3話では、みくりを女性として意識し出した津崎が彼女を避けたり、嫉妬したりする様子が描かれました。
引っ越しを考える津崎の本心が分からず、みくりは困惑。
また、2人が百合や沼田らとブドウ狩りに行く様子も描かれ、津崎はみくりの”好き”という言葉に嬉しさを感じました。
しかし最後は、風見に契約結婚であることがバレ、風見はみくりを津崎とシェアすると言い出し...というシーンで終わりました。
続きの4話では、みくりが津崎と風見にシェアされる様子が描かれるのでしょうか。また、津崎は風見にどんな話を持ち出されたのでしょうか!
目次
『逃げるは恥だが役に立つ』4話あらすじ(※ネタバレあり)
シェアを受け入れるみくり
「契約結婚ですよね?」
そう風見(大谷亮平)に聞かれた津崎(星野源)は驚きの表情に。
風見は、みくり(新垣結衣)や津崎の言動から2人は契約結婚ではないかと疑っていたのでした。
その夜、津崎と風見は一緒に飲みに行き、津崎はみくりとの契約結婚について風見に暴露します。
話を聞いた風見は「聞けば聞くほど理想的な関係ですね」と興味津々な様子。
そして風見は、みくりに家事代行として自分の家にも来てほしいと告げます。
風見は「週1でいいので、みくりさんをシェアさせてください。みくりさんに聞いてくれますか?」と津崎にお願いしました。
一方、みくりは道端で偶然会った風見に突然「津崎さんから聞いてませんか?僕と津崎さんでみくりさんをシェアするって話」と言われます。
話がつかめないみくりが”シェアとは何か”問いますが、風見は「津崎さんから改めて聞いてください」と返答。
みくりをシェアさせてほしいと風見に言われてから半月が経過しますが、津崎はなかなかみくりに言い出せずにいました。
一方、津崎より先にシェアの話をされたみくりは、朝食時、”シェア”というワードをわざと連発して津崎の反応を観察。
津崎は明らかな動揺ぶりを見せますが、風見とのシェアについての話には口を閉ざしたままでした。
そんな中、みくりは急に歯に痛みを覚え、歯医者へ。
歯の治療に高額なお金が必要になりました。
家計簿を付けると、今月は臨時の出費が続いたことで赤字であることが判明。
みくりは、足りない分を自分のお金で埋め合わせをします。
帰宅した津崎と家計簿のことで話し合いに。
すると津崎は「マイナスを従業員の財布から補填するなんて、まるでブラック企業です」と告げ、ブラック企業に勤めていたことを打ち明けました。
「抱え込まず、今後はもっと相談してください。もっと僕を頼ってください」と告げる津崎。
するとみくりは「さっそくいいですか。シェアって何ですか?」とモヤモヤしていた件を切り出します。
ようやく津崎は、説明を始めました。
津崎は、風見が契約結婚を見抜いたこと、みくりに家事代行に来てほしいことをみくりに話します。
「どうするかは、みくりさんの自由意志です」と言う津崎。
「やります!副業させてもらいます!」
お金が必要なみくりは即決するのでした。
津崎を分析するみくり
副業として風見の家での家事代行が決まったみくり。
毎週月曜と木曜に風見宅に通うことになりました。
風見との契約内容について報告するみくりですが、津崎は「僕には関係ありません。こちらのことも向こうには話さないでください」と冷たく返しました。
後日。
親友・安恵(真野恵里菜)に合コンに誘われたみくり。
そのことを津崎に話すと、津崎は「行ったらいいんじゃないですか?」と冷たいトーンで返しました。
大学時代に学んだ心理学を用いて心の中で津崎を分析し始めるみくり。
みくりは、津崎は自分に他の男性の影が見えるとすぐに壁を作ってしまうことに気付きます。
津崎は恋愛において自尊感情が全く満たされないままここまで来たのではないかと分析しました。
そして、みくりは「高校は男子校でしたか?合コンに参加したことは?」と津崎に質問。
ところが、津崎は「詮索するのも分析するのもやめてください」と強い口調で答えました。
みくりは謝罪しました。
2人の思い
職場で、みくりが作った料理の話を楽しそうにする風見に、津崎は内心嫉妬します。
彼氏のいる女性に片想いしているような気持ちになった津崎は、寝室で自己嫌悪に陥ります。
そして、「いっそ手放してしまえばいい。そうやってずっと平穏に生きてきたのだから」と心の中で呟くのでした。
後日。
出勤前、津崎はみくりに「風見さんと交代してもいいですよ、立場を」と言い出します。
風見の家に住民票を移して未届けの妻になり、自分の家には以前のように週1で通うと提案、そして「通うのが大変であれば、僕はまた別の家事代行業者に頼みます」とまで発言する津崎。
みくりは動揺し、「平匡さんはいいんですか、それで?」と尋ねます。
津崎は「みくりさんの自由意志です」と答えて、会社へと向かいました。
みくりは”いつもこうだ。どんなに取り繕っても、私はすぐにボロを出す。嫌われて、拒絶される”と心の中で呟き、5年前の大学時代を回想。
みくりには当時、1歳年上の彼氏がいました。
就職活動で結果が出ず悩む彼に、みくりは彼のことを分析してアドバイスをします。
しかし、「お前小賢しいんだよ!」と彼氏の怒りを買い、振られてしまった過去があったのです。
その日の夜、みくりが風見の家で夕食の準備を終えると、ちょうど風見が帰宅。
風見に誘われ、一緒に夕食を食べることに。
夕食中、自分のことを小賢しいと言うみくりに、風見は「僕はいいと思うけど。好きですよ。周りの意見はどうでも」と声をかけます。
みくりは風見の温かい言葉に”逃げ込んでしまいたくなる。この人と一緒にいれば、自己嫌悪の呪いから逃れられるかもしれない”と心の中で呟きます。
一方、残業中の津崎は”なんてことはない。戻るだけだ。一人で暮らす平穏な生活に。いいなあ、愛される人は、いいなあ”と心の中で呟き、みくりが風見の方へ行くことを覚悟するのでした。
みくりの恋人に!?
津崎が帰宅すると、みくりが雇用関係に関して話があると声をかけてきます。
覚悟した様子で津崎が席に着くと、みくりは「私、恋人を作ろうと思うんです」と切り出しました。
みくりは契約書内の項目に触れながら、「恋愛対象者との交流は周りに見つからないようにするって案外難しいですよね。ストレスもたまるし。それでも恋人を作るとなると、今の状況で最適な相手って、平匡さんしかいないんです。平匡さん、私の恋人になってもらえませんか?」と発言。
半ば諦め気味に話を聞いていた津崎は、みくりの言葉に耳を疑います。
パニックになった津崎はさっと立ち上がり、自室へ。
しかしすぐに出てきて「タイミングのおかしな冗談ですか!?」と質問します。
みくりは「本気です。考えたんです。平匡さんと付き合うなら周りに隠す必要もないし、不必要な気を遣うこともない。平匡さんが嫌なら引き下がります。これは、平匡さんの自由意志です。どうしますか?」と、小賢しさアピール全開で津崎を追い詰めるのでした。
『逃げるは恥だが役に立つ』4話感想
4話では、シェアを受け入れたみくりが副業として風見の家での家事代行をスタートさせました!
しかし、みくりが風見の家に通い始めたことで、津崎とみくりの関係がさらにギクシャクしたものに...。
自己嫌悪に陥る津崎には切ない気持ちになりました。
特に、「愛される人は、いいなあ...」という台詞には涙がこぼれ落ちそうでした!
星野源さんの繊細な声の演技に引き込まれました。
また、元カレに”小賢しい”と言われ振られたみくりの過去の恋愛も明かされましたね!
どんなに取り繕っても嫌われて拒絶されると思い悩むみくりの姿は津崎と重なる部分があり、2人は見えない部分、心の中では非常に似た者同士だなと思いました。
妄想の中のみくりのチアリーダー姿はとても可愛かったですね!
本ドラマはギャグの要素が一風変わっていていつも魅了されます。
また、わざと”シェア”と言って津崎の反応を見るみくりと、”シェア”という言葉に過剰に反応する津崎のやり取りにも笑わせられました!
一方、津崎からみくりとの関係が雇用関係だと教えられても“理想的な関係”と感心する風見の態度も面白かったです。
独特な恋愛観や結婚観を持つ風見と、みくりと津崎の三角関係が今後どうなるのか楽しみですね!
最後は、みくりが津崎に「恋人になってもらえませんか?」と発言!
風見に小賢しさを肯定してもらえて、彼のところに”逃げ込んでしまいたくなる”と考えていたみくりのまさかの発言に驚かされました!
突然の提案にパニック状態の津崎。
2人の関係は雇用関係から恋人関係へと変化するのでしょうか!
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【逃げるは恥だが役に立つ】5話あらすじ・感想(ネタバレあり)
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【逃げるは恥だが役に立つ】3話あらすじ・感想(ネタバレあり)
2話では、契約結婚をして同居を開始したみくりと津崎がお互いの家族に結婚式を挙げないことを宣言し、何とか納得してもらいました。 ところが、沼田と風見が家にやって来て2人は大騒ぎ。 バレずに乗り切ったかに ...
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