に浮かんだ思いは1つ。美しさに惹かれた”と心の中で呟きます。
ギュテは、オーナーという立場を利用して、ドンベクにピーナッツをサービスさせようとしたり、一気飲みを要求してきたりしました。
求められるがままに酒を飲み干したドンベクは、「料理の代金に、私の手首と笑顔の代金は含まれていません」ときっぱり言い放ちます。
ヨンシクはそんなドンベクにますます心ときめきました。
結局、ピーナツ代を払わずに店を出たギュテ。
この状況に黙っていられないヨンシクは、ピーナツ代を出すようギュテに迫ります。
2人は揉み合いになり、ヨンシクは誤ってギュテの財布を奪ってしまいます。
財布を持って走り出したヨンシク。
カメリアに戻ったヨンシクは、ドンベクにピーナツ代を渡します。
お礼を言うドンベク。
ヨンシクは「ファン・ヨンシクです」と名乗り、「毅然とした態度を見てファンになりました。明日も来ます!あさっても来たいです!というか、毎日来てもいいですよね?」と宣言。
キラキラした笑顔を見せるヨンシクを、ドンベクは”変な奴が現れた”と心の中で思いながら不思議そうにヨンシクを見つめるのでした。
エピローグ
再び冒頭のシーンが描かれます。
遺体に覆われた白い布をめくったヨンシクは悲しみで顔を歪めるのでした。
『椿の花咲く頃』1話感想
何者かの遺体が運び込まれる冒頭のシーンから衝撃を受けました!
女性らしい細い腕でしたが、一体誰の遺体なのでしょうか。
ドンベクも同じブレスレットを付けていたのが気になりました。
エピローグでは遺体の顔を確認したヨンシクが顔を歪める様子が描かれましたが、その遺体はドンベクだったのでしょうか!
サスペンスな要素に一気に引き込まれました!
シングルマザーのヒロイン・ドンベクが女手一つで息子を育てさらには一人で店を切り盛りする姿はとてもたくましかったですね!
ただ同時に、どこか謎めいている印象も受けました。
どういう経緯でオンサンに引っ越してきたのか、息子ピルグの父親は誰なのかなど気になることだらけでした!
オンサンに来るまでの彼女の背景には一体何があったのでしょうか。
これからの展開に期待です!
また、ドンベクにひと目ぼれした警察官ヨンシクのキャラクターが面白かったです!
都会人を気取ったような態度や田舎くさい真っ直ぐな性格が印象的で、作品の雰囲気を明るくしてくれていましたね!
ドンベクとのロマンスが今後楽しみです!
一方、ジョンニョルとジェシカの夫婦も気になりました。
彼らが今後ドンベクたちとどのように関わっていくのか注目ですね!
ドンベクの姿を陰から盗み見る何者かの存在がほのめかされましたが、この人物は一体何者なのでしょうか。
また、オンサンで過去に起きた連続殺人事件とはいったい。
ジョーカーと呼ばれる犯人はどこへ消えたのか。
下町のような雰囲気を漂わす小さな町オンサンで今後どんなストーリーが展開されていくのか楽しみです!
最後はヨンシクがドンベクに「毎日店に来る」と宣言。
\『椿の花咲く頃』2話あらすじ・感想はこちら/
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【椿の花咲く頃】2話あらすじ・感想(ネタバレあり)〜いいヤツ、悪いヤツ、セコいヤツ〜
1話では、オンサンに引っ越してきたシングルマザーのオ・ドンベクと正義感溢れる警察官ファン・ヨンシクの出会いが描かれました。 ヨンシクは瞬く間にドンベクの美しさの虜に。 ドンベクが開いた店「カメリア」は ...
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