8話では、これ以上危険が及ばないようセリが本心を隠してジョンヒョクに別れを告げました。一方、スンジュンはセリに自分と結婚して一緒に韓国へ戻ることを提案し、彼女とジョンヒョクの仲を引き裂こうと考えました。
そして最後は、セリの電話口から銃声が響き...という衝撃のシーンで終わりました。
続きの9話、セリは殺されてしまったのでしょうか。セリを連れ去ったのは一体何者なのでしょうか!
目次
『愛の不時着』9話あらすじ(ネタバレなし)
自分をさらった人物と面と向かって話をするセリ(ソン・イェジン)。一方、チョルガン(オ・マンソク)の策略から逃れるため、自分自身にまつわるウワサを意図的に広めるジョンヒョク(ヒョンビン)。
引用元:Netflix
『愛の不時着』9話あらすじ※ネタバレあり
9話の登場人物
- リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)
- ユン・セリ(ソン・イェジン)
- ク・スンジュン(キム・ジョンヒョン)
- ソ・ダン(ソ・ジヘ)
- ユン・ジュンピョン(ナム・ギョンウプ)
- ハン・ジョンヨン(パク・ウンジン)
- ユン・セジュン(チェ・デフン)
- ド・ヘジ(ファン・ウスレ)
- ユン・セヒョン(パク・ヒョンス)
- コ・サンア(ユン・ジミン)
- ホン・チャンシク(ゴ・キョピル)
- パク・スチャン(イム・チョルス)
- チョ・チョルガン(オ・マンソク)
- ピョ・チス(ヤン・ギョンウォン)
- パク・グァンボム(イ・シニョン)
- キム・ジュモク(ユ・スビン)
- クム・ウンドン(タン・ジュンサン)
- コ・ミョンウン(チャン・ヘジン)
- コ・ミョンソク(パク・ミョンフン)
- リ・チュンリョル(チョン・グックァン)
- キム・ユンヒ(チョン・エリ)
- チョン・マンボク(キム・ヨンミン)
- チョン社長(ホン・ウジン)
- オ課長(ユン・サンフン)
- リ・ムヒョク(ハ・ソクジン)
- ナ・ウォルスク(キム・ソニョン)
- マ・ヨンエ(キム・ジョンナン)
- ヒョン・ミョンスン(チャン・ソヨン)
- ヤン・オックム(チャ・チョンファ)
- キム・ヨンへ(キム・ヨンピル)
詳しいキャスト・相関図はこちら⇒【愛の不時着】キャスト・登場人物・相関図の紹介
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【愛の不時着】キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
第4次韓流ブームの火付け役となった韓国ドラマ『愛の不時着』。 梨泰院(イテウォン)クラス同様、日本の芸能界でも黒柳哲子、笑福亭鶴瓶など多くの有名人がファンだと公言しています。 ここでは一大センセーショ ...
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ジョンヒョクが逮捕される
見知らぬ男たちに拉致されたセリ(ソン・イェジン)。
電話を渡されると、「指示通りに言え」と脅されます。
セリが電話でジョンヒョク(ヒョンビン)に別れの言葉を告げ、最後に愛を告白したときに銃を持った男たちがセリを止めようとし、その反動で天井に発砲してしまいました。
電話口で響いた発砲音に対し、ジョンヒョクは涙を流し、その場に立ち尽くしました。
ジョンヒョクが家に戻ると、チョルガン(オ・マンソク)たちが上層部からの指示でセリを連行するため家宅捜索をしていました。
チョルガンはセリのことを「お前と父親、家族まで潰せる証拠に過ぎない」とジョンヒョクに言い、セリの口を割らせるために半殺しにするなどと発言。
カッとなったジョンヒョクはチョルガンに暴行してしまいます。
ジョンヒョクは手錠をかけられ、連行されていきました。
セリがチュンリョルに監禁される
一方、セリは軍用トラックで運ばれ、ある部屋で監禁されました。
セリを連れ去るよう仕向けたのは、ジョンヒョクの父チュンリョル(チョン・グックァン)でした。
チュンリョルの部屋に呼ばれたセリは、ジョンヒョクに近づいた目的を問われます。
セリは「予期せぬ竜巻による事故でした。リさんは私を純粋に助けてくれただけです」と経緯について説明。
チュンリョルが「二人の仲はそれだけか?」と問うと、「正直に申し上げると、私はリさんのことがとても好きでした。でも一方的な気持ちなのでご心配なく」とセリはジョンヒョクへの好意を打ち明けました。
セリはチュンリョルに「私の無事帰還のために力を貸してください」と助けを要請しましたが、屋根裏部屋へと引き戻されてしまいました。
その後、セリの死亡を伝える新聞を読むチュンリョル。
部下が「命令を下されば今夜でも連れ出して静かに処理します」と告げるも、チュンリョルは「今夜はもう遅い。とりあえず今夜は見過ごそう」と答えました。
セリがジョンヒョクの夢を知る
ジョンヒョクの母ユンヒ(チョン・エリ)はセリを気遣い、ジョンヒョクの部屋へ案内し、「ここで寝なさい」と指示しました。
それまでセリはチュンリョルをダン(ソ・ジヘ)の父だと勘違いしていましたが、部屋の本棚がジョンヒョクの家のものと似ていたため困惑。
ユンヒがジョンヒョクの母で、チュンリョルが父だと気づくのでした。
夜、眠れないセリは、ジョンヒョクの子供の頃のアルバムなどを見ます。
そして、ジョンヒョクの夢が世界的なピアニストになることだったと知ります。
セリは部屋に置いてあるピアノへと向かい、以前スイスで聴いた曲を奏でるのでした。
父がセリを連れ去ったと疑うジョンヒョク
留置場にいるジョンヒョクの元に、チス(ヤン・ギョンウォン)ら第5中隊の隊員たちが面会にやって来ます。
ジョンヒョクは隊員たちに、自分が総政治局長の息子だという噂を広めて大佐の耳に入れてほしいと頼みました。
その後、ジョンヒョクはダンを営倉に呼びます。
消えたセリの居場所をダンに問いますが、ダンは何も話そうとせず、「結婚式の日までおとなしくここにいて」と告げ退出しようとします。
すると、ジョンヒョクが「もしかして僕の父に会ったのか?父が彼女をさらって...」と告げると、ダンは「ええ、殺したわ。だから諦めて」と返答。
ジョンヒョクは「父に伝えろ。もし彼女を傷つけたなら、次男まで失うだろうと」とダンに父への伝言をお願いしました。
マンボクがムヒョクの腕時計を隠す
マンボク(キム・ヨンミン)の元を息子のウピルが訪ねてきました。
ウピルはセリが男たちに連れ去られる現場を目撃しており、セリが落とした物を拾い、父マンボクに届けに来たのです。
マンボクが包みの中を確認すると、そこにはムヒョク(ハ・ソクジン)の腕時計が入っていました。
血相を変えたマンボクは、時計を急いでポケットにしまい、誰にも言わないようウピルに忠告するのでした。
ジョンヒョクがセリの無事を知る
ジョンヒョクの指示通りチスらが流したジョンヒョクが総政治局長の息子であるという噂はたちまち広がり、ヨンエ(キム・ジョンナン)ら舎宅の奥様達の耳にも届きました。
ヨンエは大佐である夫(キム・ヨンピル)に、ジョンヒョクが総政治局長の息子であることを打ち明け、大佐は驚きます。
その後、大佐はジョンヒョクを冤罪とし、彼を釈放。
すっかりジョンヒョクへの態度を改めた大佐に、ジョンヒョクはあるお願い事をしました。
釈放されたジョンヒョクは急いで実家へと向かいます。
父チュンリョルに会うと、セリの居場所を尋ねました。
チュンリョルが「お前は自分の将来を考えないのか?」と問うと、ジョンヒョクは「考えてるからこうしてるんです。この先、今日のことを後悔したくありません。”もっと頑張ってたら助けられたのに”と。二度はイヤなんです。後悔の苦痛は知ってますよね!」と声を荒げました。
チュンリョルは長男ムヒョクの死を思い出します。
ジョンヒョクは声を震わせて「彼女を守れないと、僕の人生は地獄になります」とセリへの想いを涙ながらに訴えました。
すると母ユンヒが現れ、「もう大丈夫よ。息子を地獄には落とせない!」と宣言し、セリを引っ張り出しました。
セリとジョンヒョクは歩み寄り、セリは涙目でジョンヒョクが負った顔の傷を心配します。
ジョンヒョクは「遅れてすまない」と謝罪。
セリは「私が問題だわ。私が来なければ...」と告げますが、ジョンヒョクは「問題じゃない。それは違う」と否定しました。
その後、セリとジョンヒョクを座らせたチュンリョルは「彼女のせいでうちは滅ぼされかねない」と主張。
ジョンヒョクは「僕のせいです。彼女は悪くありません。彼女が心配で、自分の意思で通報をやめました」と打ち明けました。
想い合う二人にチュンリョルは呆れ、退室を命じました。
母ユンヒは「食事中だったの。一緒に来て」と告げ、セリとジョンヒョクを連れてその場をあとにしました。
ダンとジョンヒョクの馴れ初め
一方、ダンはスンジュン(キム・ジョンヒョン)に会い、二人で飲みます。
ダンはジョンヒョクとの馴れ初めをスンジュンに話し始めました。
ダンとジョンヒョクが出会ったのは17歳の時で、同じ学校に通っていました。
当時ジョンヒョクは全国芸術競演大会で3度も受賞し、端正な顔立ちも相まって学内の女子たちから絶大な人気を得ていました。
ダンもひと目でジョンヒョクに惹かれました。
話したことはないものの、お互いを知ってると信じていたダン。
ところが、縁談が決まり、ジョンヒョクが留学しているスイスに会いに行きますが、ジョンヒョクは「はじめまして」とダンに挨拶。
ジョンヒョクはダンのことを覚えていませんでした。
ダンは「私があの女性より先に出会って、先に好きになったのにダメなの?」とスンジュンに訴えると、
スンジュンは「順番は関係ないよ」と返答。
酒に酔って悪態をつくダンに、スンジュンは「こんなに魅力的なのに。俺のタイプだ。ときめくからもう飲むな」と忠告しました。
ダンは「これは、人を見る目があるヤツだね。悪くない男だわ」とスンジュンに告げました。
その後、酔いつぶれてしまったダンをスンジュンが自宅まで運んであげました。
セリがジョンヒョクの演奏だったことを知る
セリがジョンヒョクの部屋で休んでいると、ジョンヒョクが入ってきました。
セリが「ピアニストになりたかったの?」と尋ねると、ジョンヒョクは「過ぎたことだ」と答えました。
セリは「1つ聞きたいことがある」と告げ、ピアノへと向かいます。
以前スイスで聴き、昨夜も弾いた曲をジョンヒョクに聴かせました。
するとジョンヒョクは顔色を変え、「なぜこの曲を知ってる?」とセリに問います。
「スイスで誰かの演奏を聴いたの。すごく気に入って覚えておいたのに、誰の曲か調べがつかなかった。そこは、雪景色のきれいな湖だった」と告げ、名前を思い出そうとすると、ジョンヒョクが「イゼルトヴァルト」と答えました。
セリは驚きの表情で「なぜ分かるの?」と尋ねると、ジョンヒョクはセリの隣に座り、さっきセリが弾いたのと同じ曲を演奏。
「兄のために作った曲の、最初で最後の演奏をあの湖でしたんだ」と打ち明けました。
セリが「あの日、あそこで演奏したのはリさんだったの?」と問うと、ジョンヒョクは頷きました。
セリは「そんな。ウソみたい」と驚きの溜息をつき、「私はすごく寂しかったの。あの時、本気で死のうとしたわ。なのに、あなたがそこにいたのね。あなたは、気づかないうちに私を助けてくれた」と涙を目に浮かべて告げました。
ジョンヒョクは「よく聞いて。明日、君は家に帰る」とセリに伝えるのでした。
チョルガンがチュンリョルの家を捜索
軍事部長に会ったチョルガンは「仮番号の車が総政治局長の家がある平壌のソジェ村で消えました。車が入ったまま、まだ出ていないそうです。今押しかければすごい収穫がありますよ」と告げます。
その後、軍事部長と共に兵を率いてチュンリョルの家へ向かい、家宅捜索を行います。
しかし、セリの姿はどこにも見当たりませんでした。
チョルガンは「息子さんが来てあの女を連れだしたのでは?」とチュンリョルに問い詰めますが、軍事部長が激しくチョルガンを叱責し、引き上げていきました。
セリが隊員たちと最後のひと時を過ごす
実はジョンヒョクは大佐に、中隊を緊急交代とし前哨地勤務を願い出ていたのです。
前哨地はチスら中隊員たちが誰よりも熟知している場所で、見張りや捜索も自分たちで行い、総責任者も中隊長という状況でした。
セリはジョンヒョクたちと共に非武装地帯へとやってきます。
日暮れまでセリとの最後の時間を過ごします。
ジュモク(ユ・スビン)は遠くの山を指さし、「ソウルにある北漢山です」とセリに教えました。
セリはあまりの近さに驚き、ウンドン(タン・ジュンサン)は「こんなに近いのに、セリさんとはもう会えませんよね」と寂しさを露わにします。
セリは「みんなケガなんかしないで、しっかり食べるのよ。元気に過ごしてね」と隊員たちに告げました。
ジョンヒョクとセリの最後の別れ
夜になり、ジョンヒョクはセリを連れて軍事境界線へと向かいます。
セリは「私たちは運命よ。考えてみて。スイスで偶然会ってたし、北朝鮮でまたこうして会えた」と告げます。
ジョンヒョクは「男に会ってもいいし、何もなかったように過ごしてもいい。その代わり、孤独にはなるな。景色のいい場所に行って消えようなんて思うな。僕がいるから。そばにいなくても、君が寂しくないようにいつも思ってる。いつまでも幸せでいてくれ。それが僕の願いだ」とセリにメッセージを送りました。
少しでもセリと一緒にいるため、軍事境界線を目指す道をジョンヒョクはわざと何度も間違えます。
しかし、とうとう軍事境界線に到着しました。
ジョンヒョクは「ここからは一歩も越えられない」と告げ、セリは「リさんも私を完全に忘れないでね」と最後の別れの挨拶をしました。
「忘れられない。空から落ちてきた女性を忘れられるか」とジョンヒョクは微笑み、「落ちたんじゃなくて降臨よ」とセリは笑い、歩き出しました。
涙を流しながら進むセリ。
するとジョンヒョクが境界線を少し越え、セリの腕を掴みました。
ジョンヒョクは「一歩くらいは、いいだろう」と告げ、二人は熱いキスを交わすのでした。
『愛の不時着』9話感想
9話では、とうとうセリとジョンヒョクに本当の別れの時が訪れました!
これまで何度か失敗しましたが、今度こそ安全で確実に帰還できる方法のようです。
お別れの際の二人のキスシーンは涙なしでは見られませんでした!
前回のラストシーンで銃声が響き、セリの安否が心配されましたが、無事でひと安心でしたね。
セリを連れ去ったのがジョンヒョクの父チュンリョルだったことは驚きでした!
しかし、セリをすぐに殺したりせず、見逃すあたりがやはりジョンヒョクの父親だなと感じましたね!
以前スイスで聴いた曲が実はジョンヒョクが弾いていたものだったとセリが知るシーンは感動的でした!
セリが北朝鮮に落ち、ジョンヒョクが発見したあのシーンが、実は出会いではなく”再会”だったことには鳥肌が立ちますね!
1つの曲が二人を再会へと導いたように思えて素敵でした。
一方で、ダンとジョンヒョクの馴れ初めが判明しました。
ジョンヒョクがダンのことを覚えていなかったのは彼女にとって悲しかったですね...。
話を聞いたスンジュンとお互いに魅力があると褒め合っていましたが、ダンとスンジュンが恋愛関係に発展することはあるのでしょうか。
今後の二人の関係にも注目です!
チョルガンがセリの捜索に失敗しました。
彼がなぜそこまでリ一家をつぶそうとするのか謎ですね。
また、マンボクは息子から受け取ったムヒョクの腕時計を急いで隠しました。
一体ムヒョクの腕時計にどんな秘密が隠されているのか気になりますね!
セリと第5中隊の隊員たちとの別れも切なかったです。
特にチスの場合これまでセリとはそりが合わなかったものの、最後のひと時では寂しさを滲ませていましたね。
国は違えど彼らが心を通わす姿は素敵でした!
何より最後までセリの味方でいた隊員たちの人柄に感動しました!
最後は軍事境界線でセリとジョンヒョクが別れのキスをしました。
本当にこれが最後の別れとなってしまうのか。
まだまだ続く『愛の不時着』、これからどんな物語が展開されるのかワクワクが止まりません!
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