1話では、派遣切りに遭い無職となった森山みくりが津崎平匡の家で家事代行スタッフとして働き始めました。
津崎から仕事ぶりを褒められたみくりですが、家の事情により仕事を辞めることに。
就職に思い悩むみくりは勢いで津崎に契約結婚を提案してしまうものの、メリットを感じた津崎はみくりの提案を受け入れ、2人は「雇用主」と「従業員」という関係で結婚することになりました。
そして最後は、みくりの両親に2人が結婚を報告しに行き...というシーンで終わりました。
続きの2話では、同居することになった津崎とみくりのどんな生活が描かれるのでしょうか。
また、2人は周囲にバレずに生活していくことができるのでしょうか!
目次
『逃げるは恥だが役に立つ』2話あらすじ(※ネタバレあり)
両家の顔合わせ
お互いに利点を感じ、事実婚という形で同居することになったみくり(新垣結衣)と津崎(星野源)。
みくりは晴れて、専業主婦として”就職”することになりました。
しかし、周囲から理解は得られないだろうということで、表向きは普通の結婚として通すことにします。
問題は結婚式。
ただの雇用関係のため、披露宴や挙式はどうしても避けたい2人。
みくりと津崎は、双方の親族を説得するため、両家を交えての食事会を行うことにします。
食事会当日。
2人は夫婦として不自然のないよう下の名前で呼び合う練習をします。
「みくりさん」
「平匡さん」
その後、親族が集い、両家が顔を合わせての食事会が開かれます。
食事が進んだ頃、話題は結婚式に。
津崎は「結婚式はしません。しないと2人で決めました」と宣言。
みくりとの事前の作戦通り、"2人で決めた"ことを強調しました。
反対の声が上がる中、津崎は「静かで、ささやかな、そういった暮らしを大切にして。それが僕たち2人の目指す生活です」と告げました。
津崎の言葉を受けて、親族たちは納得してくれます。
食事会の後、百合(石田ゆり子)はみくりに「寂しくなるなあ」と寂しさを伝えます。
母・桜(富田靖子)は「幸せになってね」と声をかけ、父・栃男(宇梶剛士)は泣きながらみくりに抱きつきました。
逃げるは恥だが役に立つ
帰路につく津崎とみくり。
みくりは「父も想像以上にがっかりしたり、喜んだりしてくれて。結婚という言葉の重さをズシッと。今さらですが」と告げ、家族に嘘をついていることに後ろめたさを感じていました。
津崎は「僕はむしろホッとしました。両親を安心させられたという点においても今回のことは有意義でした」と返答。
みくりは「良かったあ。津崎さんが後悔してたらどうしようかと。周りを説得する自信がないから普通の結婚のフリをするって、逃げといえば逃げだし...」と告げます。
すると津崎は「逃げたっていいじゃないですか」と返しました。
「逃げるのは恥。だけど役に立つ」というハンガリーのことわざを紹介する津崎。
「恥ずかしい逃げ方だったとしても、生き抜くことの方が大切」と説明する津崎に、みくりは「そうですね。逃げても生き抜きましょう」と笑顔で応えました。
家に来た沼田と風見
津崎とみくりが同居を始めて2週間が経過します。
津崎の職場では、同僚の沼田(古田新太)と日野(藤井隆)が津崎の結婚を疑っていました。
以前「結婚は自分にとって最も遠い出来事」と発言していた津崎の突然の結婚に納得のいかない2人。
2人は、全ては津崎の”妄想”、津崎の嫁は”実在しない”などと言い出します。
こっそり2人の会話を聞いていた津崎は焦り、結婚を証明するために日野一家だけ家に招待することにしました。
日野一家が家にやって来る当日。
待ち合わせ場所で津崎が待っていると、姿を見せたのはなんと沼田と風見(大谷亮平)でした。
実は日野は子供の発熱のため急慮来れなくなり、代わりに2人がやって来たのでした。
予想外の展開に困惑する津崎。
津崎は2人に住所を教えると、走って一足先に帰ります。
息を切らして帰宅した津崎。
みくりに郵便物を隠すよう指示し、シングルベッドが1つしかない寝室には絶対に入れないことを共有します。
2人が大急ぎで整えているところへ、沼田と風見が息を切らしながら訪問してきました。
沼田と風見が泊まる
夕食の準備をするみくりに風見が話しかけてきます。
結婚に対してメリットを感じないと話す風見に、みくりは「風見さんは自分勝手なようで、実は優しいのかもしれませんね」と分析。
風見は「みくりさんってメリットのある相手かも」と呟くのでした。
4人での食事を終え、そろそろお開きにしたい津崎でしたが、外で突然の雷雨が発生。
洪水警報も発令され、電車も運行停止という状況に。
沼田の訴えにより、沼田と風見が泊まることになりました。
寝る場所で悩む津崎とみくり。
結局、みくりは津崎のベッドで眠り、津崎はゲイである沼田が風見を襲う可能性を懸念し、津崎も沼田と風見と共にリビングで寝ることにしました。
互いに意識し合う2人
翌日。
ようやく沼田と風見が帰ります。
夕飯を食べる津崎とみくり。
「今日はよく眠れそう」と呟くみくりに津崎が反応し、昨夜は眠れなかったのかと心配します。
はぐらかそうとするみくりに対し、津崎は「僕は雇用主として、みくりさんが働きやすい職場を提供したいと思っています。もし何か気になることがあったら、遠慮せず、何でも言ってください」と声をかけました。
みくりは「ありがとうございます。でも、眠れなかったのは、コーヒーの飲みすぎです」と答えました。
就寝の時間を迎え、2人は眠りにつきます。
さっきは昨夜あまり寝られなかった理由をコーヒーの飲みすぎと説明したみくりですが、心の中では”言えない。絶対に言えない。昨日の夜、平匡さんが毎日寝ているベッドだと思ったら、まるで平匡さんに包まれているようで”と呟きます。
みくりは津崎の存在を意識して眠れなかったのでした。
一方、みくりの匂いが残ったベッドで寝る津崎も同様に、”まるでみくりさんが近くに、すぐそばで一緒に寝ているような”と心の中で呟きます。
興奮して寝付けない津崎は消臭スプレーをかけようとしますが、間違えてエアーダスターを布団にかけてしまいました。
津崎はなかなか眠りにつくことができないのでした。
疑う沼田
その頃、津崎の家から帰った沼田と風見はバーにいました。
沼田は、帰りがけにこっそり寝室を覗いたことを話します。
シングルベッドに枕が1つしかなかったと告げ、「あの2人、本当に夫婦なんだろうか」と疑うのでした。
『逃げるは恥だが役に立つ』2話感想
2話では、みくりと津崎が一緒に暮らし始めました!
みくりが朝食を作り、出勤する津崎にお弁当を手渡すなど、一見普通の結婚生活に見えますが、実は雇用関係という点が面白いですね!
結婚式は行わないとそれぞれの家族を説得したり、沼田と風見が家にやって来たりと、さっそく問題やドタバタが起こって楽しかったです!
本ドラマのタイトルである”逃げるは恥だが役に立つ”。
この言葉はハンガリーのことわざだと紹介されました!
”大事なのは生き抜くこと”というメッセージには勇気をもらえましたし、今後このことわざを通してどんな物語が描かれていくのかと思うとワクワクしますね!
また、津崎と日野や沼田とのコミカルな掛け合いには笑いが止まりませんでした!
契約結婚であることを隠したい津崎とみくりにとって、勘の鋭い沼田は要注意人物ですね。
風見はみくりに好意を示していましたが、彼がみくりに対して今後どのような行動に出るのか気になります!
みくりが津崎のベッドを使ったことで、お互いに存在を意識し合った2人。
雇用関係である2人が今後本当の恋愛関係に変わることはあるのかどうか楽しみですね!
最後は、こっそり寝室を見た沼田が津崎とみくりの関係を疑いました。
契約結婚であることが沼田にバレてしまうのでしょうか!
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