手に負えない人生の重さで愛を拒否して生きる青年と、生まれつきの欠陥で愛を知らない人気童話作家の恋を描く韓国ドラマ『サイコだけど大丈夫』。
本ドラマはNetflixで配信がスタートすると、韓国だけでなく日本や東南アジアでも人気ランキング上位にランクイン!
南米やオセアニア地域でも人気を博し、いまや世界的な大ヒットを記録しています!
ファンタジックな要素や、男女がトラウマと向き合い変化していく過程に中毒になる人が続出中です!
主人公のガンテ役を演じるキム・スヒョンの除隊後初、5年ぶりのドラマ出演ということでも話題になりました。
そんな世界的に大ブームとなっている韓国ドラマ『サイコだけど大丈夫』はどんなドラマなんでしょうか?
1話ずつ紹介したいと思います!
目次
『サイコだけど大丈夫』1話あらすじ(ネタバレなし)
勤務する病院で、兄が大好きな作家コ・ムニョン(ソ・イェジ)に出会ったムン・ガンテ(キム・スヒョン)は、ムニョンの朗読会で起きた思わぬ事件により緊迫の事態に巻き込まれる。
引用元:Netflix
『サイコだけど大丈夫』1話あらすじ※ネタバレあり
1話の登場人物
- ムン・ガンテ(キム・スヒョン)
- コ・ムニョン(ソ・イェジ)
- ムン・サンテ(オ・ジョンセ)
- ナム・ジュリ(パク・ギュヨン)
- チョ・ジェス(カン・ギドゥン)
- イ・サンイン(キム・ジュホン)
- ユ・スンジェ(パク・チンジュ)
詳しいキャスト・相関図はこちら⇒【サイコだけど大丈夫】キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
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【サイコだけど大丈夫】キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
こんにちは、リズです。 韓国だけでなく日本や東南アジアでも人気の韓国ドラマ『サイコだけど大丈夫』。 韓国では「最高の癒しドラマ」と称賛され、幅広い年齢層の視聴者の心をくぎ付けにしました。 ここでは異色 ...
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プロローグ
ある童話から物語は始まります。
昔、深い森の城に美しい少女が住んでいました。
少女は周りの人々から”死の影をまとう怪物”と呼ばれていたため、皆に避けられました。
ある日、少女は意図せず一人の少年の命を救います。
それ以降、少女からは不思議と死の影が消え、代わりに少年がひたすら少女のあとをついて回りました。
しかし、その少年も少女の闇の部分を知った瞬間、去っていきました。
再び独りに戻った少女に、死の影が「誰も寄り付かないわ。なぜなら、あなたは怪物だから。そのことを忘れちゃダメよ。いいわね?」と言いました。
少女は「ええ。母さん」と返答するのでした。
ガンテとサンテ登場
発達障害のあるムン・サンテ(オ・ジョンセ)は職業学校に通っていました。
ある日、授業中に発作を起こして騒ぎを起こしてしまいます。
精神病院で保護士として働く弟ムン・ガンテ(キム・スヒョン)は学校から呼び出されます。
度々騒ぎを起こすサンテは退学させられてしまいました。
帰り道、ガンテは兄サンテに「気にすることないさ。もっといい学校を探すよ」と優しく慰めるのでした。
童話作家ムニョン
一方、童話作家のコ・ムニョン(ソ・イェジ)は一人レストランで食事をしていました。
するとそこへ彼女のファンだという親子が通りかかり、声をかけてきました。
ムニョンはサインを書いてあげます。
しかし、少女がムニョンのことを「童話に出てくるお姫様みたい」と褒めると、ムニョンの表情が変わりました。
そして、写真撮影の際、ムニョンは少女の耳元に「ママにこう言って。”ママ、私はね、美しい魔女になるわ”」と囁きます。
少女は泣きだし、ムニョンから離れ去っていきました。
そこへ出版社の代表イ・サンイン(キム・ジュホン)がムニョンを迎えに来ます。
ムニョンは気に入ったナイフを店から持ち出していきました。
その後、ムニョンとサンインらが車で移動していると、OK精神病院のナム・ジュリ(パク・ギュヨン)からサンインに電話がかかってきました。
ムニョンの父親コ・デファン(イ・オル)の手術の同意書のサインを求める電話でした。
ムニョンは父を故人扱いし、病院からの連絡を何度も無視し続けていたのです。
スピーカーホンにした携帯に、ムニョンはジュリに向かって「私にとっては故人よ。そんなに急いでるなら直接来れば?」と告げました。
ガンテとムニョンの出会い
ガンテが勤める病院に、ムニョンが朗読会をしにやって来ることになりました。
そのことをガンテから電話で聞かされたサンテは、ムニョンの熱烈なファンであったため、急いで家から出て病院へ向かおうとします。
しかし、ガンテが制止し、「会うのは一瞬だけど、サインならずっと残せる」と説得。
ムニョンからサインをもらってくることをサンテに約束しました。
一方、朗読会のため病院へやって来たムニョン。
禁煙エリアでたばこを吸っていると、ガンテがそばを通りかかります。
ガンテは、禁煙エリアでたばこを吸うムニョンを注意。
立ち上がったムニョンはガンテを見つめました。
風がなびき、桜が散ります。
ムニョンは「運命って信じる?運命が何さ。別に特別じゃない。必要な時に現れる人のことよ」と告げ、ガンテが持っていたカップにたばこを入れ、その場を後にするのでした。
ムニョンの朗読会が中断する
その後、ムニョンによる『悪夢を食べて育った少年』の朗読会が始まります。
しかし途中で、病棟の保護室から抜け出した男が乱入。
すると電気がつき、朗読会は突然中断となります。
会場のお客さんは避難するようアナウンスされました。
乱入してきた男は娘を見つけると、会場から連れ出します。
娘と無理心中を図って病院へ運び込まれた男は、娘と再び一緒に死のうとします。
そこへムニョンが登場。
ムニョンは「こんなクズを見たのは久々だわ。早く一人でくたばってください」と男に告げます。
逆上した男はムニョンを押し倒し、彼女の首を絞め始めました。
その時、ムニョンは子供の頃父親に首を絞められ殺されかけた記憶を思い出します。
そこへガンテが駆けつけ、ムニョンを助けます。
ガンテが男を鎮めようとしていると、ムニョンが男に向かってナイフを振り下ろしました。
しかしそれをガンテが素手で止めます。
ムニョンは、怪我したガンテの手をハンカチで巻いてあげました。
ガンテが辞職
保護室にいるべき患者が逃げ出し騒ぎを起こしたことで、入院患者の家族から病院に抗議が殺到。
管理課長は、ガンテが過去10年で15か所も病院を移っていることを指摘し、「うちは10か月目だから、そろそろ辞める頃だろ?」と告げ、ガンテに責任を取らせました。
ガンテは病院を辞めます。
帰りに、バイクに乗った友人ジェス(カン・ギドゥン)と会い、送ってもらいます。
帰り道、ガンテはムニョンのサインをもらうという兄と交わした約束をすっかり忘れていたことに気づきました。
するとジェスが手を貸し、ムニョンのサインを検索して模写。
帰宅し、兄サンテにサインを見せますが、すぐに偽物だとバレてしまいます。
ガンテは謝りますが、サンテは引きこもってしまいました。
その夜、サンテは蝶に襲われる悪夢を見ます。
「蝶が僕を殺しに来る!」と取り乱すサンテを見て、ガンテは引っ越しを決意しました。
ムニョンとジュリが再会する
一方、ムニョンがいるホテルに看護師ジュリが同意書を携えてやって来ます。
二人は知り合いで、ムニョンが転校して以来20年ぶりの再会でした。
ムニョンは「父は、魂は死んだのに肉体は生きてる。母は、肉体は死んだけど、魂はまだ生きてる。どっちが本当に生きてると思う?」とジュリに尋ねました。
ジュリは「お父さんは急がないと本当に危険なの」とムニョンに警告。
ムニョンは冗談を言いながら同意書にサインするのでした。
再び顔を合わせたガンテとムニョン
昨晩サンインからメールをもらったガンテ。
怪我に対する謝罪と、明日会社へ来てくれないかという内容のメールでした。
翌日、ガンテはサンインに会いに彼の出版社「サンサンイサン」を訪れます。
ガンテがサンインを待っていると、ムニョンがやって来ました。
ムニョンはガンテに声をかけます。
「あなたも他の人と同じね。手を切られた見舞金と口止め料でいくらもらうわけ?」と尋ねると、ガンテは「僕は違う。あなたにまた会いたいと思って。その目を確かめたかった。見覚えのある目つきだ」と答えました。
ムニョンが「誰かに似てる?」と問うと、ガンテは「人格が壊れた人。良心がない人。目に温かみのない女」と返答。
「その女、怖かった?」と尋ねるムニョンに、ガンテは幼い頃出会った少女を思い出し、「いいえ。彼女が好きだった」と答えました。
ガンテとムニョンはお互いの目をじっと見て、見つめ合うのでした。
『サイコだけど大丈夫』1話感想
1話目から作品の持つ幻想的でスリラーな世界観の虜になりました!
冒頭で語られた不気味な童話から一気に引き込まれました。
特に主人公の二人、ガンテとムニョンが醸し出すミステリアスな雰囲気が本ドラマに独特な魅力を与えていたように思いました!
二人に共通して印象に残ったのが目でした。
保護士として働くガンテはとても美しい目をしていましたが、どこか覇気が感じられないような目で、彼の過去が気になりました!
演じるキム・スヒョンの目元の演技に釘付けになりました。
一方、童話作家ムニョンも吸い込まれそうな大きな瞳をしていましたね!
綺麗ではありましたが、氷のような冷たさも感じました。
店からナイフを持ち出すなどの行動は、恐ろしすぎました...。
不気味に笑みを作るソ・イェジの演技には思わず身震いしてしまいました!
また、ガンテが1年未満で次々と病院を移っている原因でもある兄サンテの悪夢についてはとても気になりました。
サンテがたびたび見る”蝶に襲われる夢”とは一体何なのでしょうか。
これから明かされていくであろう過去に期待が高まります!
ムニョンと両親の関係についても闇がありそうでしたね。
ムニョンは母親について”肉体は死んだけど、魂はまだ生きてる”と表現しましたが、いったい何を意味するのか。
病気を患っている父親に関しては、幼い頃首を絞められた過去があるようです。
ムニョンと両親の関係についても今後注目です!
あと、看護師のジュリとムニョンの気まずそうな関係も引っかかりました。
子供の時に両者の間に何があったのか気になりますね!
最後は、ガンテがムニョンに対して、同じような目をした少女を見たことがあると言っていましたね!
さらにその子のことが好きだったと告白。
二人は子供の時に出会っていたのでしょうか。
ムニョンの童話との関係性も気になります!
まだまだ謎だらけな『サイコだけど大丈夫』。
これからどんな風にガンテとムニョンの運命が交錯していくのか予想もつきません!
\『サイコだけど大丈夫』2話あらすじ・感想はこちら/
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【サイコだけど大丈夫】2話あらすじ・感想(ネタバレあり)〜赤い靴のお嬢さん〜
1話では、精神病院で働く保護士のガンテと童話作家のムニョンが出会いました。 また、障害のあるガンテの兄サンテは、”蝶に襲われる悪夢”にたびたび苦しんでいました。 そして最後は、ガンテがムニョンの目に見 ...
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