14話では、ついにセロイがイソへの愛に気付きました。
同時に、セロイにとって必要な人間であろうとするイソの心の内も明らかとなりました。
しかし、イソはグンウォンに拉致されてしまいました。
そして、グンスを庇ってセロイが車にはねられ...という衝撃的なシーンで終わりました。
続きの15話では、セロイの命は助かるのでしょうか。
そして、イソに想いを告げることができるのでしょうか!
目次
『梨泰院(イテウォン)クラス』15話あらすじ(ネタバレなし)
イソ(キム・ダミ)の行方を捜すスングォン(リュ・ギョンス)は昔のボスのもとを訪ねる。スア(クォン・ナラ)から厳しい警告をうけたデヒ(ユ・ジェミョン)は、その後、電話口のグンウォン(アン・ボヒョン)から思わぬ言葉を聞く。
引用元:Netflix
『梨泰院(イテウォン)クラス』15話あらすじ※ネタバレあり
15話の登場人物
- パク・セロイ(パク・ソジュン)
- チョ・イソ(キム・ダミ)
- チャン・グンス(キム・ドンヒ)
- オ・スア(クォン・ナラ)
- チャン・デヒ(ユ・ジェミョン)
- チャン・グンウォン(アン・ボヒョン)
- カン・ミンジョン(キム・ヘウン)
- チェ・スングォン(リュ・ギョンス)
- マ・ヒョニ(イ・ジュヨン)
- イ・ホジン(イ・デビッド)
- キム・ヒフン(ウォン・ヒョンジュン)
- オ・ビョンホン(ユン・ギョンホ)
- オ・ヘウォン(チェ・ユリ)
- パク・ソンヨル(ソン・ヒョンジュ)
詳しいキャスト・相関図はこちら⇒『梨泰院(イテウォン)クラス』キャスト・登場人物・相関図の紹介
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【梨泰院(イテウォン)クラス】 キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
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セロイが病院へ搬送される
セロイ(パク・ソジュン)は車にはねられ、瀕死の状態に。
グンス(キム・ドンヒ)は取り乱しつつも携帯で救急車を呼びます。
しかし、グンウォン(アン・ボヒョン)らに襲われます。
襲われながらもグンスはスングォン(リュ・ギョンス)に連絡し、イソ(キム・ダミ)が拉致されセロイも怪我を負ったことを伝えます。
グンウォンに雇われていたのは、かつてセロイやスングォンと刑務所で同房だったヒフン(ウォン・ヒョンジュン)でした。
ヒフンは倒れたセロイを見下ろし、「分かってくれ。ビジネスなんだ」と呟くのでした。
グンスは携帯を壊され、イソと共に拉致されます。
まもなくセロイの元に警察と救急車が到着し、セロイは昏睡状態で病院に運び込まれました。
病院に駆け付けたスングォンとヒョニ(イ・ジュヨン)は取り乱します。
ミンジョン(キム・ヘウン)やビョンホン(ユン・ギョンホ)、スア(クォン・ナラ)らも病院へ駆けつけました。
スングォンはビョンホンを呼び、病院の防犯カメラの映像写真を見せると、そこには何者かがイソを連れ去る様子が写っていました。
スングォンはビョンホンにセロイを任せ、「心当たりがある。確かめる」と言い、一人どこかへ向かいます。
デヒ(ユ・ジェミョン)の耳にも、セロイが大怪我を負ったこと、グンスが音信不通であることが伝わりました。
グンウォンがイソとグンスを監禁
イソとグンスを拉致し、倉庫に監禁したグンウォン。
グンウォンはニュースを読み上げ、セロイが車にはねられ重篤な状態にあるこをと2人に教えます。
グンウォンは「4年間刑務所にいたのも誰かの音声ファイルのせいだ」とイソを睨みつけます。
それを聞いたグンスは「それは、兄さんを捨てた父さんのせいだろ?息子じゃなく長家(チャンガ)を選んだんだ!」と反論。
グンウォンは「俺の目的は長家(チャンガ)じゃない。パク・セロイだ」と告げるのでした。
スングォンが犯人を突き止める
スングォンは、ヒフンの事務所を訪れます。
病院でイソを拉致した犯人がかつて自分が仕えていたヤクザの手下であることを防犯カメラの映像を見て確信したスングォン。
事務所の前でわざと騒ぎを起こし、警察へ通報します。
かつて手下だった男に「前科者の男の言葉を誰が信じますか?」と言われたスングォンは、初めてセロイに会った日に彼から言われた言葉を思い出し、「自分の価値を自分で下げて安売りするバカ共め」と男に言い放ちました。
そして「警察は信じてくれる。この俺は」と言い、”IC本部長チェ・スングォン”と書かれた名刺を男に見せるのでした。
警察署で事情聴取を受けたスングォンは、かつての親分ヒフンと外で会います。
イソを拉致した犯人がヒフンの手下の中にいることを突き止めたスングォン。
スングォンは「昔の俺たちは、拉致などしませんでした。イソやグンスの身に何かあったら、親分はタダじゃ済みません」とヒフンに警告するのでした。
スアが退職願を出す
スングォンから書類を託されたスアは、翌日デヒを尋ねます。
スアは、イソとグンスの拉致、セロイの事故が全てグンウォンの仕業であるとデヒに告げました。
デヒは「いくらグンウォンが愚かでも、拉致や殺人をする度胸はない」と否定します。
しかしスアは「15年前のひき逃げ事件、そして4年前の会長の記者会見により、ありえる話になりました」と言い、スングォンから受け取った書類をデヒに渡しました。
そこには、イソとグンスを拉致した人物達の事務所前で撮られた防犯カメラの映像写真が入っており、グンウォンの姿が写っていました。
スアは「会長がそうさせたのです」とデヒに告げます。
デヒはこの状況を収拾しようと考えますが、スアは「こうやって、15年前の事故も収拾したんですね?」と問いました。
そして、スアはデヒに辞表を出します。
スアは「これが人生初の、私の望んだ道です」と告げ、デヒはスアの辞表を受理するのでした。
続けてスアは、株の借名取引や裏金、賄賂など長家(チャンガ)の不正に関する10年分のファイルを差し出し、「権力と恐怖だけで人を動かすには、限界があります。会長の仕事は、事件の隠蔽ではありません。事態が悪化しないよう阻止することです」と警告。
デヒは「今すぐ出ていけ」とスアに命令し、スアは退室していきました。
怒り心頭のデヒは叫びながら音声ファイルをテーブルに叩きつけるのでした。
脱出を試みるイソとグンス
倉庫に監禁されたイソとグンスは脱出を試みます。
自力で縄をほどいたイソ。
弱音を吐くグンスの縄をほどきながら「大見得を切って長家(チャンガ)に行ったくせに、形勢が不利になると汚いマネをして、結局このザマよ」とグンスに怒ります。
グンスは「僕はセロイさんになれない」と言いますが、イソは「なれるわ。自分の価値観で信念をもって生きるのは難しいと?あらゆる言い訳をして、楽になりたいだけよ」とグンスに厳しい言葉をかけるのでした。
セロイが夢の中で父と再会する
昏睡状態のセロイは、父パク・ソンヨル(ソン・ヒョンジュ)と再会する夢を見ていました。
二人で酒を酌み交わし、いい仲間ができたことなどをセロイはソンヨルに報告。
二人だけの時間を過ごします。
そして、橋の前までやって来ると、ソンヨルは「この橋を渡れば、二度と苦い夜が来ない所に、もうすぐで着く」とセロイに告げます。
「今まで、つらかっただろ?」と聞くソンヨル。
涙を浮かべながら「1日も、楽な日はなかった」と懸命に言葉を絞り出すセロイ。
「父さんが恋しかった。誰かを憎みながら生きること自体がつらかった」と本音を漏らし、ソンヨルを抱きしめます。
そして「生まれ変わっても、父さんの息子でいたい。大好きだよ」と告げ、体を離しました。
セロイは「父さん。どうか安らかに」と告げ、ソンヨルは「何て?」と聞き返します。
セロイはイソを思い出しながら「俺は行かない。デートがある。ごめん。この先はもう、苦い夜ばかりじゃないよ。俺を必要とする仲間がいて、彼らと過ごす明日がワクワクするし、待ち遠しい」と微笑み、
「父さんには、もう会えない。でも、その恋しさを胸に抱いて、生きていくよ」と宣言しました。
セロイのその言葉を受けて、ソンヨルは「そういうものだ、セロイ。それが人生なんだ。生きてさえいれば、全てが何てことない。本当だ」と告げます。
そして最後に「何て、誇らしい息子だ。これからも信念を、貫けよ。セロイ」とメッセージを送り、一人で橋の上を歩いていきました。
歩いていく父の後ろ姿をセロイは目に涙をたたえながら見送るのでした。
そして、セロイは現実の世界で目を覚まします。
スアが駆け寄り、体調を心配します。
夢の中での父との再会を思い出したセロイはひたすら泣き続けました。
グンウォンがデヒに電話する
グンウォンからデヒに電話がかかってきます。
イソとグンスを預かっていることをデヒに告白するグンウォン。
デヒは顔をしかめ「正気か?」と問います。
グンウォンは「俺は自慢の息子になりたかった。どこで間違ったのかな?セロイと出会った日?それともひき逃げをした日?」と目に涙を浮かべながら心の内を打ち明け、「肩をつけるよ。僕も、セロイも」と宣言。
そして、パジンのチャンガの廃倉庫にいると居場所を教え、「僕を止めたければ、あの時のように捨ててくれればいい」と告げて電話を切りました。
イソとグンスが倉庫から脱出
グンウォンが様子を見に倉庫に戻ると、不意を突いてグンスが木片でグンウォンに攻撃します。
倒れるグンウォン。
するとイソは「今なら、正当防衛にできる」と言い、今後もいつセロイを傷つけるか分からないグンウォンを殺そうとします。
グンスは「人を殺したらセロイさんが喜ぶか?」と引き止め、二人で逃走。
グンウォンは二人を追いかけます。
セロイの決意
病室を出たセロイ。
スアが引き止めますが「行かないと」とセロイは主張します。
「その体で何をする気?」と問うスア。
「イソが危なくなる。グンウォンの狙いは俺だ」とセロイは言いますが、「死にに行くようなものよ」とスアは反論します。
そしてセロイの手を握り「お願い。このとおりよ」と頼みます。
セロイは「前に聞かれたよな。イソが好きかと。好きだ」とスアに打ち明けました。
スアは握っていた手を離し、「バカね。あんた以外、みんな知ってた」と返します。
行こうとするセロイの腕を再び掴んだスアは、「それでもダメ。行かないで」と涙目で嘆願。
セロイは「死にに行くって?違う。生きるために行く」と力強く告げ、病院を出ていきました。
スアは泣き続けます。
セロイがデヒの前で土下座する
グンウォンから”父が居所を知ってる”というメッセージを受け取ったセロイは、スングォンと共にデヒの元へ向かいます。
二人はデヒの会長室に到着し、セロイはグンウォンの居場所をデヒに尋ねます。
しらを切るデヒに、話さないと警察へ通報すると脅すセロイ。
デヒは「これは全て君のせいだ」と告げ、「俺に、土下座できるか?」と問いました。
セロイは心の中で”不可能なことがある。死より上にあること。チャン会長への土下座も、その一つだ”と思い、過去2度土下座を要求されるも拒否したことを思い出します。
そして、”しかし、今この瞬間、何万回でもできる。とても、たやすいことだ”と心の中で思いながら、デヒの前でひざまづくのでした。
『梨泰院(イテウォン)クラス』15話感想
15話では、セロイが何とか無事に一命は取り留めました!
ひやひやしましたが、ひと安心ですね。
セロイが夢の中で父ソンヨルと再会し、二人で時間を過ごすシーンは終始涙が出そうでした!
特に、印象的だったのが橋のシーン。
二人の間に流れる時間がとても静かで、両者の言葉1つ1つが胸に染みました。
イソのために生きる決意をし、父ソンヨルに別れを告げるシーンはとても感動的でしたね!
一方で、グンウォンも父デヒに「自慢の息子でありたかった」と涙ながらに告白しました。
たとえ悪者であっても血の通った一人の人間なんだなと感じられましたね。
また、スングォンの成長にも感動しました!
セロイと出会った当初は「今さら勉強しても無意味」と人生を諦めていた男が、本部長という肩書を持つまでに成長し、セロイに言われた”自分の価値を自分で下げて安売りするバカ”という言葉を今回の話で相手に言い放つシーンはハイライトの1つでした!
一方的な暴力を受けながらも自らは無抵抗を貫くという姿勢にも、精神的な成熟を感じましたね。
長家(チャンガ)を辞める決意をしたスアの勇気もあっぱれでした!
これまではデヒの恐怖に抑え込まれていましたが、ついに自分の望みに従って正しいと思うことを行動に移した彼女の姿は光輝いていましたね。
そして最後は、これまで頑なに拒否し続けてきた土下座をセロイがデヒの前ですることとなりました。
イソを救うためなら何でもするセロイの姿からは、イソに対する計り知れない愛が伝わってきましたね!
さて、いよいよ次回は最終回。
イソとグンスは無事に脱出することができるのか。セロイはイソを救うことができるのでしょうか!
\『梨泰院(イテウォン)クラス』最終回16話あらすじ・感想はこちら/
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【梨泰院(イテウォン)クラス】最終回16話あらすじ・感想(ネタバレあり)
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【梨泰院(イテウォン)クラス】14話あらすじ・感想(ネタバレあり)
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