10話では、セロイはついにグンウォンを刑務所に入れることに成功しました。しかし、デヒ会長を解任させる作戦は失敗に終わり、ミンジョンも左遷されてしまいました。
最後は、セロイが父親の墓を訪れ...というシーンで終わりました。
続きの11話では、計画の続行を決めたセロイはどのようにデヒを追い込むつもりなのでしょうか。
また、セロイを敵だと認めたデヒはどんな攻撃を仕掛けてくるのでしょうか!
目次
『梨泰院(イテウォン)クラス』11話あらすじ(ネタバレなし)
マ・ヒョニ(イ・ジュヨン)がテレビ番組でみせた活躍により、タンバムに大きなチャンスが舞い込む。一方グンス(キム・ドンヒ)は、自分の夢をかなえるために動き出す決意をする。
引用元:Netflix
『梨泰院(イテウォン)クラス』11話あらすじ※ネタバレあり
11話の登場人物
- パク・セロイ(パク・ソジュン)
- チョ・イソ(キム・ダミ)
- チャン・グンス(キム・ドンヒ)
- オ・スア(クォン・ナラ)
- チャン・デヒ(ユ・ジェミョン)
- チャン・グンウォン(アン・ボヒョン)
- カン・ミンジョン(キム・ヘウン)
- チェ・スングォン(リュ・ギョンス)
- マ・ヒョニ(イ・ジュヨン)
- キム・トニー(クリス・ライアン)
- イ・ホジン(イ・デビッド)
詳しいキャスト・相関図はこちら⇒『梨泰院(イテウォン)クラス』キャスト・登場人物・相関図の紹介
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【梨泰院(イテウォン)クラス】 キャスト・登場人物・相関図(日本語)の紹介
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グンスがタンバムを辞め、長家(チャンガ)へ
以前長家(チャンガ)の圧力により出演が叶わなかった料理番組「最強の居酒屋」から再び出演を依頼されるタンバム。
そんな中グンス(キム・ドンヒ)は、タンバムを辞めることを皆に告げました。
セロイ(パク・ソジュン)とグンスは屋上に行き、二人で話します。
グンスは自分は愛人の子で、言われた通り欲を出さず、何も望まず生きてきたからこそ「社長の生き方は、刺激的だった」とセロイに言いました。
グンスは以前イソ(キム・ダミ)に言われた”私にどうしようもなく欲が出たら、長家(チャンガ)を継いで”という言葉を思い返しながら、「社長の生き方から僕も何か学んだようです。僕は変わるつもりです」とセロイに決意表明。
セロイはグンスの意思を尊重し、「頑張れ」と激励し、グンスの退職を了承するのでした。
タンバムを去ったグンスはデヒ(ユ・ジェミョン)の元を訪れます。
長家(チャンガ)の経営を学びたいと告げ、「いつか僕が継ぐべきでは?」とデヒに問います。
デヒはスア(クォン・ナラ)にグンスの教育を任せるでした。
タンバムを辞めた理由をスアが尋ねると、「手に入れたい物ができたんです」とグンスは答えました。
タンバムに投資の提案が舞い込む
海外での性転換手術のために休暇を取っていたヒョニ(イ・ジュヨン)がタンバムへ戻ってきます。
美しくなったと皆はヒョニを賞賛。
セロイが「最強の居酒屋」への出演を尋ねると、強い意気込みでヒョニは承諾しました。
そして、「最強の居酒屋」1回戦が行われます。
トニー(クリス・ライアン)の不手際で偶然誕生したカレー風味のイガイスープで勝負したヒョニは見事1位に輝きました。
一方、同じく番組に出演した長家(チャンガ)は2位という結果に終わります。
結果を知ったセロイたちが喜んでいる中、JMホールディングスの卜代表がタンバムにやって来ます。
「最強の居酒屋」を見てタンバムのフランチャイズ化に関心を抱き、投資の提案でセロイの元を訪ねたのでした。
番組放送の影響は大きく、タンバムのお客さんは増加し、投資の話も舞い込んできたタンバム。
セロイは「今がチャンスだな。タンバムをブランド化しよう」と意気込みます。
イソも同意し、インテリアやレシピ、従業員のガイドラインなどをまとめた資料を皆に見せます。
セロイは1店舗ずつ増やす意向を示すと、イソは動揺して理由を尋ねます。
セロイは「投資を受けて始めるのは時期尚早だ」と返答。
さらに理由を聞くイソに「一気に何店舗も出すより、1店舗ずつ丁寧に出す方が安全だ」とセロイは主張します。
イソは溜め息をつき、「それよりこの機会に投資を受けて複数店舗を管理するシステムを構築するんです」と反論し、「1店舗ずつ増やして、長家(チャンガ)に追いつけます?」とセロイに問うのでした。
グンスがタンバムとの違いを認識
デヒは、長家(チャンガ)が「最強の居酒屋」1回戦で2位になったことに言及。
番組を任せたスアを、期待しすぎたと責めます。
グンスは「これはトーナメント方式。1回戦は通過したし、今の順位は無意味です」と主張。
2位で満足の色を見せるグンスに「長家(チャンガ)とは何だ?」とデヒは問い、「外食業界の頂点だ。なのに、トーナメントの1回戦だから、2位でも十分だと?常に1位だから頂点と言える。その価値を下げたな」とグンスの甘さを指摘しました。
グンスが退出するとスアが待ち伏せており、グンスに「上司の前で会長に口出しするその自信は一体どこから?血縁?長家(チャンガ)はタンバムとは違う、徹底した縦社会よ。会長の息子だろうが、私のチームにマヌケは要らない。早く慣れて」と忠告するのでした。
セロイがトニーのために活動
セロイは、頼んでいたトニーのビザ発給の書類をホジン(イ・デビッド)から受け取り、行方不明となっているトニーの父親を捜すためのビラを各地に貼っていました。
セロイがタンバムへ戻ると、近所で金貸しをしている老女キムさん(キム・ミギョン)が来店していました。
セロイはビザ発給の書類をトニーに渡し、トニーは感謝します。
キムさんに出身地を聞かれ、「ギニア」とトニーが答えると、キムさんは何か思い当たることがある様子で「ギニア...」と呟きます。
そこへ警察がタンバムにやって来ます。
セロイが町中に貼ったビラは違法広告物であったため、警察はセロイに罰金を要求。
いつのまにか店を出ていたキムさんは、トニーの父親捜索用のビラを1枚手に取っており、ふらふらと通りを歩いていました。
セロイが投資を受けることを決意
タンバムの屋上で、イソとセロイが話していました。
イソは、投資を提案してきた卜社長が長くは待てないことをセロイに伝えると、セロイは「様子を見たい」と答えます。
イソは「トニーの父親捜しもおせっかいもいいけど、タイミングや優先順位も考えてください」と注意し、「社長の決定に従いますが、私を信じてください」と告げました。
セロイは「自信はあるか?」と問うと、イソは戸惑いながらも「はい」と返答。
その答えを聞いたセロイは「よし、ならやろう」と投資を受けることを決断します。
イソは動揺しつつ「いいですけど、突然なぜ?」と質問。
セロイは「信じてるから。お前は全然悪くない。バカな俺が悪い。すまない、悪者にして」とイソに言い、JMとのミーティング設定を指示するのでした。
投資家たちが次々とタンバムへ投資
JMの卜社長とのミーティングの日。
セロイはタンバムに投資を決めた理由を問うと、卜社長はセロイと長家(チャンガ)の因縁を知っており「業界1位の企業が敵とみなすタフなブランド。ゼロから始め、ここまで来た社長。有能で感覚的なマネージャー。投資する価値は十分だ」とタンバムへの投資理由を答えました。
セロイは「我々の価値はどれ程ですか?」と問い、「50億。50億ウォンなら十分です。我々が考える価値です」と自信をもって要求。
イソも卜社長もあっけに取られました。
こうして、JMのタンバムへの50億ウォンの投資が決まったのでした。
すると、JMがリード投資家となったことでフォロー投資家も次々に集まり、タンバムへの投資額は全体で100億ウォンを超える見通しとなりました。
本部ができ、ノウハウの提供やレシピの指導など、フランチャイズ化に向けて着々と準備が進んでいくのでした。
キムさんがトニーの祖母だと判明
キムさんが、金を貸している男と路上の坂道で遭遇。
男は練炭を持っており、自殺を考えていました。
キムさんは激怒し「子供を残して一人で楽になるつもりか!」と男を何度も叩きます。
すると、男が手を振り払った反動でキムさんは坂道を転げ落ちてしまいます。
そこへ丁度通りかかったタンバム一向が、倒れているキムさんとそばで慌てふためく男を発見。
タンバムの皆が急いで駆け寄り、病院へ連れていきます。
幸いにもキムさんは軽傷でした。
男はキムさんに謝罪し、「こんな親はいない方がいいと思って」と自殺を図ろうとした理由を話します。
するとトニーが「父親の存在の方が、ごはんより大きいです。父親がいないと、思い出して、恋しくなる」と声をかけました。
キムさんは男に金を渡し、練炭を購入。
男に、子供の待つ家へ帰るように言うのでした。
男が病院をあとにし、セロイはキムさんに家族への連絡を申し出ます。
するとキムさんは「昔は家族がいた。この母親の望み通りに生きた優しい息子。なのにギニア人の黒人の女と結婚したって言うんだ。私は反対した」と告白。
トニーとセロイは感づき、トニーは慌てて父親の写真が載っているビラをキムさんに見せます。
キムさんは涙を流し、トニーの父親キム・ドンギルがキムさんの息子だと判明するのでした。
イソが息子の居場所を尋ねると、交通事故ですでに亡くなっていることも明らかに。
トニーの手を取ったキムさんは、「ごめんよ、トニー」と謝罪。トニーは涙を浮かべました。
セロイとイソが帰り、トニーはキムさんのそばについていました。
「私が憎くない?」と問うキムさん。
トニーは「父さんはよく話してた。”貧しいことを感じずに育った。母親は我慢して自分に食べさせてくれた。親になってそのすごさが分かった”って」と伝えます。
そして「父さんは憎んでないよ。韓国に戻ったのも、お礼を言うためだったって。代わりに言うよ。おばあさん、ありがとう。本当に、ありがとう」とキムさんに感謝の気持ちを伝えるのでした。
長家(チャンガ)色に染まっていくグンス
「最強の居酒屋」の2回戦が始まり、タンバムは豆腐チゲ、長家(チャンガ)は納豆チゲで勝負。
結果は、2回戦もタンバムのヒョニが優勝します。
セロイたちは喜びを爆発させました。
長家(チャンガ)の負けを予想していたグンスは、終了後、料理を担当した部長に「準備中にサイン会をやってましたね」と部長の姿勢が怠惰であったと指摘。
「それでも2位だ」と言う部長に、グンスはデヒに言われたことを思い出し「長家(チャンガ)は、常に頂点だった。2位で満足するなら、長家(チャンガ)にいる資格がない」とデヒの言葉を伝えるのでした。
グンスとスアの元に、セロイとイソがやって来ます。
セロイは「店の飲み会をやるけど、来るか?」とスアとグンスを誘い、二人も参加することに。
イソがセロイに告白
合流したヒョニとスングォン(リュ・ギョンス)も含めて、皆で食事をします。
途中から真実ゲームが始まり、グンスは「俺が長家(チャンガ)を継げば、俺と付き合うって言ったよな?」とイソに質問。
イソは慌てながら「うん。でもあれは...」と言いかけたところでグンスが「質問終わり。確認だよ」とイソの話を止めます。
スングォンがセロイとスアの関係を質問すると、セロイは「ただ...俺は好きだ」と告白。
場に気まずい空気が流れます。
するとグンスがセロイに質問。
「一度でも、イソを女として見たことはありますか?」
セロイはイソをじっと見つめ、「ない。一度もないな。イソは妹でありパートナーだ」と淡々と答えました。
イソはうつむき、涙を流し始めます。
皆がイソの涙に気付くと、イソはトイレへ行くと言い離席。
ヒョニに促され、イソを追いかけにセロイも席を立ちます。
走っていくイソを捕まえ、セロイは「突然どうしたんだ?」と尋ねます。
意を決したイソは「愛してます。社長を愛してます。愛してる。愛してるの」と何度もセロイに愛を告白。
セロイは「俺は10歳も上だ。今は仕事が...」と言いかけると、イソが口をはさみ「仕事とか年の差とか、言い訳はずるいです。ただ一言だけでいい。私じゃ、絶対だめですか?」と質問します。
セロイはじっとイソを見つめ、「好きになるな」と警告。
セロイの答えを聞きショックを受けたイソは、後ろを向き走って去っていきました。
イソはこれまでのセロイとのことを思い出し、涙を流すのでした。
『梨泰院(イテウォン)クラス』11話感想
11話では、ついにイソがセロイに愛を告白しました!
しかし、セロイに簡単に振られ悲しかったですね...。
セロイが以前に言っていた”心はギブアンドテイクではない”という台詞が思い起こされました。
セロイは皆の前でスアが好きだと告白し、告白してくれたイソには「好きになるな」と警告しました。
今後イソに気持ちが傾くことはあるのでしょうか。
イソはセロイを諦めてしまうのでしょうか。
二人の恋の行方にはまだまだ目が離せませんね!
そして、驚いたことにグンスが長家(チャンガ)に入社しました!
イソの気持ちを手に入れようと、やっと望みのままに生きようと決意したグンス。
セロイに感化されて一歩踏み出したグンスですが、どこか悪役になりそうな危うい雰囲気も漂わせていますね...。
長家(チャンガ)での今後の彼の働きには要注目です!
また、トニーの祖母がセロイたちと面識のあるキムさんだったという事実にも驚かされました!
トニーの父親がすでに他界しているという事実もショッキングでしたが、トニーが「ありがとう」とキムさんに伝えるシーンはとても感動的でしたね!
ビザのことや父親捜しなど、外国人のトニーを手伝うセロイの人間的な魅力が今回も光っていました!
投資も次々と決まり、ICは確実にフランチャイズ化に向かって進んでいます。
このまま順調に事は進んでいくのでしょうか。
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【梨泰院(イテウォン)クラス】12話あらすじ・感想(ネタバレあり)
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