8話では、脱出経路を作るまでの間、造幣局に約10日間龍城するという強盗団の計画が明らかに。
一方、警察では、情報が強盗団に漏れていることから”スパイ”の存在が疑われ始めました。
また、ラケルが車で拾ったボタンから、ベルリンの身元が判明。
そして警察は、国民からの支持を取り戻すため、ベルリンを”売春のあっせん者”としてマスコミに流すことに。
また、廃品置き場の管理人ニコライの協力のもと、教授のモンタージュが作成され始めました。
一方、造幣局内では、女性教師がこっそり部屋からハサミを持ち出しました。
最後は、帽子とサングラスで顔を隠した教授がどこかへ向かい...というシーンで終わりました。
続きの9話では、どんな展開が描かれるのか?
人質たちの反撃がついに始まるのでしょうか?
迫りくる危機に、教授はどう立ち向かうのか!?
目次
『ペーパー・ハウス シーズン1』9話あらすじ(ネタバレなし)
エピソード9
何とか目撃者の証言を阻止しようとする教授。自分の素性が警察にバレて、メディアで報じられたことを知ったベルリンは、怒りに燃える。引用元:Netflix
\ペーパー・ハウス人物相関図/
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『ペーパー・ハウス シーズン1』9話あらすじ※ネタバレあり
怒りに燃えるベルリン
強盗開始から53時間が経過。
自身に関するテレビの報道に釘付けになるベルリン。
未成年の売春あっせんや監禁など、全く身に覚えのない性犯罪の容疑までかけられていました。
ナイロビに”クズ”呼ばわりされたベルリンは彼女の首を絞め、「売春あっせんなど、俺の倫理観が許すわけがない」と完全否定。
また、強盗団の車から自身のコートのボタンが発見されたという報道にも疑問を抱くベルリン。
なぜなら、一度も車には乗っていなかったからです。
準備期間中、デンバーが自身のコートを着て車で寝ていたことを思い出したベルリンは、デンバーを探すために動き出すのでした。
モスクワの警告
穴をあけるため第3金庫で作業中のモスクワ。
そこへトーキョーが様子を見にやって来ます。
彼女が嫌がらせでアリソンにキスしていた場面を目撃していたモスクワは「その手の女だ。お前は手に余る。お前が通った後には死体が残る」とトーキョーを非難。
そして「計画の失敗の原因が1人の女の身勝手なら俺は許さん」と警告し、トーキョーは返す言葉が見つからず...。
その後、リオの元へやって来たトーキョー。
浮かない表情で「私はただのヒドい女。移り気で、人を不幸にする。自分が嫌い」と胸中を吐露します。
するとリオは「君が視界に入るだけで泣けてくる」と愛を告白し、「別れるなら、少し待って」と懇願するのでした。
危機を回避する教授
帽子にサングラス姿で外出した教授。
1台のパトカーがカフェの近くに停まり、警官たちが降りたのを確認すると、車内へ。
そして、カフェでの聞き込みを終えて戻ってきた警官たちに「金物店に武装強盗の通報」とニセの連絡を入れ、パトカーから遠ざけます。
一方、警察ではついに教授のモンタージュが完成。
同じころ、教授はパトカーから外国語でニコライに連絡し、「作成中の似顔絵が少しでも私に似ていれば、二度と妻と娘に会えないだろう」と脅します。
怯えたニコライは急いでモンタージュを削除。
通信元は32号車からだと判明し、ラケルは急いで32号車の警官に連絡をとります。
すると、金物店の強盗はニセの情報であったことが判明。
警官たちはすぐにパトカーに戻りますが、すでに車内には誰の姿もありませんでした...。
一触即発
ヘルシンキとオスロを従え、デンバーを探すベルリン。
ナイロビの制止も聞かず探し回り、ついにトイレでデンバーを見つけます。
「俺を破滅させた」
ベルリンは、デンバーの不注意のせいで自身のことがテレビで報道されていることに怒りを露わに。
すると、誰かがトイレを使用する音が聞こえます。
ドアを1つ1つ、ゆっくりと開けていくベルリン。
そして、あるドアを開けると、そこには死んだはずのモニカの姿が!
ベルリンは驚き、笑みがこぼれます。
ボタンの件に加え、計画を脅かしたモニカを救っていたことに、デンバーに対するベルリンの怒りは頂点に。
デンバーは、ベルリン、ヘルシンキ、オスロから銃を向けられることに。
すると、ナイロビがベルリンに銃を向け、場を鎮めようとします。
デンバーはナイロビに銃を下ろさせると、その銃を奪い2丁の銃を構えてベルリンらに向けました。
場は一触即発の雰囲気に!
そして、1度はモニカに銃を向けたベルリンですが、「命の方が重い。だから今回は、全員が銃を下せばいい」と提案。
全員が銃を下ろし、何とか解決となるのでした。
衝撃の事実
アンヘルの単独調査により、ベルリンが刑務所で飲んでいたという薬「レトロクシル」について判明します。
それは、神経変性疾患による震えを軽減する薬でした。
ベルリン(フォノリョサ)は不治の病に冒されていたのです。
死亡率は9割で、24ヵ月以内に死ぬ可能性があるという。
ラケルは、ベルリンには失うものがないことを悟るのでした...。
バレンシア作戦
教授からの電話をとるベルリン。
教授の口から「車内にボタンを残した」と衝撃の事実が告げられ、言葉を失います。
人質を殺した罰だという。
ベルリンは「正直、不公平に思えるよ」と告げ、生存していたモニカの姿をカメラに映します。
教授はカメラ越しに驚きの表情に。
すると教授は「この朗報を契機に、”バレンシア作戦”を実行する」とベルリンらに指示します。
強盗団は指示どおり、バレンシア作戦を決行。
複数人で発泡スチロールに発砲し、人質にも大声で叫ばせました。
突然の銃声に動揺するラケルら警察。
ラケルは教授に連絡をとり、人質の安否確認のため「生放送の番組をつけたテレビの前で人質を撮影して」と要求します。
教授は喜んで応じ、仲間に「証拠の用意を」と指示するのでした。
『ペーパー・ハウス シーズン1』9話感想
警察の策でベルリンに性犯罪の容疑が!
この警察の判断には賛否両論が分かれそう...。
性犯罪を完全否定するベルリンには、独自の考え方や美学があるようです!
ただの悪党ではない点にどこか魅力が感じられる!
モスクワから人間性について厳しく指摘されたトーキョー。
リオに別れを匂わすような発言をしていましたね!
はたして2人の愛はどんな結末を迎えるのか?
教授の大ピンチには手に汗握りました!
一度は完成したモンタージュが教授そっくりでしたね!
パトカーに侵入し、事前に調べていた情報でニコライを脅すなど、教授が大胆な作戦で危機を回避するさまに釘付けになりました!
また、ベルリンやデンバーらが仲間同士で銃を向け合うシーンにもヒヤヒヤ!
ただよう緊迫感が画面越しに伝わってきました!
ついにモニカの生存を知ったベルリンの一挙手一投足に緊張しましたが、何とか解決に至ったようでひと安心!
そんなベルリンに関して衝撃の事実が判明!
まさか不治の病に冒されていたとは...。
命が残り少ないなか、強盗計画に参加したベルリンの狙いは一体?
教授もモニカの生存を知ることに!
そして強盗団は”バレンシア作戦”を決行!
警察に発砲音を聞かせ、人質たちに叫ばせました!
警察は人質の安否確認を要求しましたが、教授の狙いどおりの様子!
”バレンシア作戦”の目的が気になります!
強盗団は団結力を取り戻せるのか?
また、警察は教授の正体にたどり着くことができるのでしょうか!?
\シーズン1第10話はコチラ/
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【ペーパー・ハウス シーズン1】10話あらすじ・感想(ネタバレあり)
9話では、警察に売春あっせんなどの汚名を着せられたベルリンが、原因はデンバーにあると考え、処罰しようと動きました。 そんな中ベルリンはモニカの生存を知ることに。 仲間同士銃を向け合う一触即発の展開とな ...
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\シーズン1第8話はコチラ/
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【ペーパー・ハウス シーズン1】8話あらすじ・感想(ネタバレあり)
7話では、警察が強盗団の車を突き止め、捜索を開始しました。 一方、教授は指紋をふき取るため自ら廃品置き場へ向かい、一度はトラブルに見舞われるも、車内の指紋をふき取り逃げることに成功。 ラケルら警察は強 ...
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