8話では、フロントマンの正体が行方不明だったジュノの兄ファン・イノであることが判明しました。
ジュノはイノに撃たれ、崖の下へと落下。
一方、ギフンとサンウは価値観の違いで対立し、敵対関係に。
前回のゲームで重傷を負っていたセビョクは、意識が朦朧としたところをサンウに殺害されてしまいました。
最後は、傷の手当てをするフロントマンの前に弟ジュノの幻影が現れ...というシーンで終わりました。
いよいよ最終話!
ギフンとサンウの一騎打ちとなるか?
最後に行われるゲームの内容は?
物語はどんな結末を迎えるのでしょうか!?
目次
『イカゲーム』9話(最終回)あらすじ(ネタバレなし)
9.運のいい日
ついに幕を開けた最終戦。参加者の1人は、自分が戦いの結末を決められるということに気づく。そしてついに、ゲームの黒幕の正体が明らかになり…。引用元:Netflix
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『イカゲーム』9話(最終回)あらすじ※ネタバレあり
最後のゲーム
セビョク(チョン・ホヨン)が脱落し、ついに残る生存者は456番ギフン(イ・ジョンジェ)と218番サンウ(パク・ヘス)の2人だけに。
第6ゲーム開始前にコイントスが行われ、ギフンが攻撃、サンウが守備に決定します。
2人が案内されたのは、第1ゲーム「だるまさんがころんだ」と同じ場所でした。
最後のゲームは「イカゲーム」と発表されます。
進行係より説明されたルールは3つ。
1つ目、攻撃側が絵の内側に入り、イカの頭を足で踏めば攻撃側の勝ち。
2つ目、内側に入ってきた攻撃側を外に押し出せば守備の勝ち。
3つ目、どちらか一方が死亡すれば、残った側が勝ち。
イカゲームは、むかし韓国の子供たちに楽しまれた、暴力も許される攻撃的な遊びでした...。
激闘の行方
VIPたちが観戦する中、最後のゲームがスタートします。
ギフンはこっそり握りしめた砂をサンウの顔面にかけ、彼が苦しむ間に中へ侵入。
すると雨が降り始めます。
サンウは、ゲーム中断を防ぐためにセビョクを殺したと告白。
怒りの表情でナイフを取り出したギフンは「お前は、あの金を持ってここを出られない」と告げ、本格的に2人の戦いが開始されます。
泥だらけになりながら、また傷だらけになりながら死闘を演じるギフンとサンウ。
サンウに馬乗りになったギフンは「みんな、お前が殺した。お前が殺したんだ!」と嘆きながらサンウを殴り続けます。
そしてサンウにとどめを刺そうとナイフを振りかぶりますが、突き立てた先はサンウの顔の横の地面でした。
立ち上がり、ゆっくりとゴールへ向かうギフン。
しかし歩みを止め、「嫌だ。おれはやめる」と呟くと、ゲームの中断を希望します。
勝利目前で賞金を諦めようとするギフンに、観戦していたVIPたちは困惑。
ギフンは「家に帰ろう」とサンウに手を差し伸べます。
しかし、サンウは「兄貴、ごめん...」と謝り、ナイフを自分の首に突き刺しました。
そして、泣き叫ぶギフンに「母さんを頼む...」と言い残し、絶命するのでした...。
解放されたギフン
目隠しをされ、リムジンに乗せられたギフン。
フロントマン(イ・ビョンホン)は「優勝おめでとう。凄いゲームでした」とギフンを賞賛します。
「なぜこんなマネをするんだ?」とギフンに聞かれると、「競馬ですよ。あなたたちは競馬場の馬なんです」と説明。
その後、車内に煙が。
ギフンは眠らされ、どこかの路上に置き去りにされました。
その後、銀行のATMから1万ウォンを引き出したギフン。
残高は”455億9999万ウォン”と表示されます。
帰宅し、母親を呼びますが、応答がなく。
探し回ると、部屋で冷たくなって息絶えている母親の姿があったのでした...。
ホストの正体
1年後。
髪やひげが伸び、浮浪者のような風貌になったギフン。
ある夜、河川敷で酒を飲んでいると、花売りの女性から声をかけられます。
1束買ってあげますが、花にはあの名刺が...。
裏には”12月24日 午後11時30分 スカイビル7階”と記載されていました。
差出人は”カンブ”と記され、ギフンは目を疑います。
指定された日時に指定の場所を訪れたギフン。
そこには、医療器具をつけてベッドに横たわる、死んだはずのオ・イルナム(オ・ヨンス)の姿が。
ギフンが「あなたは、誰なんですか?全てはあなたの仕業なんですか?なぜ俺を生かした!」と問い詰めると、イルナムは「私ともう1つだけゲームをしよう」と提案します。
0時までに、窓から見える路上に倒れ込んだホームレスがあの状態のままならイルナムの勝ち、誰かが助けに来たらギフンの勝ちというゲームでした。
怒りを露わにするギフンを「ゲームをしてくれたら質問に答える」となだめるイルナム。
自分は金貸しであると告白し、”オ・イルナム”は本名で、脳腫瘍があることも事実だという。
イルナムに「君はまだ人を信じるのか?あんな経験をしても?」と聞かれるギフン。
イルナムがギフンを呼んだ理由は、ギフンが賞金に全く手をつけておらず、以前のままだと聞いたからでした。
「なぜあんなマネを?」と再び尋ねるギフン。
イルナム曰く、顧客たちが”娯楽がもうなくなった”と口を揃えるようになったため、皆で集まってアイデアを出し合った結果、ゲームを思いついたという。
「楽しむために、やらせたのか?」と動揺が隠せないギフンに、イルナムは「私は誰にもゲームを強要した覚えはない。君だって自発的に戻ってきたではないか」と反論します。
そして、自身がゲームに参加した理由については「死ぬ前に、時間が経つのも忘れて友達と遊んだ子供のころの気持ちを、もう一度味わいたかった」と告白しました。
ギフンを助けたのは、一緒に遊んでいて楽しかったからだという。
息も絶え絶えに「あんなに楽しかったのは、本当に久しぶりだった」と告げるイルナム。
すると0時になる直前、ホームレスのもとに警察がやってきます。
しかし0時を告げる鐘と同時に、イルナムは絶命...。
ギフンは「あなたの負けだ」と告げ、その場を後にします。
その後、フロントマンが訪れ、イルナムの瞳を閉じるのでした。
終わりなきゲーム
ヘアサロンで散髪し、髪を赤色に染めたギフン。
その後、養護施設でセビョクの弟チョルを引き取り、サンウの母親に預けます。
サンウの母親は快諾しますが、ギフンが残していったスーツケースの中身を確認し驚愕。
そこには大量の札束が入っており、”サンウから借りたお金です”とのメモもありました。
その後、アメリカにいる娘ガヨンに会いに行くため、駅に到着したギフン。
歩きながらガヨンと電話で話していると、ホームで2人組の男がめんこをしている光景を目撃します。
片方は、以前ギフンにゲームの招待状を渡した男でした。
ギフンは急いで反対のホームへ向かいますが、謎の男は電車に乗って出発したところでした。
ギフンはめんこに挑んでいた男性から名刺を奪うと、「ダメだ!絶対に!」と警告。
その後、飛行機に搭乗しようとしたギフンですが、立ち止まり、名刺に記載された番号に電話します。
電話の相手から「ゲームへの参加をご希望ですか?」と聞かれ、名前と生年月日を伝えたギフン。
そして「よく聞け。俺は馬じゃない、人間だ。だから知りたい。お前らの正体と、そんなにも残虐な理由が」と宣言します。
すると電話の声がフロントマンに代わり「456番。バカなマネはよせ。飛行機に乗れ。それが自分のためだ」との警告が。
しかしギフンは電話を切ると、搭乗をやめて引き返すのでした...。
『イカゲーム』9話(最終回)感想
ついに完結!
ギフンとサンウの死闘には終始目が離せませんでした!
幼馴染の2人が子供のころよく遊んだ遊びで殺し合う様子は、とてもシュールかつ悲しかったです。
ギフンは勝者となり、目的だった賞金を手にしたにもかかわらず、そこに喜びが一切ないとは...。
また、解放されたものの、母親の孤独死という現実が待っていて残酷でした...。
一方、驚愕の事実が判明!
ゲームのホストの正体がまさか001番オ・イルナムだったとは!
思い返してみると、ゲームを笑顔で楽しんでいたり、ゲーム参加の理由が作中で描かれていなかったり、怪しい点がいくつもあったことに気付かされます。
ゲームの開催理由が金持ちたちの道楽にすぎなかったことは衝撃的...。
不条理な真相に戦慄が走りました!
最後は続編を匂わせるラストでしたね!
娘ガヨンとの再会を捨ててまでゲームへの再参加を決意したギフン。
果たして何をするつもりなのか?
現段階で続編の制作は未定のようですが、フロントマンが運営責任者になった経緯など、まだ明かされていない謎はあるので、期待したいですね!
続いてドラマ全体の感想を書いていきます!
まず、緑のジャージを着た大人たちが命がけで「型抜き」や「ビー玉遊び」などの子供の遊びをするという設定が独特で面白かった!
また、テンポがよくスピード感がありつつも「この先どうなる?」「次のゲームは?」と、続きの気になるストーリーが展開され、一気に夢中になりました!
さらに、「だるまさんがころんだ」では少女の巨大ロボットが鬼を務めたり、子供の遊具があるカラフルな部屋でゲームが行われたり、フロントマンがジャズを流しながらゲームを観戦したりなど、ギャップのある演出がたまらなく不気味で恐ろしかったです!
また、友情や裏切りなど、極限の状況下で繰り広げられる人間ドラマも本作の見どころの1つ!
壮絶なデスゲームを通して、欲望にかられた人間の本性があぶり出されていく様は醜くもあり、共感する部分もありました。
物語に入り込めた大きな理由はやはりキャスト陣の熱演!
少々情けないが人情に厚い主人公ソン・ギフン役を演じたイ・ジョンジェの、応援したくなるような親近感のある演技には引き込まれました!
チョ・サンウ役のパク・ヘスは、良心的な部分と残酷な一面を併せ持った役どころを好演!
特に、アリに暴力をふるおうとするシーンで見せた狂気の表情は圧巻でした!
カン・セビョク役を演じたチャン・ホヨンはセリフの少ない役でしたが、眼差しだけで感情を繊細に表現する演技力がすごかった!
とても本作が女優デビュー作だとは思えない!
他には、チャン・ドクス役のホ・ソンテやハン・ミニョ役のキム・ジュリョンらの演技にも魅了されました!
キャスト陣の熱演により、自分もゲームに参加しているようなリアリティを感じられました!
本作には多くの伏線や謎が巧妙に仕掛けられており、家族や友人と考察を語り合う楽しさがあるでしょう!
また、エンターテイメント性だけでなく、社会性も感じられるドラマです。
脱北者のセビョクや外国人労働者のアリなど、それぞれに事情を持ったキャラクターが多数登場し、考えさせられました。
Netflixで配信され、現在世界94か国で1位を記録している韓国ドラマ『イカゲーム』。
\イカゲーム第8話はコチラ/
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【イカゲーム】8話あらすじ・感想(ネタバレあり)〜フロントマン〜
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