まずは10話を振り返ります!
「解放される」か「30億ウォンを手に入れる」か選択を迫られた人質たちのうち、半数にあたる15人が解放を選びました。
父モスクワからミソンの気持ちが「ストックホルム症候群」だと言われたデンバーは苦悩し、わざとミソンを突き放す態度をとりました。
作戦通り、強盗団は人質15人を解放し、同時に造幣局の外からトーキョーが命がけで戻ってきます。
警察との銃撃戦となるも、作戦は無事に成功。
しかし、モスクワが重傷を負うことに。
ソノを再び疑い始めたウジンは、彼が父親と共に脱北したことを知ります。
一方、教授らは逃亡を図ったムヒョクを取り囲みますが、直後ムヒョクは交通事故に遭う事態に。
最後は、トーキョーが仲間に「明日、ここを出る」と告げ...というシーンで終わりました。
続きの11話では、どんな展開が描かれるのか?
脱出の予定が早まったいま、強盗団は無事に脱出できるのか?
ソノの正体に気付いたウジンは逮捕に動くのでしょうか!?
目次
『ペーパー・ハウス・コリア』11話あらすじ(ネタバレなし)
エピソード11
仲間が大けがをしたことで難しい状況に立たされたうえ、予定よりも早く計画を完了させなければならなくなる強盗たち。近くの病院に教授を誘い出すウジン。引用元:Netflix
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『ペーパー・ハウス・コリア』11話あらすじ※ネタバレあり
脱出計画の全貌
教授の考える脱出計画は、造幣局の中と外から穴を掘って脱出口を作り、金は地下水路を使ってゴムボートで運び出すというものでした。
そして、アジト近くのホテルで開催される南北会談の開催当日、政治家こそ本当の強盗だと知った民衆が押しかけ、広場一帯は大混乱に陥るだろうと予測。
その混乱に乗じて逃げるという計画でした。
リオの思い
造幣局では、モスクワが警察の銃弾を受け重傷であることが判明。
ベルリンは警察に対し、医療スタッフの派遣を要求しますが、「治療を望むなら負傷者を引き渡せ」と断られます。
モスクワに応急処置を施した後、「教授の計画はすでに終わってる」と言い出すリオ。
教授とベルリンは兄弟だと皆に明かし、「革命だの復讐だの俺の知ったことか!」と怒りを爆発させます。
リオは命を懸けるほどの教授とベルリンの壮大な計画に巻き込まれたくなかったのです。
リオの話を聞いたデンバーは父モスクワに「治療のために造幣局を出よう」と勧めます。
しかし、モスクワは断固として拒否し、トンネルを掘るよう命じます。
その後、デンバーは懸命に穴を掘り始めました。
デンバーに頼まれ、モスクワの看病をするミソンは、「今まで自分の意思で生きたことがなかった。でも、生まれて初めて自分の心に従ってテクスさんを選んだ」とモスクワに想いを打ち明けるのでした。
教授を取り逃がすウジン
教授の予想通り、会談の開催を明日に早めることを決めたサンマン。
北朝鮮企業の救済金4兆ウォンにサインさえすれば、世論を気にせず造幣局に突入できるという理由からでした。
一方、ついにソノが教授だと知ってしまったウジン。
教授を呼び出し、昏睡状態のムヒョクの見舞いに一緒に行こうと誘います。
警察の罠だと気付かず、教授は承諾。
ウジンがムヒョクの病室から退出すると、教授はアジトの場所を知るムヒョクの殺害を試みようとします。
しかしウジンが戻ってきたことで断念。
ウジンはソノに抱きしめられるよう仕向け、首元にGPSを密かに取り付けます。
その後、病院をあとにした教授を追跡するウジンら警察ですが、取り逃がす結果に。
実は、病院を出た後、教授はGPSを見破り、警察の裏をかいて逃走したのです。
教授を逃したことを知った警察署長は、教授と恋仲だったウジンを疑い、停職処分を下すのでした。
モスクワの死
脱出口の完成直後、モスクワの容態が急変。
デンバーは「トンネルが完成した。あとは出ていくだけ」と涙ながらに声をかけますが、モスクワは「ここを出たら、ミソンを幸せにしろよ」と声を振り絞ります。
そして、仲間に感謝を伝えると、「俺はオ・マンシクだ」と本名を告白して息絶えます。
デンバーは大粒の涙を流すのでした。
サンマンの目論み
会談の開催が早まったことから、会場近くの広場には多くの人々が押し寄せていました。
群衆の一部は強盗団に同調し、会談を中止するようデモを行っていました。
教授の予想した通りの状況に。
その頃、集まった強盗団。
トーキョーは仲間に「皆が好き。ここに来た理由は違っても、ここを出るときはみんな一緒だ」と声をかけ、想いを1つにします。
一方、サンマンは、突入作戦の目標は強盗団の逮捕ではなく射殺だと署長に告げるのでした...。
ウジンに全てを打ち明ける教授
アジトにいる教授。
すると突如、ウジンに銃を向けられます。
ウジンは、教授の逃走経路と防犯カメラの映像からアジトを突き止めたのです。
教授は「南北会談は統一や経済協力のためじゃなく、大金を稼ごうとする泥棒の見せかけに過ぎない!」とウジンに熱く訴え、「自分の取り分は街の真ん中でばらまくつもりだ」と主張。
教授は、自身の考案した南北統一の経済モデルが政治家たちの金儲けの手段に利用されたことに絶望し、彼らに奪われた未来を取り戻すために強盗計画を立てたのでした。
「君への気持ちも全て本当だった」と告げる教授。
そして、隙を突いてウジンから銃を奪うと、直後に発砲音がとどろくのでした...。
『ペーパー・ハウス・コリア』11話感想
強盗団の脱出方法が明らかになりましたね!
どんな脱出劇が繰り広げられるのか想像するとワクワクしてきます!
また、トーキョーが仲間に「ここを出るときはみんな一緒だ」と声をかけるシーンは印象的でした。
ただ、リオの想像したビジョンは恐ろしすぎましたね...。
冒頭から引き込まれました!
一方、サンマンは人質の命を気にも留めず突入作戦を実行しようとしたり、強盗全員の射殺をもくろんだりと、その非人道的な考えには戦慄が走ります。
このような人物が大統領候補だとは信じられない...。
モスクワの死はショックでしたね...。
デンバーとミソンの関係を最後には認め、「ミソンを幸せにしろ」と息子に声をかける姿に感動しました!
また一人仲間が失われ、命がけの計画であることが伝わってきます。
ついにウジンがソノの正体に気付きましたね!
平然を装って教授を病院へ誘導するシーンには緊張が走りました。
ソノへの憎しみを募らせるウジンには、もう彼への想いはないのでしょうか?
教授がウジンに全てを打ち明けるシーンには夢中になりました。
どちらが泥棒か、正義とは何かを問うドラマ性は考えさせられます!
また、教授役ユ・ジテとウジン役キム・ユンジンの、感情をあらわにする演技合戦にも目が釘づけになりました!
最後は、教授がウジンに向けて発砲!
ウジンは射殺されてしまったのか!?
いよいよ次回が最終回です!
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