8話では、津崎のマンションを出たみくりが館山で両親と過ごす様子が描かれました。
一方、津崎はみくりのことで風見と言い合いになりました。
津崎はみくりに電話し、あの日拒絶した理由を正直に告白。
2人は仲直りをし、火曜の分のハグを約束しました。
ところが最後は、津崎とみくりが入れ違ってしまい...というシーンで終わりました。
続きの9話では、2人は無事に再会してハグすることができるのでしょうか。
また、今後2人は幸せな生活を順調に送っていけるのでしょうか!
目次
『逃げるは恥だが役に立つ』9話あらすじ(※ネタバレあり)
システムの再構築
実家から津崎(星野源)のマンションに帰ってきたみくり(新垣結衣)。
しかし、仕事で緊急のトラブルに巻き込まれた津崎が家に帰れずにいたことから、2人は館山ですれ違って以降ずっと会えない状態が続きます。
”今日こそは早く帰る”と毎日宣言メールを送ってくる津崎にみくりは嬉しさを感じました。
数日後、2人はようやく再会します。
帰ってきた津崎は「疲れた」と一言。
「お疲れ様でした」と笑顔で出迎えるみくり。
2人は歩み寄り、ハグをします。
津崎は「前に言ってたこと、分かります。癒される」と言い、しっかりみくりを抱き締めました。
食事中、津崎はハグの貯金を提案します。
曜日に左右されずお互い癒されたいときにハグできるように、「システムの再構築が必要です」と告げるのでした。
津崎の浮気を疑うみくり
津崎からシステムの再構築を告げられたみくりは、津崎から一度も”好き”と言われたことがないことに気付きます。
津崎は本当に自分のことが好きなのか疑問に思うみくり。
初めての彼女らしき相手に盛り上がっているだけで、家事をしてくれてハグができる女なら誰でもいいのではないかと不安になります。
一方、津崎は自室で”雇用主が恋人になった場合”という雇用契約書の追加項目について考えます。
あの夜みくりが言った「してもいい」という言葉の真意について思いを巡らす津崎。
そして津崎は、「まさかみくりさんは好きでもない男とそういうことをいたせる女性...」と呟きます。
津崎はその考えを否定しながら、自分自身の価値について考え始めます。
この時実は、みくりは津崎の部屋に入っていて、津崎の発した言葉を聞いていました。
軽い女だと思われ、ショックを受けるみくり。
そんな中、みくりは外出した際、道で津崎が知らない女性(内田理央)と一緒にいる所を偶然見かけます。
津崎から”少し帰りが遅くなります”とメールが届き、みくりはすぐさま居場所を尋ねるメールを返しました。
すると津崎はみくりがこっそり見ている中”会社です”と嘘の内容のメールを送信。
みくりが津崎たちを尾行すると、津崎とその女性はお蕎麦屋さんに入っていきました。
百合の涙
一方、地域限定広告について上司と口論になった百合(石田ゆり子)。
上司に陰口を叩かれ、落ち込みながら帰っていると、風見(大谷亮平)に話しかけられます。
風見は「かっこよくて好きです」と百合の会社が作っている看板広告について感想を言います。
「男の人にそう言ってもらえると嬉しい。分かってくれる人もいるんだって勇気が出る」と答える百合。
そして、「例えば、私みたいなアラフィフの独身女だって社会には必要で、誰かに勇気を与えることができる。いま独りでいる子や、独りで生きるのが怖いっていう若い女の子たちに、ほらあの人がいるじゃない!結構楽しそうよ!って思えたら、少しは安心できるでしょ?だから私は、かっこよく生きなかきゃって思うのよ」と語りました。
すると風見は悲しそうな表情で「そんなこと言わないでください」と返しました。
目に涙を浮かべる百合。
風見はそんな百合を周りの目から隠すように、百合を覆う格好で壁に手をつくのでした。
気持ちを伝え合う2人
”曖昧だから成り立つ幸せは、曖昧な幸せ。システムで作られた関係はシステムから逃れられない”
津崎の浮気を疑い、家で悶々と過ごすみくり。
そこへ津崎が帰宅します。
無視しようとするみくりの手を津崎が掴むと、みくりはその手を払いのけました。
謝罪する津崎に「触っていいんです!平匡さんだからいいって思ってるのに、どうして分かってくれないんですか!嫌なんですこういうの...」と感情的に返すみくり。
津崎が「僕にとってみくりさんはもう、簡単に手放せる人じゃないんです」と告げると、みくりは「ずるいです!どんどん好きになっちゃうじゃないですか!平匡さんも私のこと好きならいいのに...」と返します。
「好き...ですよ」と答える津崎。
渋々言わせたような印象を受けたみくりは、津崎が女性と歩いていたのを目撃したことを打ち明けます。
すると津崎は、バッグから生そばを取り出しました。
会っていた女性は取引先の人で、妻みくりへのお土産に生そばを勧められたと説明。
津崎が「もしかして、嫉妬してくれたんですか?」と尋ねると、みくりは「バカ!決まってるじゃないですか!」と怒ります。
すると津崎は口に手を当て、笑いをこらえるようにしていました。
「なんで笑ってるんですか?」と怒った調子で聞くみくりに、津崎は「可愛いなあと思って。ずっと、みくりさんが僕のこと好きならいいのになあって思ってました」と告白。
やや伏し目がちにみくりが「今日は、火曜日ですよ」と告げると、津崎はみくりを抱き締めました。
「これからは、火曜じゃなくても、みくりさんを抱き締めていいですか?」
「何曜日でも、何時でも。朝までだって」
また失言したと思ったみくりが慌てて体を離し謝罪すると、津崎はみくりの体を再び抱き締めました。
「一緒にいますか?朝まで」と誘う津崎。
「うん」と頷くみくり。
津崎はみくりを強く抱き締めました。
津崎は心の中で”必要だったのは、システムの再構築じゃない。本当の気持ちを伝え合うことだった”と呟きました。
就寝時間となり、津崎が緊張した様子でベッドの上で座っていると、みくりが入室してきます。
2人はベッドの上で並んで座るのでした。
津崎に迫る危機
一方、津崎の会社ではメインの取引先が買収される可能性が浮上。
沼田(古田新太)はリストラ候補を選ばざるを得ない状況に。
そんな中、津崎と風見の会話を盗み聞きした沼田は、津崎が籍を入れていないことを知ります。
後日、買収が決定し、沼田により数名のリストラ候補が選ばれました。
そしてそこには津崎の名前が...。
沼田は「選びたくなかったよ」と呟くのでした。
『逃げるは恥だが役に立つ』9話感想
9話では、ついにみくりと津崎がお互いの気持ちを伝え合いました!
みくりが津崎に想いを打ち明け、津崎もみくりに「好き」と告白するまでの一連のシーンに引き込まれました!
当初はただの雇用関係だったのが本当の恋人同士になって素敵ですね!
津崎に「好き」と言われたことがなく、自分ばかり好きだと思い込んで拗ねているみくりは可愛らしかったです!
普段は取らないみくりの津崎への感情的な態度は新鮮に映りましたね。
津崎は嫉妬するみくりを見て笑っていましたが、自分の好きな人が自分のために嫉妬してくれるのは心から嬉しいですよね!
一方、百合の涙にはもらい泣きしそうになりました。
独身だとしても楽しく生きようとする百合の姿はかっこいいですし、学びになります!
また、百合にも恋愛面において動きがありましたね!
まずは以前口説かれそうになった大学の同期の男性にデートに誘われていました!
彼はバツ1で子持ちだと判明しましたが、百合はどう接していくのでしょうか。
そして、風見との関係も気になりました。
涙を流す百合を風見は周りに見えないように隠してくれましたね!
風見の包容力に魅了されましたし、百合ととてもお似合いのように思いました。
残り少ないですが、百合の恋愛に注目ですね!
最後は、津崎の部屋にみくりがパジャマ姿でやってきました!
お互いに想いを伝え、幸せの絶頂にいる2人。
2人はついに1つに結ばれるのでしょうか!
ところが、取引先の買収により津崎はリストラ候補に...。
津崎とみくりの生活はどうなってしまうのでしょうか!
幸せと危機を同時に迎え、最後まで目が離せません!
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