4話では、母親のぬくもりを求めたガンテの幼き頃の辛い思い出が明かされました。
一方、ムニョンは父親に絞殺されそうになりました。
ガンテは人を物同然に扱うムニョンに怒り、彼女の中身は空き缶のようだと表現して突き放しました。
しかし最後は、ムニョンが負う心の傷を知ったガンテが大雨の中ムニョンを探しに行き、彼女を抱きしめ...というシーンで終わりました。
続きの5話では、二人の関係に急展開が訪れるのでしょうか。また、謎に包まれるムニョンと両親との過去が明かされるのでしょうか!
目次
『サイコだけど大丈夫』5話あらすじ(ネタバレなし)
他に行くあてもなく、仕方なくムニョン(ソ・イェジ)を自分の家に泊めるガンテ(キム・スヒョン)。翌朝、それをみんなに知られてしまい、ナム・ジュリ(パク・ギュヨン)は特に大きなショックを受ける。
引用元:Netflix
『サイコだけど大丈夫』5話あらすじ※ネタバレあり
5話の登場人物
- ムン・ガンテ(キム・スヒョン)
- コ・ムニョン(ソ・イェジ)
- ムン・サンテ(オ・ジョンセ)
- ナム・ジュリ(パク・ギュヨン)
- チョ・ジェス(カン・ギドゥン)
- イ・サンイン(キム・ジュホン)
- ユ・スンジェ(パク・チンジュ)
- オ・ジワン(キム・チャンワン)
- カン・スンドク(キム・ミギョン)
- パク・ヘンジャ(チャン・ヨンナム)
- ソン・ビョル(チャン・ギュリ)
- グォン・ミンスク(ソジュン)
- オ・チャヨン(チェ・オソン)
- コ・デファン(イ・オル)
- カン・ピドン(キム・ギチョン)
- チュ・ジョンテ(チョン・ジェグァン)
- イ・アルム(チ・ヘウォン)
- パク・オンナン(カン・ジウン)
- ユ・ソネ(チュ・イニョン)
詳しいキャスト・相関図はこちら⇒【サイコだけど大丈夫】キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
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【サイコだけど大丈夫】キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
こんにちは、リズです。 韓国だけでなく日本や東南アジアでも人気の韓国ドラマ『サイコだけど大丈夫』。 韓国では「最高の癒しドラマ」と称賛され、幅広い年齢層の視聴者の心をくぎ付けにしました。 ここでは異色 ...
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ムニョンがガンテの部屋へ
大雨の中ムニョン(ソ・イェジ)を見つけ出したガンテ(キム・スヒョン)。
ガンテは冷え切ったムニョンを温めるため、彼女をモーテルへ連れていきます。
しかし、ガンテとムニョンを恋人同士だと勘違いした主人にオプションなど次々と質問され、ガンテは気まずくなりました。
ガンテはムニョンを家まで連れて帰ろうとしますが、ムニョンは泊まりたがります。
ムニョンが携帯に加え財布も置いて歩いていたことを知ったガンテが彼女を心配すると、ムニョンは「私が心配?気がかり?私が好き?」とガンテに迫りました。
「本当に分からないから聞いてるの。人の感情が理解できない空き缶だから。今の感情は?」と尋ねるムニョン。
ガンテはムニョンの圧に耐えきれなくなり、「部屋を」と言って逃れようとします。
ところが、ガンテ自身も財布を持っていないことに気づき、モーテルを出ていくことになりました。
ガンテは、やむなく下宿先であるジュリの実家へムニョンを連れていきます。
サンテ(オ・ジョンセ)の居場所を尋ねるムニョンに、ガンテは「兄さんに関わるな」と警告。
そして、壁に貼られている人の感情を写した写真をムニョンに見せて、「人の表情に込められた感情だ。興味がなくても覚えろ」と告げます。
しかしムニョンは拒否。
ムニョンが「私は自閉症じゃなく...」と反抗すると「ゾンビの子?」とガンテは尋ねました。
ムニョンの絵本『ゾンビの子』を読んだガンテは「食欲しかない子が望んだのは食べ物?誰かのぬくもり?どっちが答えだ」と尋ね、自分の手をムニョンの頬に当てます。
「その子の望みは、ぬくもりだった。そうなんだろ?」とガンテが問うと、ムニョンは否定しました。
ムニョンは「食べ物が全てよ。ぬくもり?笑わせないで。勝手な解釈をしないで」と怒りを露わにして風呂場へ逃げ込むのでした。
ガンテの部屋に泊まるムニョン
一方、ガンテに怒鳴られたことが頭から離れないサンテは壁に頭を打ちつけていました。
ガンテは怒鳴ったことをサンテに謝罪。
その後、ガンテは部屋でムニョンと食事をします。
ガンテが家での食事を尋ねると、ムニョンは「しない。食べ物をくれる母親も家主もいないから」と答えました。
食事を終え、ガンテはムニョンを家へ帰そうとしますが、ムニョンは強引に泊まろうとします。
するとそこへ、ガンテと食事をしようとするジェス(カン・ギドゥン)の声が聞こえ部屋へ近づいてきました。
ムニョンがいることを知られるとまずいガンテは慌てて部屋を飛び出し、ジェスを止めます。
何とかジェスを追い返したガンテですが、ムニョンが部屋の鍵をかけてしまいます。
開けるようガンテは命令しますが、ムニョンは「泊めるなら開ける」と取引を持ちかけました。
その後、ガンテは下の階にいるジェスに電話し「水道管が破裂した」と嘘をつき、ジェスたちに上へ来させないように計らいました。
ガンテは部屋に入れてもらい、ムニョンと一緒に就寝します。
ガンテは「兄さんは、常に僕の顔を見てる。表情を観察して、気分を察する。僕は無理してでも笑う。すると兄さんは、僕が幸せだと思う。たとえ嘘でも、信じ込ませれば終わり。笑うことなど簡単だから」と語りました。
ムニョンが「私と目つきが似ていて、あなたが好きだった女は今も思い出す?会いたい?」と質問すると、ガンテは「いや、忘れたい。悪い奴だった。僕が助けてもらったのに僕は逃げた。卑怯者だ。それ以来、逃げ続けてる」と答えるのでした。
ムニョンとジュリが喧嘩する
翌朝。
夜勤から帰宅したジュリは、ムニョンと鉢合わせます。
二人はガンテのことで口論になります。
ジュリ(パク・ギュヨン)はガンテに病院を紹介したと明かし、ムニョンはガンテに「愛してる」と告白したことを暴露。
そしてムニョンが「彼に恋しちゃダメ。彼は私のもの」と告げると、ジュリは「それは愛じゃなく執着だわ」と主張しました。
ムニョンは笑って「猫なんかかぶっちゃって。いい人のふり。だから友達に仲間外れにされたのよ」と反論。
すると、その発言にブチ切れたジュリがムニョンを平手打ちしました。
ムニョンはジュリの髪を引っ張り、お互いに髪の毛をつかみ合う事態に発展。
そこへ、気づいたガンテが仲裁に入り、ムニョンをジュリから引き離しました。
騒動に気づいてジェスやサンテも階段を上ってきました。
ガンテはムニョンを外へ連れ出します。
ムニョンは「先に手を上げたのはあの女よ!」と怒りますが、ガンテはムニョンにタクシー代を渡して家の中へ戻っていきました。
怒り心頭のムニョンは貰ったお金をばらまきます。
その後、水道管の破裂が嘘だったと知って不機嫌なサンテにガンテは謝罪。
一方、ジュリの母スンドク(キム・ミギョン)が部屋へ入ると、ジュリは不貞腐れて寝ていました。
ジュリは泣きながら、ガンテが自分の顔も見てくれずムニョンの名前だけ呼んだこと、自分には”さん付け”でムニョンには呼び捨てであることなどを悲しみ、「あの部屋に泊めるなんてどういうつもりなのよ!」と怒ります。
ジュリがガンテに好意を寄せていることに気づいていたスンドクは、「この際だから告白しちゃいなさい」とジュリに助言するのでした。
その夜、ガンテとジェスは二人で飲みます。
ムニョンのことが好きなのかと問うジェスに、ガンテは「まさか」と否定。
ジェスは「気をつけろ。ナイフでお前にケガをさせた女だぞ。絶対に関わるな」と忠告します。
ガンテは「遠ざけるよ」と答えましたが、「だけど、最近よく何もかも忘れる。傷や蝶、兄さんまで。だからお前が、しっかりしろと諭してくれ」とジェスに頼みました。
サンインらが屋敷を訪ねる
一方、サンイン(キム・ジュホン)が代表を務める出版社は、ムニョンに階段から突き落とされた評論家の男が多額の賠償金を請求してきたことで、倒産寸前の危機に陥っていました。
サンインはスンジェ(パク・チンジュ)を連れてムニョンの屋敷を訪れます。
ムニョンに会社の危機を伝え、希望になってほしいと願うサンインですが、ムニョンは「出ていって。希望になってあげるつもりはない」と冷たく告げました。
ジュリの想い
仕事で嫌な思いをしたジュリ。
一人になろうと病院の屋上へ行くと、ガンテがいました。
ジュリが「昔を思い出す。私が屋上で泣いてたら、ガンテさんが来て言ったこと覚えてる?」と尋ねると、ガンテは「”憂さ晴らしに僕をひっぱたく?”本当にたたいた」と返答。
ジュリは笑い「でもおかげで仲良くなれたわよね?」と問うと、ガンテは表情を曇らせ、「今からジュリさんを傷つけるから、僕をひっぱたいて」と告げました。
察したジュリが「告白前から私を振るの?」と問うと、ガンテは「僕なんかを好きにならないで。資格がない」と答えました。
しかしジュリは「思い続けるわ。私の自由だもの」と宣言し、「私のことを負担に感じて逃げたりしないでほしい。そうなったら私があまりにも惨めで、悲しくなるから。ソンジン市にいる間は、うちにいて」とガンテにお願いするのでした。
ガンテがムニョンの屋敷へ
屋上でのガンテとジュリの会話をこっそり聞いていたムニョン。
病院の壁に絵を描いているサンテの元へ行き、「サンテさん。私と遊ぶ?」と誘いました。
サンテはあっさりと誘いに乗り、ムニョンに屋敷へと連れていかれます。
屋敷を気に入ったサンテに、ムニョンは「一緒に住む?」と提案し、作画契約書を見せて署名させました。
一方、サンテを探すガンテは、病院の職員よりサンテがムニョンと一緒に外出したことを知ります。
ガンテはムニョンに電話してサンテの居場所を尋ねると、ムニョンは「私と一緒にいるわ」と答えました。
ムニョンが「呪われた城」と場所を告げると、ガンテはその場所を知っていました。
そのことを不思議に思ったムニョンが理由を尋ねると、「昔行った。君が僕を救い、僕が君から逃げた時に」とガンテは返答。
ムニョンは驚き、「まさか、知ってたの?」と問うと、ガンテは「待ってろ」と告げて電話を切りました。
ムニョンは、酔いつぶれているサンテに、幼い頃、母親から”あなたは特別だから、外の人とは交われない”と言われ城の中に監禁されたこと、お花を持って屋敷を訪ねてきたガンテを母親の命令で追い返したことを語りました。
ガンテはムニョンの屋敷に到着し、中に入ります。
そして、バルコニーに立つムニョンと見つめ合うのでした。
『サイコだけど大丈夫』5話感想
5話では、ムニョンがガンテの部屋で共に過ごす様子が描かれました!
ガンテは、兄サンテを心配させないように無理をしてでも笑顔を作っていることが判明し、少しショックでしたね...。
「笑うことなど簡単」と言っていたガンテに、心の底から笑える日が訪れてほしいです!
一方、ガンテに「欲しかったのはぬくもりだろ?」と言われて過剰に反応して否定したムニョンですが、本当は誰かのぬくもりが欲しいのだと思います。
心に傷を抱える者同士、ガンテとムニョンにはお互いを癒し合う関係になってほしいと思いました!
また、ジュリの失恋は悲しかったですね...。
告白前にガンテに振られる形となってしまい、とても残念でした。
そんなジュリとムニョンの喧嘩には目を奪われました!
大声を上げて対抗するジュリの姿は意外でしたね。
ムニョンはジュリを”猫かぶり女”と批判していましたが、純粋で心優しい印象が強いジュリには裏の顔があるのでしょうか。
ジュリの隠された一面が気になりました!
子供の頃、ムニョンと友達になろうとする回想シーンも一瞬描かれましたが、ジュリは「あっちへ行って!」とムニョンに泣き叫んでいました。
過去にムニョンとジュリの間に何があったのかも気になって仕方ありません!
サンテが取り組んでいる壁画がどんな風に仕上がるのかも楽しみですね!
そして今回、何より驚きだったのが、子供の時に好きだった少女がムニョンであることにガンテが気づいていたことでした!
ガンテはいつから気づいていたのでしょうか。
最後はムニョンの屋敷にやって来たガンテですが、サンテと同様ムニョンと共に暮らし始めるのでしょうか!
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