13話では、ムニョンの父コ・デファンが息を引き取りました。
デファンが妻ト・ヒジェを殺害した過去も描かれ、ヒジェがムン兄弟の母親を殺害したことが判明。
そして、病院の壁画に何者かが大きな蝶を描き、サンテはパニック状態に。
ムニョンも真相に気付き涙を流しました。
そして最後は、派手なメイクをして蝶のブローチを付けた師長パク・ヘンジャが登場し...という衝撃的なシーンで終わりました。
続きの14話では、パク・ヘンジャがムニョンの母親だと明かされるのでしょうか。また、ヘンジャの目的とは何なのでしょうか!
目次
『サイコだけど大丈夫』14話あらすじ(ネタバレなし)
サンテ(オ・ジョンセ)の壁画に勝手に絵を描き足した人物の正体が明らかになり、関係者の間に衝撃が走る。辛すぎる事実を受け入れることができないムニョン(ソ・イェジ)。
引用元:Netflix
『サイコだけど大丈夫』14話あらすじ※ネタバレあり
14話の登場人物
- ムン・ガンテ(キム・スヒョン)
- コ・ムニョン(ソ・イェジ)
- ムン・サンテ(オ・ジョンセ)
- ナム・ジュリ(パク・ギュヨン)
- チョ・ジェス(カン・ギドゥン)
- イ・サンイン(キム・ジュホン)
- ユ・スンジェ(パク・チンジュ)
- オ・ジワン(キム・チャンワン)
- カン・スンドク(キム・ミギョン)
- パク・ヘンジャ(チャン・ヨンナム)
- ソン・ビョル(チャン・ギュリ)
- グォン・ミンスク(ソジュン)
- オ・チャヨン(チェ・オソン)
- コ・デファン(イ・オル)
- カン・ピドン(キム・ギチョン)
- チュ・ジョンテ(チョン・ジェグァン)
- イ・アルム(チ・ヘウォン)
- パク・オンナン(カン・ジウン)
- ユ・ソネ(チュ・イニョン)
- カン・ウンジャ(ペ・ヘソン)
詳しいキャスト・相関図はこちら⇒【サイコだけど大丈夫】キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
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【サイコだけど大丈夫】キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
こんにちは、リズです。 韓国だけでなく日本や東南アジアでも人気の韓国ドラマ『サイコだけど大丈夫』。 韓国では「最高の癒しドラマ」と称賛され、幅広い年齢層の視聴者の心をくぎ付けにしました。 ここでは異色 ...
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一人になりたいムニョン
病院を飛び出したムニョン(ソ・イェジ)をガンテ(キム・スヒョン)が追いかけます。
ガンテが追いつくと、ムニョンは「羽が3対あった。母さんがデザインしたブローチ。あの蝶がなぜ壁画に?」と問います。
ガンテは「違う。何か勘違いしてる」と告げてなだめようとしました。
しかし、ムニョンは「逃げないわ。だから付いてこないで。一人で考えたいの」と告げて、ひとりその場を去っていきました。
帰宅したムニョンは母のブローチを必死に探しますが、「ここにあったはずなのにないわ!」と叫びます。
ブローチは何者かに持ち去られていました。
サンテとガンテの約束
スンドク(キム・ミギョン)から連絡を受けたガンテが食堂へ向かうと、サンテ(オ・ジョンセ)が再びシンクの下に隠れていました。
「母さんを殺した蝶が僕を追ってここに来た」と怯えるサンテ。
ガンテは「壁画の蝶は羽が3対あったから、突然変異の蝶だ。病院の庭でも見たよ」と声をかけてサンテを安心させます。
サンテがシンクから出てくると、ガンテは「蝶が現れてももう逃げないって約束しただろ」と確認。
サンテは「約束は破っちゃダメだから僕は逃げない。隣で少し助けてくれたら僕は蝶に勝てる」と力強い発言をしました。
「うん、カッコいいね」と笑顔で返すガンテ。
ガンテはサンテをスンドクに預け、仕事に向かいました。
犯人を知った院長とガンテ
出張から戻った院長(キム・チャンワン)も壁画に描かれた蝶を目にします。
院長はガンテを部屋に呼び、壁画に落書きをした犯人を防犯カメラで確認します。
すると、蝶を描き、カメラに向かって不気味な笑みを向けたのは師長パク・ヘンジャ(チャン・ヨンナム)でした。
犯人の正体に二人は驚きます。
その後、院長はガンテに謝罪の言葉を口にします。
「目の前にいたのに、騙された」と悔やむガンテ。
院長は「警察に捜査を依頼する。君は出勤せず、サンテ君とコ先生のそばに」と指示しました。
デファンとヘンジャ
「とっても楽しかった」
車から降り、風を浴びるヘンジャは、そう呟きます。
ヘンジャは死ぬ間際のコ・デファン(イ・オル)のことを回想しました。
苦しそうなデファンの手を握るヘンジャ。
「もう思い残すことはない」と告げるデファンに、ヘンジャは態度を変え、「どうして?愛する妻のことは?」と問います。
そして、「なんてひどい仕打ちなの。妻を殺しておいて。あなた後悔してないの?私に言うことは?20年もの間、ずっと待ってたのよ。残念だわ」と告げました。
デファンはヘンジャを見つめます。
ヘンジャは「なぜ私があなたを生かしておいたと?長い間こんなふうに苦しんで、弱っていく惨めな姿が面白かったの」と告げて笑いました。
ヘンジャが妻ト・ヒジェであると察したデファンは「ダメだ。やめてくれ。どうか、ムニョンは...」と懇願します。
しかし、ヘンジャは「苦労しながら完璧な子に育てたのに、最近は気に入らない。子供が最も幸せそうな時にその幸せを奪えば言うことを聞くわ。死んで」と告げて、退室していきました。
ガンテの強い思い
ガンテに電話で頼まれムニョンの様子を見に屋敷へ向かったサンイン(キム・ジュホン)。
しかし、「徹夜したから休みたい」とムニョンに言われ、サンインは外へ出ます。
ガンテに連絡を入れると、ガンテは「すぐに向かいます」と返答。
ガンテは、そばにいるサンテに「ムニョンを怒らせてしまったから一日かけて謝らないと」と嘘をつき、しばらくはジュリの家で過ごすようサンテにお願いしました。
その後、ガンテはムニョンの屋敷へ向かいます。
サンインと会ったガンテは、ムニョンの母親について分かったことを打ち明けます。
サンインが「まさか全てを知っても、ムニョンといる気ですか?」と尋ねると、ガンテは「はい。ムニョンはムニョンなんです。親は関係ありません」と答えました。
サンインは「ト・ヒジェ先生は名高い医師の家系に生まれ、医大を3年で中退。その後執筆活動を開始した」とムニョンの母ト・ヒジェについて知っている情報をガンテに教えます。
そしてサンインは「『西の魔女の殺人』最終話の原稿は消え、世に出ていない」とも告げるのでした。
ヘンジャが母親だと知るムニョン
ガンテが屋敷の地下室に向かうと、中にムニョンがいました。
ムニョンはガンテに「いつから知ってたの?」と問います。
「最近だ」と答えるガンテ。
ムニョンは顔をしかめ、泣き出します。
ガンテは「君は母親とは違う。僕は死んでも離れないから。今でも君は、僕が好きなコ・ムニョンだ」と声をかけました。
ムニョンは「偽善者」と返し、その場を去っていきました。
自室に戻ったムニョンは、しゃがみ込んで泣き続けます。
ドアを隔てた向かい側に座ったガンテが話しかけます。
「なぜ僕ばかり苦労するのかって、恨んだりもした。だけど、全て無駄なことだ。だって、君が笑うだけで、全てを忘れられる。ムニョンは何も悪くない。僕らは、何も悪くない」と告げ、ムニョンを慰めました。
しばらく経って、ムニョンはガンテを部屋に入れます。
「パク・オンナン(カン・ジウン)が私の母親?だからあの日ここへ来たの?」と尋ねるムニョン。
ガンテは「違う。君の母親は、師長パク・ヘンジャだ。昨日、壁画に蝶を描いたあと消えた」とヘンジャがムニョンの母親であることを打ち明けました。
ムニョンは「ありえないわ。約20年過ぎたとはいえ、顔を変えてたとしても、母さんなら分かるわ」と信じられない様子でしたが、ガンテは「君の父親や院長もずっと気付かなかった」と返します。
ムニョンは「信じられない。地下室にあった蝶のブローチが消えたの。母さんが来たのよ。ずっと父さんや私たちのそばにいて全てを見てた」と告げると、「この家から出て行って!今すぐ消えて!」と叫びました。
ガンテは「君を一人にしない。守ると約束した」と告げますが、ムニョンは「いいえ、無理よ。サンテさんだけでも守って。早く出ていきなさい!」と叫びます。
ガンテは取り乱すムニョンを抱き締めました。
サンテに謝るムニョン
翌日を迎え、未だに仲直りできていないムニョンとガンテを心配するサンテ。
ガンテに電話すると、ガンテは「ムニョンが苦しそうなんだ」と告げ、涙を流しました。
ムニョンの状態を知ったサンテは、スンドクにおかゆを用意してもらい、ジェス(カン・ギドゥン)と共にムニョンの屋敷へ向かいます。
サンテがおかゆを持ってムニョンの部屋へ入ってきます。
申し訳ない気持ちでサンテを直視できないムニョン。
ムニョンが涙を流しながら「サンテさん、ごめん。悪かったわ。許して」と謝罪すると、サンテは「謝るなら顔を見て言わなきゃダメだ。それが礼儀ってものだ」と告げました。
サンテはムニョンのためにスプーンにおかゆをすくってあげ、「食べたら許してあげる」と告げます。
サンテはムニョンにおかゆを食べさせ、ムニョンは泣きながら食べるのでした。
ジェスの助言
一方、ジェスはガンテを外へ連れ出します。
状況を察したジェスは「蝶はコ・ムニョンの母親か?」と問います。
サンテには言わないでほしいと頼むガンテに、ジェスは「言わないよ。そこまでバカじゃない」と返答。
感謝を述べるガンテに、ジェスは「認めたら気持ちが楽になるぞ。お前は弱いんだ。お前もコ・ムニョンもものすごく弱い。お前は弱いから、同じような人を見過ごせないんだ。互いに寄りかかりたくて磁石のように引かれ合う。だから一つになれ。弱い者同士力を合わせればいい。そしたら無敵だ」と助言しました。
その後、サンテがムニョンにおかゆを食べさせたことをガンテに伝えます。
「おかゆを食べたから許してあげた」と告げるサンテに、ガンテは涙ぐみました。
「僕を抱き締めて」と言うガンテをサンテは抱き締めます。
ガンテに言われるがままに、サンテはガンテの肩を優しく叩いてあげます。
ガンテが「少し怖いんだ。守ってくれる?」と尋ねると、サンテは「お前たちの兄さんだから守ってあげる」と頼もしく返答。
ガンテは「兄さんがいてよかった」と告げました。
帰っていくサンテとジェスを見送ったガンテは、玄関の隅に落ちている小包を発見。
中身を開くと、入っていたのはムニョンの絵本『手とアンコウ』でした。
送ったのはヘンジャでした。
本の最後には”この本はあなたの唯一の失敗作だけど、母さんが一番好きな本よ。創作家なら分かるわよね。失敗作は廃棄処分しなきゃいけない”と書かれていました。
ヘンジャからの脅迫文ともとれる内容にガンテは絶句します。
最終巻の原稿
ムニョンは、引き出しから『西の魔女の殺人』最終巻の原稿を取り出します。
そして、以前階段から突き落として病院送りにした評論家・論介に連絡。
「以前の借りを返したいのですが、ペンを持つ機会を差し上げます」と告げました。
その後、”『西の魔女の殺人』10巻 サンサンイサンから出版”というニュースがネットに出回ります。
動揺するサンインとスンジェ(パク・チンジュ)。
サンインは急いでムニョンの元へ向かいました。
屋敷に到着したサンインは、「一体どうして。あんな記事を出して騒ぎを起こすなんて」とムニョンを問い詰めます。
ムニョンは「私は待つタイプじゃないの。どう刺激したら母さんが飛んでくるか分かってる。ガンテは蝶を捕まえられない。私がやるわ」と答えました。
サンインは「お前の読み通りだ」と言い、ト・ヒジェから”原稿を渡せ”と連絡が来たことを伝えます。
二人は車で一緒に向かいますが、ムニョンが場所を聞いてもなかなか答えようとしないサンイン。
実は、サンインはガンテに頼まれてムニョンをできるだけ屋敷から遠ざけるよう頼まれていたのでした。
嘘だと気付いたムニョンは無理やり車を止めさせます。
ムニョンは車から降り、屋敷を目指して走り出しました。
ヘンジャがサンテを拉致
その頃、ヘンジャはサンテを呼び出します。
電話をしても出ないサンテを心配してジュリの家を訪れたガンテ。
するとサンテから着信が。
ガンテは電話に出ますが、相手はヘンジャでした。
ガンテは「何かしたら絶対に許さない」と警告し、場所を尋ねます。
ヘンジャは「呪われた城」と答えました。
屋敷に到着したガンテが中に入ると、ヘンジャの姿を発見。
そして、サンテがソファの上で倒れていました。
笑い声をあげるヘンジャをガンテは睨みつけるのでした。
『サイコだけど大丈夫』14話感想
14話では、ムニョンが悲しみに暮れる姿が描かれました。
ムン兄弟の母親を殺した犯人が自身の母親だと知ったムニョンのショックは計り知れないですね...。
これまでになくずっと泣き続けるムニョンの姿が切なかったです。
そんなムニョンを慰めるガンテは素敵でしたね!
真相を知っても「ムニョンはムニョン。親は関係ない」と発言したガンテのムニョンへの揺るがない気持ちがかっこよかったです。
また、パク・ヘンジャことト・ヒジェの非人間的な性格には背筋が凍ります...。
夫デファンのそばに20年もの間いた理由が”夫の弱っていく姿を見るため”というのが恐ろしすぎました!
防犯カメラの映像に不気味な笑みを向けるシーンにも鳥肌が立ちました...。
演じるチャン・ヨンナムの演技には引き込まれます!
サンテがムニョンにおかゆを食べさせてあげるシーンは感動的でしたね。
サンテはムニョンに食べさせたり、ガンテを抱き締めて「守ってあげる」と声をかけたり、少しずつサンテが”兄”として成長していますね!
強く頼もしくなっていくサンテの姿には勇気をもらえます。
ジェスがガンテにかけた「お前は弱い。だから1つになれ」という言葉も印象的でした。
長い付き合いだからこそ分かる親友からの言葉は心強いですね!
ガンテとムニョンには力を合わせてト・ヒジェに立ち向かってほしいです!
最後は、ヘンジャがサンテを拉致し、ガンテが屋敷へ向かいました。
ついに対峙することになったガンテとヘンジャ。
横たわったサンテは無事なのかどうか気になりますね!
ヘンジャが送った本に書かれていた”失敗作”とはムニョンを指すのでしょうか。
だとしたら、ヘンジャは娘ムニョンを殺すつもりなのでしょうか!
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