4話では、みくりが副業として風見の家での家事代行をスタートさせました。
しかし、津崎は風見への嫉妬から自己嫌悪に陥り、みくりとの関係はさらにギクシャクしたものに。
みくりの方も風見の優しさに逃げ込みたくなりました。
そして最後は、突然みくりが津崎に「恋人になってほしい」と迫り...というシーンで終わりました。
続きの5話では、みくりの申し出に津崎はどんな決断を下すのでしょうか。
また、2人の関係は単なる雇用関係ではなくなるのでしょうか!
目次
『逃げるは恥だが役に立つ』5話あらすじ(※ネタバレあり)
悩む津崎
「私の恋人になってくれませんか?」
津崎(星野源)にそのように言った背景には、みくり(新垣結衣)の作戦がありました。
津崎の自尊感情の低さ故、毎回心の壁を作られ、寂しさを感じるみくりは、あえて壁を壊そうと考えました。
”恋人”という役割にシフトチェンジすることで津崎の自尊感情を埋め、同時に自分自身の心の寂しさも埋めるという作戦だったのです。
みくりの突拍子もない提案に津崎は「恋人とは、なろうとしてなるものなんでしょうか?特に恋人がいなくても困らないし、無理をしてまで作る必要は...」と否定的な態度をとります。
するとみくりは「スキンシップはどうでしょう?癒し合いの関係が恋人なのでは?」と提案。
ところが津崎は「そんなに癒されたいなら、本当の恋人を作ればいいじゃないですか」と受け入れようとしませんでした。
「私は、恋人のおいしい所だけが欲しいんです」と告げるみくり。
津崎は完全に困り果て、悩んでしまいます。
みくりは「今、結論を急がなくてもいいです」と告げるのでした。
翌日。
昨日のみくりの提案が頭から離れない津崎。
津崎は、ブドウ狩りの時みくりが言った”私は平匡さんが一番好きですけど”という発言を思い出し、みくりは自分のことを”好きでもないこともないのか”と推測。
しかしすぐに”彼女の前に都合のいい男が目の前にいただけだ”と考えます。
心の中で津崎の葛藤は続くのでした。
ハグの日
ある朝、百合(石田ゆり子)は偶然風見(大谷亮平)を笑顔で送り出すみくりの姿を目撃してしまいます。
混乱する百合。
百合は、みくりが津崎との生活が上手くいっていないがために不倫をしているのではないかと疑います。
一方、百合に問い詰められた風見から事情を聞いた津崎は、みくりと対策を練ります。
津崎は、沼田(古田新太)に疑われたのも、風見にバレたのも全て自分とみくりの間に”恋人っぽい雰囲気”が無いからだと気付きました。
そして、「やってみましょうか?例の、恋人です」とみくりに告げます。
恋人っぽい空気を出すため、まずはハグから挑戦します。
うろたえる津崎ですが、みくりがリードし、2人はハグします。
津崎の胸に飛び込んだみくりと、みくりを受け止めた津崎。
離れると、2人は照れ合います。
そして、週1でハグをすることに決め、毎週火曜日を「ハグの日」と制定するのでした。
ハグ作戦
そんな中、みくりと風見の不倫疑惑が晴れない百合がみくりの家にやって来ます。
みくりのことを心配する百合に対し、みくりは風見の家で週2回家事代行をしているだけだと説明。
しかし百合は、みくりが新婚の妻であるにもかかわらず独身男性の家に行っていることを理解できず。
そして、そのみくりの行動を許している津崎を説教すると言い出しました。
この緊急事態にみくりは焦り、百合がお酒を飲んで寝ている間、外で津崎の帰りを待ちます。
みくりから連絡を受けた津崎が急いで会社から帰ってくると、みくりは事情を説明。
すると起きた百合がベランダに出てきました。
みくりと津崎は、ハグしている場面を百合に見せつけようと考え、ハグ。
百合はベランダから2人のハグを見ているように思われました。
ところが、この時百合はコンタクトレンズを外しており、何も見えていなかったのでした。
ピクニックの話
翌日。
百合が仕事に向かうと、風見と遭遇します。
百合は「みくりに家事代行を頼んでいるだけで、やましいことが何にもないなら、堂々としてればいいじゃない」と風見を説教。
すると風見は「そういう意味では、やましいんですよね。みくりさんのこと、好きなんで」と笑顔で返すのでした。
風見がその場を去ると、百合は「しっかりしなさいよ、平匡!」と怒りを見せました。
一方、何とか百合の疑いを払拭させたい津崎とみくり。
2人はもう一度親密感をアピールするため、百合が勤める会社にやって来ます。
会社の前にある公園にシートを敷いた2人。
休憩中窓辺でコーヒーを飲みながら公園を眺めるのが習慣だという百合に、ハグをしているところを見せようという作戦でした。
「かもしましょう、新婚感!」
「出しましょう、親密感!」
意気込む2人。
チャンスを待つ間、2人はピクニックの話をします。
津崎は、子供の頃家族でピクニックに来た際、母(高橋ひとみ)が作ってきた瓦そばに父(モロ師岡)が激怒した出来事を語ります。
横暴な父の姿に、”どうして母は父と離婚しないのだろう”と考えていたという津崎。
「地獄のような思い出です」と告げる津崎に、みくりは「平匡さんの話が聞けて嬉しいです」と返しました。
すると津崎は今日が母の誕生日であることに気付きます。
「おめでとうコールしましょうよ」と提案するみくり。
そんなみくりにも安恵(真野恵里菜)から着信が数件入っていました。
みくりが席を外すと、津崎は母に電話。
「誕生日おめでとう」と母に伝えると、母はピクニックの話をし始めます。
実は、父は激怒した後、本物を食べさせてやると瓦そばの店へ母と津崎を連れていってくれたのでした。
当時津崎は寝ていて、このことを知らなかったのです。
津崎にとっては最悪な思い出だったのが、母にとっては生涯で一番おいしいお蕎麦だったのでした。
一方、津崎の元を離れ、安恵に電話をかけたみくり。
安恵から夫と離婚したという報告を受けます。
赤ちゃんを見て「私、この子を不幸にさせちゃうのかな」と涙を流す安恵。
みくりは「誰が何と言おうと、私はやっさんの味方だからね」と声をかけるのでした。
みくりの頭を撫でる津崎
みくりが戻ると、2人は百合の会社の電気が消えていることに気付きます。
慌てる津崎とみくり。
これ以上嘘をつきたくないみくりは、百合に正直に話すことを提案します。
しかし津崎は「みくりさんは楽になるかもしれませんが、今度は百合さんが辛いのでは?僕たちの罪悪感は、僕たちで背負うしかないのでは」と主張しました。
するとみくりは「ハグしていいですか?」と尋ねます。
「今日はハグの日じゃないですが...」と答える津崎。
「前借りでお願いします」と告げるみくり。
そして2人はハグし、しっかりと抱き合います。
みくりは「平匡さんに何かあったら、私は平匡さんの味方です」と津崎の耳元で囁きました。
津崎は、ぎこちないながらもみくりの頭を撫でてあげました。
すると「何してんのよ」と声が聞こえてきます。
みくりと津崎が声のする方を見ると、そこにはいつの間にか百合の姿が。
2人のラブラブぶりに呆れた百合は「2人で仲良くやりなさい」と笑顔を見せ、その場を去ります。
作戦通りとはいかなかったものの、津崎とみくりは百合の疑いを解消できたように感じました。
家に帰った津崎とみくりは、一緒に仲良く茶そばを作ります。
”楽しい。こんな休日が毎週あるのなら、それだけで幸せなんじゃないだろうか”
みくりは心の中でそう思うのでした。
『逃げるは恥だが役に立つ』5話感想
5話では、みくりと津崎のハグが描かれました!
ハグ一つにおどおどする津崎をみくりがリードし、プロレス風にハグの仕方を教えるのには笑いました!
恋人の雰囲気を出すため、毎週火曜日を「ハグの日」と決めた2人。
一般の夫婦であれば気軽にハグするところを曜日を決めてハグしようとする2人の関係性が可笑しくて面白いですね!
また、今回は選挙風の始まり方でしたが、本ドラマはいつも始まり方が独特で冒頭から引き込まれます!
次回はみくりのどんな妄想ワールドが展開されるのか楽しみですね!
驚いたことに、風見はみくりのことを”好き”と発言!
風見は本気なのでしょうか。
唯一事情を知る風見の出方次第で津崎とみくりの関係が左右されそうな気がしますね。
風見が今後みくりにどうアプローチしていくのか楽しみです!
津崎の母のピクニックの裏話には感動しました!
素敵な夫婦の思い出でしたね。
しかし一方で、安恵(やっさん)が夫との離婚をみくりに報告して涙を流すシーンはとても切なかったです...。
結婚や夫婦関係の難しさを感じさせられました。
津崎が言っていたように、苦しいときに”味方だ”と言ってくれる存在はありがたいですし、そういった存在を大切にすることを心がけようと思いました!
津崎はみくりに過去の思い出を語り、最後は一緒にそばを作っていましたね。
今回の話で2人の距離がぐっと縮まったように感じました!
楽しそうで幸せそうな2人の雰囲気に癒されましたね!
最後は、2人がベッドで一緒に寝ている姿が描かれました!
2人に一体何が!?
2人の関係に進展があるのでしょうか!
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