誰にとっても1年で最も特別な日、誕生日。
日本ではプレゼントを贈られ、ケーキを食べますよね!
一方、韓国には誕生日に「わかめスープ」を食べる文化があるそうです!
国によって文化や慣習が異なるのは面白い!
この機会に、韓国のわかめスープについて深く知りたくなりました!
という事で「韓国で誕生日に『わかめスープ』はなぜ?理由や具材・おすすめレシピを紹介!」と題して、韓国のわかめスープについてご紹介します!
目次
韓国で誕生日に『わかめスープ』はなぜ?理由を紹介!
まず、韓国で誕生日にわかめスープを食べる理由について紹介します!
韓国では、誕生日の朝に「わかめスープ」を食べる文化があることを知っていましたか?
これは、韓国の母親たちが子供を出産後、わかめスープを1か月間毎日食べることに由来しています。
理由は、体力回復のため!
わかめスープには体力回復を助けたり、母乳の出もよくしてくれるカルシウムやミネラル成分が豊富に含まれているんです!
そのため、誕生日にわかめスープを飲むことには、子供にとっては母親への感謝、母親にとっては子供を産んだときの喜びを思い出すという意味があるそうです!
韓国では誕生日の朝食はわかめスープで、夜はケーキでお祝いするそうです!
韓国の『わかめスープ』の具材は?定番を紹介!
続いて韓国のわかめスープの定番の具材について紹介します!
韓国では「ミヨックク」(미역국)と呼ばれるわかめスープ。
ミヨッククとは、韓国料理に使用されるスープ「グク」にわかめを入れた料理です。
わかめは、生もしくは乾燥わかめを使用します。
定番の具材は、牛肉!
牛肉はどの部位でもOKで、韓国では厚めのお肉をよく使うそうです。
また、牛肉に代えてアサリやムール貝といった魚介類が使われることも多いです。
ちなみに、ムール貝を用いたものは「ホンハプミヨックク」、アマダイを用いれば「オットムミヨックク」、ウニなら「ソンゲミヨクク」などのように、呼び名が変わる場合もあるそうです!
他の具材はねぎやニンニクなど。
調味料についてですが、しょうゆの一部をイワシの魚醤に代えてもいいそうです。
韓国の『わかめスープ』おすすめレシピを紹介!
続いて韓国のわかめスープのおすすめレシピを2つ紹介します!
本場 韓国 わかめスープ
材料(3~4人分)
- 乾燥わかめ※韓国産(一掴み)
- 牛肉(100g)
- ネギ※なくても可(適量)
- ダシダ(小さじ2)
- 醤油(大さじ1)
- 塩胡椒(少々)
- 味の素(少々)
- ごま油(大さじ1)
- にんにく※チューブでも可(一欠)
- 水(800㏄)
- 白ごま(少々)
- 粗挽き胡椒※お好みで(少々)
作り方
- 最初に、乾燥わかめを戻しておく。戻したわかめ、細切りにした牛肉、みじんにんにく(チューブ)、ごま油を鍋に入れて炒める。
- 牛肉に火が通り、パチパチしてごま油が絡むまで中火でじっくり炒めたら、お水を入れて煮込む。
- 沸騰したらダシダ、塩胡椒、醤油、味の素を入れて弱火から中火で煮込み、灰汁をとる。
- わかめがトロトロになったら仕上げにネギを入れて少し煮る。器に盛り付け、最後に白ごまを振りかけたら出来上がり!
引用元:cookpad
日本のわかめスープではわかめを煮込みませんが、韓国ではわかめを粘液状になるまで煮込むのがポイントだそうです。
最後に粗挽き胡椒を入れても美味しいとのこと!
トック入り ごま油香る韓国のわかめスープ
材料(2人分)
- 湯通し塩蔵わかめ(35~40g)
- トック(10個)
- ダシダ※牛肉味だしの素(小さじ2)
- ごま油(小さじ1)
- 水(500ml)
- にんにくみじん切り(1片)
- しょうゆ(小さじ1/2)
- 塩(2つまみ)
- 白ごま(適量)
作り方
- わかめを水で軽く戻し、水気を絞って適当な大きさに切る。
- トックを水に浸し、電子レンジ(600W)に1分かけて柔らかくする。
- にんにくをみじん切りにする。
- 鍋にごま油を入れて熱し、にんにくを香りが出るまで炒める。
- わかめを入れ、しんなりするまで炒める。
- 水、しょうゆ、ダシダ、トックを入れて10分ほど蓋を閉めて弱火で煮込む。
- 塩で味を調え、最後に白ごまを散らしたら出来上がり!
ダシダやトックは日本のスーパーでも手に入るとのこと。
ダシダで牛肉のいいだしが出ますが、牛肉入りで作ることも可能だそうです!
引用元:cookpad
今回紹介した以外にも美味しそうなレシピがクックパッドやクラシルなどのレシピサイトに豊富に投稿されているので、ぜひ調べて挑戦してみてください!
韓国で誕生日に『わかめスープ』のまとめ
今回は、「韓国で誕生日に『わかめスープ』はなぜ?理由や具材・おすすめレシピを紹介!」と題して、韓国のわかめスープについて紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか?
韓国には誕生日や出産後にわかめスープを食べる文化があったとは!
子供は母親に感謝するため、母親は子供を産んだときの喜びを思い出すためという意味がそれぞれ素敵ですね!
わかめスープは栄養価が優れているということで、毎日の食事に取り入れてみたくなりました!
入れる具材は牛肉が定番だそうですが、魚介類を入れてもいいそうで、自分好みの韓国風わかめスープを作ってみたいですね!
ムール貝を用いたわかめスープなら「ホンハプミヨックク」など、使用する具材によって呼び名が変わるのも面白い!