9話では、ついにみくりと津崎がお互いの気持ちを伝え合いました。
2人は朝まで一緒にいることを約束。
一方、独身だと陰口を言われてもかっこよく生きようとする百合は涙を流し、そんな百合を風見が優しく包み込みました。
そして最後は、津崎にリストラの危機が迫り...というシーンで終わりました。
続きの10話では、津崎とみくりはついに一線を越えるのでしょうか。
また、リストラ候補となった津崎はみくりとの生活を守ることができるのでしょうか！
目次
『逃げるは恥だが役に立つ』１０話あらすじ(※ネタバレあり)
壁を越えた津崎
想いを伝え合い、朝まで一緒にいることを約束した津崎（星野源）とみくり（新垣結衣）。
その後、2人はスーパーへ買い物に。
帰り道では恋人繋ぎをして帰ります。
夕食を食べながら、朝まで何をすればいいのか悩む津崎。
みくりの方も、津崎はどこまでを想定しているのか考えていました。
就寝前、落ち着かない津崎は、去年日野に貰ったお試し用のゴムを取り出します。
その時みくりが入室。
ベッドに一緒に入り、イチャイチャし始める2人。
ところが、失敗したと思った津崎はみくりを置いて一人外出してしまいます。
夜の街を走る津崎。
しかし津崎は”大切な人から逃げてはだめだ。失いたくないのなら、どんなにかっこ悪くても、無様でも”と心の中で呟きます。
そして、覚悟を決めた津崎は家へ戻ってきました。
みくりはまだ起きていて、「眠れるわけないじゃないですか」と困惑状態。
「今度は逃げません」と宣言する津崎。
津崎はみくりを抱き締め、キスします。そして...
翌朝、目を覚ました2人。
「おめでとうございます。今日は平匡さんの誕生日です」とみくりが声をかけます。
今日は津崎の36回目の誕生日でした。
みくりは津崎の頬にキスをします。
津崎は朗らかな雰囲気で出社するのでした。
夕食時、みくりはごちそうを用意し、改めて津崎の誕生日を祝福します。
夕食後、津崎はみくりに風見（大谷亮平）の家へ通うことを辞めてほしいとお願いしました。
「2人でいるところを想像すると、嫉妬してしまって」と告げる津崎。
みくりは了承するのでした。
それからというもの、津崎はみくりとの連日のハグ、連日のキスに幸福感を感じるのでした。
百合と風見
一方、百合（石田ゆり子）は風見の前で涙を流して以降、風見との間に気まずさを感じていました。
ある日、風見は取引先の女性・五十嵐（内田理央）に誘われ、世界遺産の展覧会へ。
するとそこで百合と遭遇。
百合も大学時代の同期・田島（岡田浩暉）と一緒に来ていました。
風見と百合の間に気まずい空気が流れます。
数日後。
会社帰りの百合に風見から連絡が。
百合は風見の家へ向かいます。
「この前のはどういう意味？」と尋ねる百合。
風見は「僕はかっこいい百合さんが好きですが、誰かのお手本になるために無理をする必要はない」と返答。
百合は「無理してるわけじゃないの。かっこよく生きたいのは本心。でもそうね、時には頑張らない時があってもいいのかもしれない。あんな所で泣いてごめんなさい。人目につかないように庇ってくれてありがとう」とお礼を述べました。
すると風見は「庇ったんじゃなくて、見せたくなかったんです、誰にも」と答えました。
帰り際、自分をいつまでも甥っ子扱いする百合に風見は腹を立て、「僕は百合さんを、抱きたいと思ってるのに」と気持ちを伝えます。
百合は動揺し、「おばさんをからかわないの」と返して慌てて家を出ていきました。
風見の家を出た百合は、驚きを隠せない様子でした。
みくりがアドバイザーに
ある日、みくりはやっさん（真野恵里菜）の八百屋を手伝っていました。
野菜ジャムが売れないと嘆くやっさんに、みくりはパン屋に頼んで看板を置いてもらうのはどうかとアドバイス。
みくりの的確なアドバイスに何かを思いついたやっさんは、みくりを商店街の店主が集まる会合に連れていきます。
店主たちは商店街の活性化について話し合っていましたが、なかなか良案が浮かばず悩んでいました。
みくりは、神社で青空市を開催してはどうかと提案。
購買者の心理をついたみくりの的確な助言に店主たちは乗り気になります。
みくりは日給3000円でアドバイザーとして手伝うことになりました。
リストラを告げられる津崎
一方、津崎の家に沼田（古田新太）が訪問してきます。
リストラ候補に挙がっていることを聞かされ、「なぜ僕が...」とショックを受ける津崎。
沼田は津崎と風見の会話をこっそり聞いていて、津崎の結婚が契約結婚であることを知っていました。
優秀なため年俸が高いこと、養うべき家族がいないことなどを理由に津崎をリストラ候補に選んだと述べる沼田。
津崎はリストラを受け入れることに。
帰り際、謝る沼田に津崎は「僕が沼田さんでも同じことをしてたと思います。自分を責めないでください」と声をかけます。
2人はハグして別れます。
津崎は、今と同じ収入でみくりとのイチャイチャタイムを維持できる仕事を探そうと、転職活動に奔走するのでした。
津崎がみくりにプロポーズ
みくりは商店街のコンサルタントの仕事、津崎はパソコンとにらめっこして職探し。
2人は忙しい日々を送ります。
ある日、津崎はみくりを外食に誘います。
津崎との初めてのデートに舞い上がるみくり。
しかし、津崎が予約していたのは高級そうなフレンチレストランの店でした。
みくりは戸惑います。
しかし食事が始まると、みくりは料理のおいしさに魅了されました。
食事も終盤に差しかかったころ、意を決した津崎は本題に入ります。
「みくりさん。きちんと入籍して、結婚しましょう」
突然のプロポーズに驚くみくり。
津崎は書類にまとめたデータを見せながら、結婚した方が将来の貯蓄などを計算しても合理的であることを説明し始めます。
「結婚した方が、お互いに有意義であるという結論に達しました」と告げる津崎。
みくりは困惑しつつ、「どうして籍を入れようと思ったんですか？」と質問。
「きっかけは、リストラです」と答える津崎。
するとみくりは表情を曇らせ「結婚すれば給料を払わずに私をタダで使えるから合理的...そういうことですよね...？」と返しました。
津崎が「みくりさんは僕と結婚したくはないということでしょうか...？僕のことが好きではないということですか...？」と問うと、みくりは「それは”好き”の搾取です！」と反論。
「好きならば何だってできるだろうって、そんなことでいいんでしょうか...？」と主張するみくり。
そして、みくりは津崎を真っすぐに見つめ、こう言い放ちました。
「私、森山みくりは、愛情の搾取に断固として反対します！」
津崎は困った表情でみくりを見つめるのでした。
『逃げるは恥だが役に立つ』１０話感想
10話では、津崎とみくりがイチャイチャする様子が描かれました！
2人の間に流れる幸せな時間はまぶしいほどでしたね！
特に、みくりの家事が終わるのを待つ津崎にみくりが「ウソです！」と言ってバックハグしてくるシーンは2人とも幸せオーラ全開で、見ていて癒されました。
今回の話でついに津崎が壁を越えましたね！
みくりとの初めての夜を迎え、途中で逃げ出してしまった津崎ですが、”大切な人から逃げてはだめだ”と覚悟を決めて引き返すシーンはとてもかっこよかったです！
みくりへの思いの強さが伝わる場面でした。
ところが、幸福の真っただ中の津崎にリストラが告げられました...。
津崎が契約結婚であることを知ってしまった沼田の苦渋の決断でしたが、沼田自身も辛かったはずです。
津崎とハグする姿には感動しました。
また、みくりは商店街のコンサルタントの仕事を始めましたね！
仕事に居場所を見出せていなかったみくりが自分の長所を活かして新しい仕事に取り組む姿には勇気をもらえました！
一方、百合と風見の関係も見逃せなくなってきましたね！
展覧会で遭遇した2人が神秘的な空間の中で見つめ合うシーンはとても美しく切なくもあり、引き込まれました。
そして風見は百合にストレートすぎる言い方で気持ちを伝えましたね！
百合は驚いて逃げ出しましたが、百合の方も風見のことを意識しているように感じました。
残り1話ですが、2人の間に進展はあるのか注目ですね！
最後は、津崎がみくりにプロポーズしました！
しかし、結果は裏目に出てしまい...。
”愛情の搾取”と反論したみくりは、津崎のプロポーズにどう応えるのでしょうか。
また、津崎は次の仕事を見つけることができるのでしょうか！
＼『逃げるは恥だが役に立つ』最終回１１話あらすじ・感想はこちら／
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【逃げるは恥だが役に立つ】最終回１１話あらすじ・感想(ネタバレあり)
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